人口2,700人の四国一小さな町に4,000人が来場! 『第2回まちなかおばけストリート』開催レポート
~全て手作り!町全体で作り上げたおばけの商店街~
高知県田野町では、2018年9月22日(土)に「第2回まちなかおばけストリート」を開催しました。「まちなかおばけストリート」は、昨年9月に突如出現したおばけの商店街で、2回目を迎える今回、県内外から集まったおばけの数は200人以上、来場者数は昨年の4倍以上にも上る4,398人が訪れました。田野町の人口はおよそ2,700人。四国一小さな町は、その人口を超えるほどの来場者でこれまでにない賑わいを見せました。
■「まちなかおばけストリート」とは?!
このイベントは、町おこしの一貫として田野町役場の職員らと町民がすべて手作りで昨年から始めたもので、前回に引き続き、商店街をおばけストリートと称し、県内外からの来場者をもてなしました。田野町の公認キャラクターでもあるタレントのユージも東京から駆けつけ、子供達へ絵本の読み聞かせを行ったり、自らおばけに扮して話題を誘いました。
前回との大きな違いは、縁日の出店規模の拡大やお化け屋敷など細やかな装飾のこだわり。また、豪華な賞品が当たる「おばけの宝探検ラリー」や、「おばけ盆踊り」など来場者を楽しませるためのアイデアが盛り沢山となりました。
盆踊りのクライマックスでは、おばけと参加者全員でマイケルジャクソンの「スリラー」を総踊り!上手い下手に関わらず、町が一丸となって盛り上がり、田野町にまた新しい秋の風物詩が加わりました。
プロの手作り看板
スタンプラリーに並ぶ来場者
おばけメイクのパン屋さん
ユージ絵本読み聞かせ
■全て手作り!予想をはるかに超える、大人でも恐い本格的なおばけストリート
県外からの参加者によると、何よりも、町全体と町民同士仲が良いことに驚かされると言います。商店街にある店舗や民家を装飾し、灯や音楽で本格的なおどろおどろしいおばけ屋敷へと変身させる際にも、道に置く行灯の電源はご近所の民家から貸してもらったり、足りない道具は町民同士で補い合ったり、助け合う姿が其処彼処で見られました。役場の職員も町民も分け隔てなく協力し合い、一緒に作り上げているイベントなのだと現場にいるだけで伝わってきます。
今回は、高知市内にある高知理容美容専門学校の生徒らも参加し、手の込んだメイクで町民達がおばけに変身するのを手伝いました。本物さながら、そのクオリティの高さにも驚くほどで、妖怪にゾンビ、幽霊など、大人が見ても後ずさりしてしまうようなおばけもいれば、小さな可愛らしいおばけ達も登場。来場者を本気で驚かせようとするその演出に、泣きながら逃げ惑う子供達が印象的でした。
おばけメイクをする参加者
おばけの格好をする町民
おばけ屋敷
おばけに逃げ回る子供たち
■近隣の市町村を巻き込んだ地域活性化へと発展中!
今回のイベントには、企業や学校からの協賛だけでなく、同県内の安芸市や室戸市、安田町など近隣の地域をはじめ、高知市の桂浜水族館なども協力し、一地域だけではなく、近隣市町村が連携する新しいお祭りへと発展しています。新しいモデルケースにもなり得る四国一小さな町のおばけ祭り。今後の取り組みにも注目です。
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