博報堂アイ・スタジオ、 B2C向けサービス「TREK TRACK」を活用し、 スノーリゾートの業務運営課題の解決支援をするB2B向け新サービス 「TREK TRACK BI(Business Intelligence)」を開発 ~北海道のリゾート施設にて12月11日(火)より提供開始~
2018.12.03 13:00
株式会社博報堂アイ・スタジオ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平林 誠一、以下 博報堂アイ・スタジオ)は、B2C向けの安心・安全提供サービス「TREK TRACK」を活用し、データ可視化・分析によりスノーリゾート施設の業務運営課題の解決支援をするB2Bサービス「TREK TRACK BI(Business Intelligence)」を開発し、北海道のニセコHANAZONOリゾート及び、キロロリゾート内“キロロマウンテンクラブ”にて12月11日(火)より提供を開始いたします。
近年、インバウンドの増加に伴い、特に北海道エリアではオーストラリア人を中心にバックカントリースキー(以下、BC)を楽しむ旅行者や現地移住者も増え、多様化するスノーリゾートへのニーズへの対応やサービス品質の維持向上、また顧客のエンゲージメントを強固にするためのコミュニケーションの活性化が求められています。
博報堂アイ・スタジオでは、2017年から電波の通じにくいアウトドア環境でも位置情報を収集・可視化できるサービス「TREK TRACK」を推進し、冬のBCエリアを対象としたサービスの提供など、スノーリゾートにおける課題解決に向けた応用研究・開発を進めてまいりました。この度、提供を開始したソリューションは「TREK TRACK」の行動データをスキースクールやスキー場の安全管理などに活用できる機能をはじめ、コミュニケーションを活性化するライブ配信など業務運営における様々な課題をテクノロジーで解決支援することを目的としています。
■TREK TRACK BI 概要
1. ライブ配信によるデジタルコミュニケーションの活性化
TREK TRACKが持つビジュアル性の高い3D MAPとGoProを組み合わせたライブ配信によりその空間・場所にいる人しか体験できない「コト」を発信することでPRやマーケティング活動とリンクした強い“ファン”を作ることができます。企業が既に持っているSNSを使うことで導入時から広くリーチができるだけでなく、SNSを土台とすることで情報の拡散を容易にし、潜在顧客の活性化や新規顧客の獲得など、顧客とのエンゲージメントを強固にする効果が期待できます。
概要(1)
2. マーケティング分析活用
TREK TRACKの機能「Geofence Maker」ではスキー場内などの任意の範囲に仮想のフェンスを設定することで任意の場所を出入りする個別データの収集(高解像度位置情報データ)を可能にします。設定したフェンス内に入ったデータはリアルタイムで管理者に通知されるだけでなく、多角的なデータの分析・解析を行うことができ
るため、BCなどの多様化したニーズへの安全対策や業務改善だけではなく、顧客導線の検討などのマーケティングにも活用いただけます。
3. スキースクール安全管理体制の整備・運用活用
山岳遭難対策として活用してきた「TREK TRACK」の位置情報可視化技術を応用し、スキースクールに参加するインバウンドを含めたファミリー層への安心・安全な運営支援を実現。収集データを活用したオペレーションの最適化と見守りによるホスピタリティ向上でサービスの差別化を実現します。ニセコHANAZONOリゾートでは、「The Hanazono Shield by TREK TRACK」としてスキースクールに導入。スクールに参加するお子様がデバイスを携帯することで安心・安全なスキースクールの運用管理体制の構築を支援いたします。
「TREK TRACK BI」は、スノーリゾート施設だけではなく、ゴルフ場やアウトドア施設等の業務運営のイノベーションに取り組む企業を対象としています。昨今では、インバウンドや日本人の多様化するニーズにより、業務運営の効率化・顧客サービス品質の維持向上のため、顧客との関係を正しく把握し強化することが重要になっています。
それらの課題を解決すべく、今後も、当社ではTREK TRACKの提供と応用研究、及びサービス開発を行うことで、様々なアウトドアリゾートへの顧客体験を最適化し、安心と安全なアウトドアレジャーの普及に貢献してまいります。
■ニセコHANAZONOリゾートについて
ニセコHANAZONOリゾートは、国内最大級のスノーリゾートであるニセコユナイテッドで、2番目に利用者の多いリゾートです。北海道西部にあるニセコアンヌプリ山の北東面に位置し、上質なパウダースノーやシーズンを通して継続するまとまった降雪は、世界中の情熱的なスキーヤー・スノーボーダーから絶賛されています。
スノーシーズン以外にも、蝦夷富士羊蹄山の雄姿を仰ぎながらのウォータースポーツ、ゴルフ、ハイキング、サイクリングなどのアウトドアアクティビティ、北海道の海の幸山の幸や温泉など旅を彩る楽しみが満載です。
<2018-2019 スノーシーズン>
営業期間:2018年12月1日 - 2019年3月31日
営業時間:8:30am - 4:00pm
※営業終了時間は、期間により約30分前後します。
※HANAZONOエリアのナイター営業はありません。
※気象条件などにより一時休止する場合がございます。
■キロロマウンテンクラブについて
KIRORO MOUNTAIN CLUBはスキー・スノーボードを通して“樹木を守り、雪を守り、自分自身を守る”をコンセプトに知識・技術・経験を身に付けリスク回避のために必要な情報を共有する目的で発足しました。自然の中で楽しむスポーツは個人の知識・技術・経験だけでは避けられない危険(リスク)があります。
KIRORO MOUNTAIN CLUB CONCEPT&KIRORO MOUNTAIN CLUB POLICYに賛同・同意する滑り手はキロロスノーワールド利用規約を尊重・厳守し、KIRORO MOUNTAIN CLUBは知識・技術・経験を身に付ける場所とリスクマネージメントに必要な情報を提供します。
<2018-2019 スノーシーズン>
営業期間:2018年11月23日 - 2019年5月6日
■「TREK TRACK」について
TREK TRACKは、IoTデバイスと、長距離無線技術であるLPWAを組み合わせることで、携帯電話が圏外になりやすい山岳地帯における利用者の位置情報を収集・可視化するサービスです。IoTデバイスを持った利用者の現在地や行動の軌跡を、本人はもちろん、家族やスキー場管理者などがPC、スマートフォン、タブレット上の3D地図で確認することができます。
■博報堂アイ・スタジオについて
博報堂アイ・スタジオは、オウンドメディアを中心に、データを起点としたマルチタッチポイントでの顧客体験(CX)設計とUIデザイン、企画制作、テック活用、システム開発、PDCAマネジメント運用までをクロスボーダーで提供することで、クライアント企業の「ブランド創造」と「顧客創造」に貢献するデジタルクリエイティブカンパニーです。
また、蓄積したノウハウからイノベーションを吹き込み最適なクリエイティブを提供する研究開発と新たなビジネスを生む自社事業にも積極的に取り組んでいます。
━━ 会社概要 ━━
【社名】 株式会社博報堂アイ・スタジオ
【所在地】 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目10番地1号
有楽町ビルヂング5階
【URL】 http://www.i-studio.co.jp/
【広報FB】 https://www.facebook.com/hakuhodoistudio.pr
【代表者】 代表取締役社長 平林 誠一
【設立年月】2000年6月
【資本金】 2億6,000万円
【事業内容】インタラクティブ・クリエイティブ業務、システム開発業務、CRM業務
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