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読書好きのユーザー投票で本当に面白い本を決める 「第6回ブクログ大賞」 辻村深月さん、前野ウルド浩太郎さん、ほか7作品の受賞作決定!

読者投票で「本当におもしろい本」を決める客観的な読者賞が決定! 辻村深月さん、『かがみの孤城』で本屋大賞に続き8冠達成! 前野ウルド浩太郎さんがアフリカ・モーリタニアから喜びのコメント! NASAの技術者小野雅裕さんは受賞コメントにまさかの暗号文!?

2018.11.12 17:15

株式会社ブクログ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:鳥澤出)が運営する日本最大級のブックレビューサイト「ブクログ」は、読書好きのユーザーの投票で本当に面白い本を決める「第6回ブクログ大賞」の投票集計が完了し、大賞受賞作が決定いたしました。


今回、小説部門では人気アニメ作品の劇場版脚本を控える辻村深月さんが『かがみの孤城』で本屋大賞に続き8冠を達成し、マンガ部門では荒川弘さんが『アルスラーン戦記』で二度目のブクログ大賞受賞。ほか、エッセイ・ノンフィクション部門では「世界一受けたい授業」などで大きな反響があった「バッタ博士」前野ウルド浩太郎さんの『バッタを倒しにアフリカへ』が大賞を受賞しました。


第6回ブクログ大賞


■ブクログ大賞特設サイト https://booklog.jp/award/2018



「ブクログ大賞」は、インターネット上の一般読者の声を反映させることを目的に2010年3月に設立された小説、マンガ等の書籍賞です。本大賞では、「小説」「マンガ」「ビジネス書」「エッセイ・ノンフィクション」「人文・自然科学」「海外小説」の6部門のノミネート作品から一般投票により、それぞれ大賞1作品を決定したほか、全ジャンルの書籍から好きな作品を自由に投票できる「フリー投票部門」1作品の受賞作品を決定いたしました。以下が受賞作品です。



【ブクログ大賞受賞作品】(敬称略)

■小説部門

『かがみの孤城』 著者:辻村深月 (ポプラ社)

結果発表ページ: https://booklog.jp/award/2018/winner/book


■マンガ部門

『アルスラーン戦記』 漫画:荒川弘 原作:田中芳樹 (講談社)

結果発表ページ: https://booklog.jp/award/2018/winner/comic


■ビジネス書部門

『エンジニアリング組織論への招待~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング』 著者:広木大地 (技術評論社)

結果発表ページ: https://booklog.jp/award/2018/winner/business


■エッセイ・ノンフィクション部門

『バッタを倒しにアフリカへ』 著者:前野ウルド浩太郎 (光文社)

結果発表ページ: https://booklog.jp/award/2018/winner/essay


■人文・自然科学部門

『宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八』 著者:小野雅裕 (SBクリエイティブ)

結果発表ページ:https://booklog.jp/award/2018/winner/humanities


■海外小説部門

『13・67』 著者:陳浩基 訳:天野健太郎 (文藝春秋)

結果発表ページ: https://booklog.jp/award/2018/winner/overseas


■フリー部門

『ボクたちはみんな大人になれなかった』 著者:燃え殻 (新潮社)

結果発表ページ: https://booklog.jp/award/2018/winner/free



【受賞者コメント】

■小説部門

受賞者コメント:『かがみの孤城』 辻村深月さん

「『かがみの孤城』を書いている時にずっと思っていたのは、この話が誰かの「城」のような居場所になればいい、ということでした。

読んでくれた人ひとりひとりが、こころたちの「8人目」の仲間になってくれたら、こんなに嬉しいことはない、と。

受賞のお知らせを受けて、こんなに多くの人たちがこころたちの友達や仲間になってくれたのだと、とても、とても嬉しいです。

ブクログ大賞、心から、ありがとうございます!」


▼小説部門ノミネート作品一覧:

https://booklog.jp/award/2018/nominate/book


■マンガ部門

受賞者コメント:『アルスラーン戦記』 漫画:荒川弘さん、原作:田中芳樹さん

「※後日大賞特設サイト部門結果発表ページにて公開予定です。

→結果発表ページ: https://booklog.jp/award/2018/winner/comic


▼マンガ部門ノミネート作品一覧:

https://booklog.jp/award/2018/nominate/comic


■ビジネス書部門

受賞者コメント:『エンジニアリング組織論への招待~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング』 広木大地さん

「『エンジニアリング組織論への招待』がブクログ大賞を頂戴したとのことで、大変光栄に思います。

投票してくださった皆様、ご感想を寄せていただいた皆様にこの場を借りて感謝を申し上げます。

発売時に「控えめに言って名著です」などとうそぶいてみたものの、書いたあとには一体誰が読むんだろうかと不安に思っていました。

なにせこの本はソフトウェアをめぐる技術書のようであり、ビジネス書のようでもあり、読んでみると哲学書や社会学書なんじゃないかと思ってしまうような不思議な本です。

そんななかにおいて本書が「エンジニアリング」という言葉にひっぱられず、「ビジネス書」としてご評価いただいたことは、とてもありがたいことです。

仕事をめぐる不安やトラブルの正体がぼんやりと見えて、そして、それを取り除くための方法が新しい経営のあり方だと感じてもらえていたらうれしいです。

あらためて、ありがとうございました。」


▼ビジネス書部門ノミネート作品一覧:

https://booklog.jp/award/2018/nominate/business


■エッセイ・ノンフィクション部門

受賞者コメント:『バッタを倒しにアフリカへ』 前野ウルド浩太郎さん

「これまで多くのファンの方々がTwitterで「面白い」と評価してくださいました。今回ブクログさんの投票でも、顔を合わせたこともない画面の向こうの皆さんが「面白い」とポストしてくれているのを、モーリタニアでリアルタイムで見ていました。

