真空管アンプならではの表現力をあますところなく 再現したギターアンプの新シリーズが登場 ~独自の「Tube Logic」による本格的なアンプ設計。 4種類のパワーアンプから好みの特性を選択し理想の音色に~
ローランド株式会社は、ボス(BOSS)ブランドの新しいギターアンプ・シリーズとして、『Nextone Stage(ネクストーン・ステージ)』を2018年11月23日(金)に、『Nextone Artist(ネクストーン・アーティスト)』を12月15日(土)に発売します。
『Nextone Artist』演奏イメージ
『Nextone』は、ギタリストに人気のある真空管を採用したギターアンプの内部回路の複雑な振る舞いを、ボス/ローランド独自のアンプ設計手法である「Tube Logic」によって真空管を使わずに再現。音の温かみや抜けの良さ、音量を上げたときに得られる音の艶や音圧感など、真空管アンプならではの表現力をこだわりの「クラスAB方式(※)」アナログ回路設計によって実現しています。
真空管を搭載したアンプを使用するギタリストは、「クリーン・トーン」と呼ばれる澄んだ音色や、「クランチ・サウンド」と呼ばれる心地よく歪(ひず)んだ音色を好んで使用します。音色を特徴づける大きな要素は、真空管を中心に設計されたパワーアンプ回路の動作特性によるもので、ギタリストは理想の音を求めてさまざまな設計のギターアンプを試しています。しかしながら、搭載しているパワーアンプのタイプによってそれぞれ異なる魅力があり、ギターアンプを選ぶのに悩むケースも多く見られます。
異なるタイプのパワーアンプの音色を得るには複数のギターアンプを用意する必要がありましたが、「Tube Logic」によって進化した『Nextone』は、世界的に人気のある真空管ギターアンプに採用されている代表的な4種類のパワーアンプの特性を備え、好みのタイプを選んですぐに演奏することができます。「クリーン」、「リード」の2チャンネルを装備し、それぞれ別のタイプのパワーアンプを選ぶことも可能。真空管ギターアンプに相性の良いリバーブやディレイ/トレモロのエフェクトも本体に内蔵しています。さらに、パソコン用エディターソフト「Nextone Editor」を使えば、プレイスタイルや好みに合わせて緻密に調整し、絶妙な弾き心地を得ることができます。
ラインアップは、40W出力の『Nextone Stage』と80W出力の『Nextone Artist』の2モデル。いずれもダイナミックなアンプ回路の動作を余すところなく再生するために専用設計した12インチ(30cm)・スピーカーを搭載しています。また、『Nextone』のサウンドを外部のスピーカーに出力するスピーカー・アウト端子も装備しています。
4タイプのパワーアンプの特性や弾き心地を1台で味わえる『Nextone』は、理想のギターサウンドを求める本格志向のギタリストにおすすめのギターアンプです。
※「クラスAB」方式:多くの真空管アンプで採用されている方式で、ギター信号への反応に優れ、忠実に再現する出力の小さな「クラスA」方式と、迫力ある大きな出力が可能な「クラスB」方式の両方の利点が取り入れられています。
■『Nextone Stage』商品概要
ブランド :ボス(BOSS)
品名/品番:ギターアンプ 『Nextone Stage』
価格 :オープン価格
発売日 :2018年11月23日(金)
初年度販売予定台数(国内/海外計):5,000台
●外形寸法:492(幅)×248(奥行き)×427(高さ)mm
●質量 :13.4kg
●出力 :40W
■『Nextone Artist』商品概要
ブランド :ボス(BOSS)
品名/品番:ギターアンプ 『Nextone Artist』
価格 :オープン価格
発売日 :2018年12月15日(土)
初年度販売予定台数(国内/海外計):3,000台
●外形寸法:572(幅)×248(奥行き)×475(高さ)mm
●質量 :16.2kg
●出力 :80W
製品プロモーション動画: https://youtu.be/8-epcZwRQWw
●こんな方にオススメ
・真空管回路を搭載したギターアンプならではのサウンドや弾き心地を好む本格志向のギタリスト
●ここがポイント
・人気ギターアンプに採用されている4タイプのパワーアンプの特性を搭載。こだわりの「クラスAB」方式アンプ設計
・演奏者の好みに合わせてアンプの動作を専用エディターでカスタマイズ。理想のギターアンプに調整することが可能
●真空管ギターアンプの特性や振る舞いを再現する「Tube Logic」
