工学院大学、災害時に通信等を担う車両を 『防災WEEK2018』11/13~21西新宿で展示
“新宿ならでは防災”を体験するイベント
2018.11.06 10:00
工学院大学(学長:佐藤 光史、所在地:東京都新宿区/八王子市)は、『防災WEEK2018』を11月13日から新宿キャンパスなどで開催し、体験型イベントや講演会を行います。大学の建築学部と情報学部の専門性を生かした「エリア防災」研究の取り組みの一つとして、新宿駅周辺防災対策協議会の中心となる新宿区が掲げる“新宿ならでは防災”を広く周知し、災害時の新宿駅周辺での混乱を防ぐことを目的としています。
“新宿ならでは防災”ポスター
【本件のポイント】
●11月13日から工学院大学新宿キャンパスとその周辺で行われる「防災WEEK2018」に災害時に通信と発電を担う車両(D-ZEV)を出展。“新宿ならでは”の体験型イベントが充実。
●工学院大学は、「エリア防災」を支える技術としてD-ZEVを開発。イベントで電源供給のための社会実験を実施。
●エリア防災の取り組みが文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」に採択(2016年)を機に加速、地域連携防災訓練や災害時の支援機器開発を行っている。
【本件の概要】
『新宿ならでは防災』ポスター
新宿駅西口地域にキャンパスを構える工学院大学は、災害時には西口現地本部となり、新宿区災害対策本部と連携して、地域の混乱防止と応急活動を支援する役割を担います。2011年東日本大震災時での新宿駅周辺地域が大量の帰宅困難者で混乱したことなど、様々な課題解決を「エリア防災」の視点から新宿駅周辺防災対策協議会を中心とした地域全体で取り組んでいます。
11月13日から始まる「防災WEEK2018」では、“新宿ならでは防災”とテーマを強く打ち出し、新宿駅周辺の事業者・勤務者・買い物などで訪れる方に対して、実際に災害が起きた際の混乱防止を目的に、体験型イベントや講習会、企画展示を開催します。体験型イベントでは、本学が開発した自立移動式ゼロエネルギーユニット(D-ZEV)を展示し、発災直後に通信と電力が途絶えた際にも情報発信できる仕組みを紹介します。この車両による電源供給の社会実験もイベント内で実施します。
これらの「エリア防災」の取り組みは、2016年の文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」採択を受けてさらに加速しており、大学の建築学部と情報学部の専門性を生かした実証実験や防災活動を支援するツール群の開発を行っています。
■「防災WEEK2018」の主なイベント
※他に防災訓練、災害トイレ体験もあり(詳細は別紙参照)
期間:2018年11月13日(火)~21日(水) ※入場無料、入退場自由、予約不要
会場:工学院大学(体験型イベント、講演会、企画展示)/新宿調理師専門学校、
新宿中央公園、新宿野村ビル(体験型イベント)
<イベント>
11月13日(火)
体験型イベント
「オープニングイベント -防災コミュニケーションツール-」 10:00-17:00
講演会
「事業所の地震対策」 気象庁、東京消防庁による講演2テーマ 14:00-16:00
11月16日(金)
体験型イベント
「“新宿ならでは”炊き出し」 新宿調理師専門学校玄関前 11:30-13:00
11月21日(水)
体験型イベント
「防災Cafe」 新宿野村ビル オープンスペース、1階ロビー 11:00-15:00
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