自動運転EV向けクラウドIOTソリューションセンターを開設 Excelforeが日本でのOTAサポート体制を拡大
2018.10.25 10:30
スマートモビリティネットワークのソリューションを提供するExcelforeは、米国カリフォルニア州のフリーモントで現地時間2018年10月25日に、新たにカスタマーソリューションサポートオフィスを東京で開設すると発表しました。
これにより既存のエンジニアリング開発センターに加え、日本市場でのExcelforeの存在感を拡大・強化いたします。
Excelfore connected car Over The Air
新しいソリューションセンターはExcelforeの日本の顧客サポート機能を増強し、専門的なサポートを日本の自動車メーカー・サプライヤーへ迅速に提供します。日本は世界最大の自動車生産国のひとつであり、2017年には総計約970万台の乗用車と商用車を販売しています(※1)。
ExcelforeのCEOであるShrinath Acharyaは次のように述べています。
“我々は2012年より、東京にてエンジニアリングチームによるイーサネット車載LANの開発を行ってきました。新しい組織を設立する目的は、主要な自動車市場である日本において、既存または新たな顧客に対するサポート体制を強化することです。我々は日本を自動車技術イノベーションの重要拠点と認識しており、エキスパートによるローカルサポートへの投資をすることによって、スマートモビリティネットワークソリューションの強力なプレーヤーとして、日本での存在感と知名度を上げることを目指します。”
米国シリコンバレーに本社を置くExcelforeは、車載および車載・クラウド間のスマートモビリティネットワーク向けの革新的ミドルウェアソリューション、例えば、OTAアップデートの「eSync(TM)」システムを提供しています。
「eSync(TM)」システムはソフトウェアOTAアップデートはもちろんのこと、様々な車載電子機器のリアルタイム動作データを取集することにより、予測保守、トラブルシューティング、および全体的な車両状態の改善に貢献します。
リコールを伴うソフトウェアのアップグレードは、2016年にアメリカだけで$30億の経費を要しており、「eSync(TM)」システムはこれを大幅に低減する目的で作られています。
■Excelforeについて
Excelforeはシリコンバレーにあるクラウドプラットフォームとコネクティビティアプリケーションの革新的なプロバイダです。スマートモビリティネットワーク向けのミドルウェアソリューションを提供し、次世代のスマート自律型および学習車両、フリート管理および関連インフラストラクチャの構築に貢献します。製品群としては産業用イーサネットプロトコルスタック、車載用イーサネット用AVB TSN(time-sensitive networking)スタック、車載電子機器監視のための診断および機械学習の機能を備えたOTAプログラム更新クラウドソリューション「eSync(TM)」などがあります。
■Excelfore Japan株式会社について
商号 : Excelfore Japan株式会社
代表者 : 二宮 志朗
所在地 : 東京都世田谷区赤堤4丁目34番地14号
設立 : 2018年3月1日
事業内容: 1. 次世代のスマート型、自立型の車両および
移動ソリューションのための核心となる
接続ソフトウェア群の提供事業
2. 運転支援、診断、ソフトウェア・アップデート管理及び
高速学習に用いられる、即時対応かつ高帯域の
車載ネットワーク及び車両クラウド・インフラストラクチャ・
ネットワーク用の、ミドルウェア・フレームワークの提供事業
3. 前号に関する又は付随するすべての事業及び行為
資本金 : 300万円
URL : http://www.excelfore.com
※1 参照: http://www.oica.net/category/production-statistics/2017-statistics/
*「eSync」は商標であり、ExcelforeはExcelfore株式会社の登録商標です。
■本プレスリリースに関する一般の方からのお問い合わせ先
MAIL: japansales@excelfore.com
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