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DDoS攻撃への迅速な対応を実現する 「自動緩和機能」の提供を開始

 NTTコミュニケーションズ(以下 NTT Com)は、国際インターネット接続サービス 「グローバルIPネットワーク」において、オプションサービスである「DDoSプロテクションサービス(以下 DPS)」のメニューを拡充し、従来の手動による「DDoS緩和」に加え、「DDoS自動緩和」を追加します。

 当該機能は、2018年12月3日より、「DPS」のメニュー「DPS Max」を契約いただいたお客さまに提供します。


1. 背景

 特定のネットワークやWebサービスに膨大なパケットを送りつける行為であるDDoS (Distributed Denial of Service、分散型サービス妨害)攻撃は、依然代表的なサイバー攻撃手法として、ネットワークやWebサービスに深刻な影響を与えています。

 NTT Comはこのたび、DDoS攻撃へのより迅速な対応を可能にするため、従来提供している各種対策に加え、「自動緩和機能」の提供を開始します。


2. 特長

(1) 異常検知と同時に、即座の防御が可能

 NTT Comの「DPS」は、DDoS攻撃からお客さまのサーバーやネットワーク機器を守るサービスです。従来提供してきた「ACL制御」(※1)、「DDoS緩和」、「DDoS検知」に加え、「DDoS自動緩和」を提供することで、強力なDDoS対策機能を、人手を介さず即座に発動させることが可能になります。


(2) きめ細かいカスタマイズに対応

 自動緩和の開始や終了の条件は、お客さまがあらかじめ設定することができます。また、手動による開始・終了と併用することも可能です。


(3) 高品質なオペレーション

 グローバルTier1(※2) IPバックボーンのセキュリティー運用専門チーム(Network Security Team)が「DPS」の運用を担うことで、高品質なオペレーションを提供しています。「DPS Max」をご利用のお客さまは、必要に応じて「Network Security Team」と直接コンタクトを取ることにより(※3)、さらに手厚いサポートを得ることが可能です。


3. 提供内容詳細

 「自動緩和機能」は、「DPS」のメニューのうち、「DPS Max」を契約いただいたお客さまにご利用いただけます。

<参考:「DPS」のメニューと提供機能>

■料金

料金については、個別見積もりとなります。NTT Com営業担当にご相談ください。


■提供エリア

グローバルIPネットワークのトランジットサービスに準じます。



※1: ACL制御とは、ACL(Access Control List)に基づいて、特定のIPアドレスからの通信について許可もしくは拒否を設定する機能です。

※2: インターネットの品質を上流のプロバイダに頼ることなく、自らをコントロールできる世界規模の広帯域IPバックボーンを保有するISPグループのことで、世界でも数社のみ。

※3: 英語による対応のみ


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