いつものハンドソープの1プッシュが、新しい未来とつながる。I...

いつものハンドソープの1プッシュが、新しい未来とつながる。 IoT技術を活用したコミュニケーションサービス 『キレイキレイ“Push Connection(プッシュコネクション)”』の コンセプトモデル発表

 ライオン株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長・濱 逸夫 以下、ライオン)と株式会社博報堂アイ・スタジオ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長・平林 誠一 以下、博報堂アイ・スタジオ)は、ライオンが販売する『キレイキレイ』ハンドソープのボトルに装着してポンプのプッシュ回数と時刻を計測しデータ化することで、つめかえ時期のお知らせや家族のコミュニケーションの提供につながるIoTデバイス“Push Connection(プッシュコネクション)”を共同開発しました。札幌市で開催される「No Maps 2018」にて、2018年10月12日(金)から10月14日(日)までコンセプトモデルを出展します。


キレイキレイ“Push Connection”<装着イメージ>


1. 開発の背景

 『キレイキレイ』は、ハンドソープや消毒剤などの製品を通じて、日常生活における家族の清潔・健康づくりを応援しているブランドです。共働き世帯の増加とともに、働く親にとって子どもの体調不良は大きな悩みになっています。また、多忙で子どもとのコミュニケーションが十分に取れていないと感じたりしたときに、自分自身や家族に対して罪悪感をもっていることもわかりました(2017年当社調べ)。

 博報堂アイ・スタジオは、CX(カスタマーエクスペリエンス)デザイン部を設け、データを基点とした生活者の行動特性に対する深い知見と、デジタルならではの体験づくりのノウハウを有しています。

 両社が生活者の日々の衛生行動や家族のコミュニケーションの一助となる新たなサービスの提供の検討を進める中で、今回の共同開発に至りました。



2. 『キレイキレイ“Push Connection”』について

 Push Connectionは、『キレイキレイ薬用泡ハンドソープ』のボトルに装着するIoTデバイスおよび提供するサービスの総称です。ポンプのプッシュ回数、プッシュ時刻を計測してデータ化し、専用アプリと連動させることで、以下二つのサービスの提供を検討しています。

URL: https://kireikirei.lion.co.jp/nomaps


(1) Delivery:ボトルの残量をプッシュ回数で計測し、ぴったりのタイミングで届く自動配送サービス

 装着したIoTデバイスがプッシュ回数から自動でハンドソープの残量を計測し、残量がある一定量まで少なくなると、自動的につめかえ用のハンドソープが発注され、商品が届きます。買い忘れや、定期購入の場合に起こりがちな「届く前に足りなくなってしまう/早く届いて余ってしまう」などの、ちょっとしたストレスを減らすことができます。


キレイキレイ“Push Connection”<装着イメージ>


(2) Call:ワンプッシュで家族とのコミュニケーションを促す遠隔通知サービス

 IoTデバイスを取り付けたハンドソープを1プッシュして、「ただいま」などのメッセージを吹きこむと、自動で家族のスマートフォンに録音された音声メッセージが届きます。手洗い時の1プッシュで家族間のコミュニケーションを促します。



3. No Maps 2018出展について

 共同開発した「キレイキレイ“Push Connection”」をNo Maps 2018で展示し、コンセプトモデルを用いた実証実験を行います。

◎期間:2018年10月12日(金)~10月14日(日)

◎場所:札幌駅前通地下歩行空間 特設会場 北一条イベントスペース

◎内容:ライオンのブース内で、「キレイキレイ“Push Connection”」の

    コンセプトモデルを装着したキレイキレイハンドソープを設置し、

    サービスの疑似体験を提供します。


■No Mapsとは

 新しい価値・文化・新しい社会の姿を提案するテクノロジーやコンテンツ、サービス、そしてそれらを生み出す人たちが、札幌・北海道という開拓の大地に集い、交わり、刺激し合い、さらなるビジネスを生み出していくための場とするビジネス・コンベンションです。

URL: https://no-maps.jp/



4. 今後の予定

 実証実験を通じてコンセプトモデルの改良を行い、多忙な働く親の心にゆとりをもたらすサービスを開発してまいります。



■博報堂アイ・スタジオについて

 博報堂アイ・スタジオは、オウンドメディアを中心に、データを起点としたマルチタッチポイントでの顧客体験(CX)設計とUIデザイン、企画制作、テック活用、システム開発、PDCAマネジメント運用までをクロスボーダーで提供することで、クライアント企業の「ブランド創造」と「顧客創造」に貢献するデジタルクリエイティブカンパニーです。

 また、蓄積したノウハウからイノベーションを吹き込み最適なクリエイティブを提供する研究開発と新たなビジネスを生む自社事業にも積極的に取り組んでいます。

URL: http://www.i-studio.co.jp/

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