真空管ギターアンプに使われている真空管や電源回路、トランスなど、一つ一つのパーツの働きだけでなく、キャビネットやスピーカーも含め、相互に作用し合って起こる複雑な振る舞いまでも徹底的に分析し再現するボス/ローランド独自のアンプ設計手法が「Tube Logic」です。真空管アンプならではの、音の温かみや抜けの良さ、ピッキングに対するレスポンスや自然なコンプレッション感、ボリュームを上げたときの独特の艶と音圧感などを、真空管を使わずに実現。真空管を使用しないことで、それまで悩みの種だったメンテナンスの手間やトラブルが大幅に軽減され、いつでも安定した、ベストなアンプ・サウンドを楽しめます。
●人気の真空管ギターアンプに採用されている4タイプのパワーアンプから好みの特性を選べる
『Nextone』は、以下の4種類のパワーアンプの特性を再現。すぐに選んで弾くことができます。
「6V6」 :歯切れ良い音が特長で小音量でも心地よい歪みが得られる、主にアメリカ製小型真空管アンプに採用されているパワーアンプ
「6L6」 :豊かな中音域が特長で、主にアメリカ製大型アンプや高出力タイプのアンプに搭載されているパワーアンプ
「EL84」:豊かな倍音を持ち、クリアな音から深くマイルドな歪みまで幅広い音色が特長。1950~60年代に登場したイギリス製小型アンプなどに採用されているパワーアンプ
「EL34」:主にイギリス製大型アンプに採用されているパワーアンプ。温かみのある骨太な音色でロック・ギタリストに人気
●理想のアンプ・サウンドへユーザー自身でカスタマイズ可能
パソコン用の専用エディター「Nextone Editor」(Windows/Mac用)を使って、『Nextone』に搭載している4種類のパワーアンプの特性をベースに、信号入力に対するレスポンスや、イコライザーの効き方などを細かく調整することが可能。実際のギターアンプでは、熟練したエンジニアによって行われる作業を、演奏者が自身の好みに合わせて簡単にカスタマイズできます。
「パワーアンプ・セレクト」つまみ
●小音量でも最良の真空管アンプの音色、デジタル・レコーディングにも対応
真空管アンプは、パワーアンプ部をフルに稼働させることで最良の音質を得ることができますが、同時に音量も上がるために、演奏環境によってはベストな状態で演奏ができない場合があります。『Nextone』は、小音量でもパワーアンプ部をフル稼働させた時の音色を得られる「パワー・コントロール機能」を搭載しているので、スタジオや自宅など、演奏場所に合わせて最適な音量と最良の音質で演奏することができます。また、『Nextone』のサウンドを、外部のスピーカーに接続して出力するためのスピーカー・アウト端子も搭載。複数のスピーカーを備えたスピーカー・キャビネットに接続して、さらに迫力あるサウンドを楽しめます。
さらに、『Nextone』のサウンドをUSBケーブルで接続したパソコンへオーディオ信号を送信できるので、DAW(※)などを使ったレコーディングにも活躍します。
※Digital Audio Workstationの略称で、パソコンなどで使う音楽制作用ソフトウェアのこと。
「パワー・コントロール」つまみ
スピーカー・アウト端子
■製品写真
『Nextone Artist』(左)と『Nextone Stage』
『Nextone Artist』
『Nextone Stage』
スピーカー・アウト端子
『Nextone Artist』コントロール・パネル
(『Nextone Stage』もパネル・デザインは同じ)
『Nextone Artist』リア・パネル
(『Nextone Stage』もパネル・デザインは同じ)
『Nextone Artist』演奏イメージ
※ 製品画像は、ニュースリリース・ページ https://www.roland.com/jp/news/0815/ よりダウンロードいただけます。
※ 製品の詳細につきましては、ボス・ホームページにてご確認ください。
Nextone Artist: https://www.boss.info/jp/products/nextone_artist/
Nextone Stage : https://www.boss.info/jp/products/nextone_stage/
※ 文中記載の会社名および製品名などは、各社の登録商標または商標です。
※ このニュースリリースに掲載されている製品情報や発売時期などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
【製品に関するお客様のお問い合わせ先】
ローランド株式会社
お客様相談センター:050-3101-2555
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