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2010年APEC横浜にて、ワコー商事・国立感染症研究所感染症情報センターが 感染症対策のための症候群サーベイランスシステムを稼動

~10月18日からのCOP10愛知でも、サーベイランスを実施~

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2010年10月13日 09:30
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救急救助災害医療機器専門商社の株式会社ワコー商事(神奈川県藤沢市、代表取締役:長田 文夫)と国立感染症研究所感染症情報センターにより構築された、感染症を早期探知するシステム「ベストル119 for Web アラートシステム」を、消防機関の協力のもと 11月7日より開催される2010年APEC横浜にて稼動することが決定いたしました。


【背景】

いつ・どこで流行するか分からない新型インフルエンザ、バイオテロ、食中毒等の感染症症候群は、各国の首脳が集うAPECにおける“見えない脅威”となっています。
APECを安全に執り行うため、2008年G8北海道洞爺湖サミットでの稼働実績があり、2010年COP10愛知でも稼動することが決定している「ベストル119 for Web アラートシステム」を用い、感染症対策のための症候群サーベイランスを実施することが決定いたしました。


【「ベストル119 for Web アラートシステム」とは】

「ベストル119 for Web アラートシステム」は、国立感染症研究所感染症情報センターとの「救急統計情報処理システムを用いた自動的な救急搬送症候群サーベイランス」に関する共同研究の一環として構築された、消防管轄地域内の感染症流行探知を行う「感染症対策のための症候群サーベイランス」システムです。

1. 救急車搬送時の出動情報、症状を自動抽出・統計分析
救急車搬送時の出動情報が蓄積されている当社の救急情報処理システム「ベストル119 for Web」で過去24時間の症状に関するデータを自動的に抽出(個人情報は含みません)、1時間ごとに流行探知システムによる統計分析を行います。

2. 分析結果を元にアラート(警告)情報を表示
分析結果を元に「ベストル119 for Web」の画面にアラート(警告)情報を表示します。
解析された結果は、自動的に消防本部に情報還元され、また、関係機関も情報共有することができます。還元情報画面では、最新情報と、アラート(警告)履歴をグラフ化して表示することが可能です。

これらの機能により、感染症流行の早期探知が可能です。

今後発生する未知の感染症等に対しても、関連機関のネットワークにアラート(警告)情報を発信し、情報共有を行うことによって、早期に統括的な対応を促す効果が期待できます。


【会社概要】

社名  : 株式会社ワコー商事
代表者 : 代表取締役 長田 文夫
所在地 : 〒251-0871 神奈川県藤沢市善行7-3-5
資本金 : 10,000,000円
従業員数: 18人
URL   : http://www.wako-shoji.com/
事業内容:
救急医療・救助・特殊災害・一般医療資器材の輸入、販売、卸、開発
救急救助情報管理システムの開発、販売
医療用ベッド・看護・病棟・介護備品の販売
毒劇物の販売

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