だから皆さんの応援が今回大賞受賞という形になって、とても嬉しいです。

何よりファンの方々に恩返しができたことが、本当に嬉しいです。

本当にありがとうございました。」


▼エッセイ・ノンフィクション部門ノミネート作品一覧:

https://booklog.jp/award/2018/nominate/essay


■人文書部門

受賞者コメント:『宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八』 小野雅裕さん

「大賞特設サイト結果発表ページの画像の暗号文を最初に解読した方にプレゼントを差し上げます。応募方法は暗号文に書かれています。

→大賞特設サイト部門結果発表ページ: https://booklog.jp/award/2018/winner/humanities


▼人文書部門ノミネート作品一覧:

https://booklog.jp/award/2018/nominate/humanities


■海外小説部門

受賞者コメント:『13・67』 陳浩基さん

「投票してくれた皆さん、ありがとう!

今後も華文ミステリーの傑作が日本の読者に紹介されていくことを願いつつ、私も努力していきます!」


受賞者コメント:『13・67』 担当編集者 文藝春秋・荒俣勝利さん

「陳浩基さんの『13・67』にブクログ大賞をお贈りいただき、本当に有難うございます。

『13・67』は各篇に巧緻なプロットや趣向を凝らしたトリックが鏤められた本格ミステリー連作です。

同時に、香港という極めて特異な来歴を持った都市において、市民と権力のあいだで揺れる警察官たちのアイデンティティーを問い直す社会派ミステリーの側面も持ち合わせています。

今回、エンターテインメント小説から純文学まで幅広い候補作の中で皆様のご支持を集めることができた所以と思っております。

また本作のヒットが、これまで日本で知られていなかった華文ミステリー、華文エンタメ、華文小説が紹介される契機となってくれることを願ってやみません。」


▼海外小説部門ノミネート作品一覧:

https://booklog.jp/award/2018/nominate/overseas


■フリー投票部門

受賞者コメント:『ボクたちはみんな大人になれなかった』 燃え殻さん

「驚きました。注目していただいた皆さま、本当にありがとうございます。

この小説の連載はWebメディア『cakes』から始まりました。

そこからたくさんの皆さんとの出会いがあって、想像もしていなかったこのような素晴らしい場所まで、たどり着くことできました。

仕事が終わった午前2時過ぎのネットカフェで、この小説の1行目を打ち込み始めました。

あまり誇らしいことが起こらない人生を生きてきたのですが、あの時の暗闇の中に飛び込むような気持ちだった自分を、今は褒めてやりたいと思います。

この小説に光を当てて頂いたすべての皆さまに、心から感謝致します。」



【ブクログとは】

「ブクログ」は、スマホアプリやPC・スマートフォンで、書籍などの読書管理ができるブックレビューサイトです。実際の本棚のように使いやすいインターフェースが多くの読書家に好評をいただき、これまでにアイテム数7,612万超、レビュー数797万超、102万を超えるユーザーにご利用いただいています。(2018年11月時点)

※ブクログホームページ: https://booklog.co.jp



【「ブクログ大賞」選考基準】

「小説」「マンガ」「ビジネス書」「エッセイ・ノンフィクション」「人文・自然科学」「海外小説」部門は、2017年5月1日~2018年7月31日の15か月間に発売された書籍を対象に、ブクログユーザーの登録数・評価数をもとにノミネート作品を選出しました。(※「マンガ」部門は2017年5月1日~2018年7月31日の15か月間で発売された作品(9巻以下)が対象)「フリー投票部門」はジャンル・発売年月日を問わず、投票者が2017年5月1日~2018年7月31日の間に読まれた書籍を投票いただき、選出いたしました。

 各部門大賞は、ノミネート作への読者投票によって決まりました。ブクログ大賞公式サイトおよびTwitterとブクログの投票フォームのいずれかから、ノミネート作品への1人1票ずつの投票によって、各ジャンル票数最上位を対象選出いたしました。



【第6回ブクログ大賞 投票概要】

名称   : 第6回ブクログ大賞

投票期間 : 2018年10月1日(月)~22日(月)

投票方法 : ・Twitterにてハッシュタグ「#第6回ブクログ大賞」をつけて投票

       ・ブクログ大賞特設サイトから投票

発表   : 2018年11月12日(月)

特設サイト: https://booklog.jp/award/2018



【参考:第6回ブクログ大賞各部門写真】

『かがみの孤城』 著者:辻村深月 (ポプラ社)


『アルスラーン戦記』 漫画:荒川弘 原作:田中芳樹 (講談社)


『エンジニアリング組織論への招待~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング』 著者:広木大地 (技術評論社)


『バッタを倒しにアフリカへ』 著者:前野ウルド浩太郎 (光文社)


『宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八』 著者:小野雅裕 (SBクリエイティブ)


『13・67』 著者:陳浩基 訳:天野健太郎 (文藝春秋)


『ボクたちはみんな大人になれなかった』 著者:燃え殻 (新潮社)

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