コンセプトは「実験」。 現代版屋台村「とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO」、 石川県金沢市で12月13日にグランドオープン
2018.12.06 11:15
文化都市金沢構想株式会社(石川県金沢市)は、2018年12月13日(木)、金沢市の繁華街・片町に現代版屋台村「とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO」をオープンします。海老専門店や燻製バーをはじめ、イタリアンやおばんざいなど多彩な8店舗が出店する「とおりゃんせ」。屋台という場所が持つ親しみやすさの特性を活かして料理人とお客様、お客様同士の出会いを創出し、賑わいのドーナツ化現象に対して“食”の力で未来を切り拓いていきます。
多彩な食を楽しめる「とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO」
■コンセプトは「実験」。とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABOとは
現代版屋台村の舞台となるのは、利便性に富んだ立地でありながら空き物件となっていた、北陸有数の繁華街・金沢市片町の一角。そこには「屋台」という言葉から思い浮かべる赤提灯やビール箱はなく、無機質で現代的な建物、支払いはキャッシュレス決済を採用するなど、これまでにない新たな屋台村を展開します。また、イニシャルコストを最小限に抑えたビジネス設計や2年限定の入居期間というスタイルで、出店者が新業態や新規出店を“実験”しやすい環境を提供。あらゆる食を集め、食のトレンドや楽しみ方を発信し、金沢の中心部を「食文化の中心地」にする“実験”に取り組みます。
■「とおりゃんせ」の名称は参道が由来
「とおりゃんせ」のネーミングは、2015年まで金沢のパワースポットとして親しまれてきた「小橋(こばし)菅原神社」が位置していた由緒ある場所を再開発するにあたり、神社に隣接する飲食店ビルの通路(参道)を「とおりゃんせ通り」と呼んでいたという逸話から命名。“金沢らしさ”を随所に取り入れながら、同時に、既成概念にとらわれない店舗選定やメニュー立案を行うことで、まさに実験室(ラボラトリー)ならではの何が起こるかわからないワクワク感をお客様に提供します。
■出店店舗(50音順)
「とおりゃんせ」は8店舗でスタート。海老専門店や燻製バー、中華におばんざいなど多彩なラインナップです。
・「燻し屋 らむ」(いぶしや)
アナゴやサバ、煮卵などのスモーク料理とラム酒のお店。チップの種類や調理時の温度で変わる燻製の奥深さを味わえ、ラム酒の豊富なラインナップも楽しめます。
・「海老専門店 九代目 海老翔」(えびしょう)
新鮮なクルマエビをその場で日本酒に漬け込んでつくる「酔っ払い海老」が目玉。エビだけの刺身盛りや白海老のユッケなど、エビの魅力をとことん味わえます。豊富な日本酒も魅力。
・「季節のおばんざい 中にし」
「身体とふところに優しいお店」がコンセプト。冬至の時期にはかぼちゃ、節分の時期にはイワシなど、日本の季節を思い出させる家庭料理を提供します。薄茶や番茶に合うおはぎも。
・「Kanazawa ramen WAKA」(カナザワラーメン ワカ)
鶏ダシを使ったラーメンを提供します。生産量日本一を誇る金沢の金箔がスープに浮かんでおり、目にも鮮やかな一品です。
・「旬楽」(しゅんらく)
輪島直送の干物を金沢で味わえる炉端焼き店。岩もずくや甘エビの塩辛、ホタルイカの沖漬けなど石川の珍味のほか、ノドグロでだしをとったお茶漬けはシメにぴったり。
・「中国料理とシェリー酒 西華房」(さいかぼう)
餃子や炒飯などの定番メニューから、石川ならではの食材「堅豆腐」を用いた麻婆豆腐などの変わり種も。シェリー酒と中国料理のマッチングも楽しめます。
・「magazzino38 fatto a mano」(マガジーノ38 ファット・ア・マーノ)
食材が命のイタリアン。金沢特産のさつまいも「五郎島金時のニョッキ」など土地の恵みを活かしたメニューを日替わりで展開します。自家製パンやチーズ、ハムはワインとの相性抜群です。
「和ビストロ 久遠」(くおん)
醤油や塩麹、抹茶など和の素材を積極的に取り入れた「金沢フレンチ」を提供します。ブリや香箱ガニなど、石川ならではの食材もふんだんに登場。盛り付けの美しさにも注目です。
■企業概要
企業名 :文化都市金沢構想株式会社
設立 :平成30(2018)年5月
資本金 :2,800万円
代表取締役:中川 憲太郎
事業内容 :「とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO」の運営等
所在地 :石川県金沢市片町2丁目21番35号
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