2018年度 日本経営品質賞 3組織に受賞決定 経営革新を実現する人材育成 ~自律社員が誇りを持つ仕組みづくりで生産性向上~
公益財団法人日本生産性本部が設立した日本経営品質賞委員会(委員長:福川伸次 評議員/一般財団法人地球産業文化研究所 顧問・東洋大学 理事長)は、顧客視点から経営を見直し、経営革新を進めるモデルとしてふさわしい組織を表彰する「日本経営品質賞」の2018年度受賞組織を発表しました。受賞3組織はいずれも、課題を独自の人材の育成で打開する革新を実現し、成果をあげています。
日本経営品質賞は、付加価値生産性向上のため、社員能力および提供する顧客価値の強化を重視する組織能力を表彰する制度で、1996年より年一回選出しています。特に、本賞活用による改善は、産業界の課題である生産性向上を実現するための最適な方法論と位置づけ、主に生産性の「分子(=付加価値)」改善に結びつけることに注力しています。2018年度は過去最高の17組織から申請があり、最上位賞の「日本経営品質賞」3組織のほか、「経営革新推進賞」5組織、「経営革新奨励賞」2組織をあわせ、10組織が受賞しました。
表彰セレモニーは2019年2月14日(木)、受賞組織等が革新活動の報告を行う「顧客価値経営フォーラム」は2019年2月14日(木)・15日(金)および3月8日(金)東京・霞ケ関のイイノホールほかで開催いたします(案内は別途実施予定)。
<日本経営品質賞>
■スーパー・コート株式会社 介護事業本部【大企業部門】
介護事業/大阪府大阪市
代表取締役 山本健策 氏
表彰理由
●理想人材像の独自設定と育成による好業績達成
●対話による方針共感度向上
●グローバル人材確保の独自プロセス
●グループ力で高品質サービス
●民間企業ならではのサービス開発
●長期的顧客対応視点に基づく取組み
■株式会社九州タブチ【中小企業部門】
給水装置製造/鹿児島県霧島市
代表取締役社長 鶴ケ野未央 氏
表彰理由
●現場改善投資計画立案で人材育成
●危機を契機に独自革新活動を創造
●業務と作業環境の同時改善
●親会社と一体化した価値づくり
●社会的価値の創出
●女性目線からの製品企画
●労災事故の未然防止
■トヨタ部品茨城共販株式会社【中小企業部門】
車両部品販売/茨城県茨城町
代表取締役社長 駒月純 氏
表彰理由
●独自の人づくりシステム「改善マン」
●「改善マン」による「お役立ち活動」の浸透
●グループトップクラスの成果(営業・供給・品質・生産性)
●顧客価値転換で価格競争の脱却
●販売店を巻き込んだ地域貢献
<受賞企業一覧 表彰理由詳細/各企業コメント>
https://www.atpress.ne.jp/releases/171717/att_171717_1.pdf
<日本経営品質賞について>
プレスリリース添付資料
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