気鋭の社会学者・古市憲寿さんの 初小説『平成くん、さようなら』を 電子書籍で先行配信開始!
2018.10.30 10:30
文藝春秋電子書籍編集部は、11月9日に単行本として発売される古市憲寿さんの初めての小説作品『平成くん、さようなら』(文藝春秋)を、電子書籍コンテンツとして先行配信いたします。
2018年10月30日(火)より、各電子書店にて順次配信開始です。
古市憲寿さんは1985年生まれの気鋭の社会学者。2011年に刊行された『絶望の国の幸福な若者たち』で注目を集め、最近はテレビのコメンテーターとしても見かける機会が増えました。
そんな古市さんが手がけた初めての小説作品が『平成くん、さようなら』です。平成という時代と、現代を生き、死ぬことの意味を問い直す意欲作となりました。是非、この機会にご注目ください。
■古市憲寿さんコメント■
このたび、初めての小説『平成くん、さようなら』を発売することになりました。平成元年生まれの主人公「平成くん」が、平成の終わりと共に死を考えるという話です。舞台は2018年から2019年にかけての日本。ほとんどが「この日本」と同じですが、唯一の違いは安楽死が合法化されていること。
小説の中には、「落合陽一」から「ウーマナイザー」まで、固有名をたくさんいれました。平成が終わる現代日本をリアルに感じて欲しかったからです。できれば、今すぐにでも読んで欲しいと思っています。平成が終わってからでは、きっと意味合いが変わってしまう作品だからです。それくらい「現代」を詰め込みました。
少しでも早く読んで欲しくて、電子版を先行発売することにしました。電子版は10月30日、書籍版は11月9日の発売予定です。
■著者プロフィール■
古市憲寿(ふるいち・のりとし)
1985年東京都生まれ。社会学者。若者の生態を的確に描出し、クールに擁護した著書『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社) などで注目される。「今後の経済財政動向等についての集中点検会合」委員、内閣府「クールジャパン推進会議」メンバーなどを務める。日本学術振興会「育志賞」受賞。他の著書に『だから日本はズレている』(新潮新書)、『保育園義務教育化』(小学館) などがある。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。
■書誌情報■
書名:平成くん、さようなら
著者:古市憲寿
販売価格:1,200円(税込、電子版の価格は電子書店によって異なる場合があります)
主要販売電子書店: Kindleストア、楽天Kobo、iBooks、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto他、電子書籍を販売している主要書店
詳細URL: https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1639092300000000000M
配信日:10月30日(電子書籍先行配信)
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