ソフトウェア産業の夜明け(知識産業への予感)、ビジネスショー特別講演会で紹介
2004.05.14 09:30
報道関係者各位
プレスリリース 2004年5月14日
ジェネクサス・ジャパン株式会社
ソフトウェア産業の夜明け(知識産業への予感)
近年様々な問題を抱えている日本のソフトウェア産業が、知識産業へ変貌する
夜明けの時を迎えている。大量のプログラマーを動員し、徹夜の開発作業さえ
常識だった業務ソフトウェア開発が大きく変化しようとしている。『業務の要
求分析を行うだけで、後は自動的にシステムを構築し保守できる世界』が実現
した。
5月13日のビジネスショー特別講演会で紹介された開発方法論(インクレメン
タル開発方法)とツール(ジェネクサス)は、1988年に南米ウルグアイで開発
され、既に、海外では中南米を中心に15年以上の実績を持つ自動化型ライフサ
イクルモデルの一種である。
この開発方法論とツールを使用すれば、業務の分析結果は自動的に知識ベース
として蓄えられる。この知識ベースは再利用が可能でパッケージ化も容易であ
り、各社独自の業務ノウハウを知識製品としてビジネス化することが可能とな
る。さらに、業務ソフトウェア開発における様々な問題が解決される。
例えば、
1.要求分析の工程からプロトタイピングを実現できるので、仕様の不確実さ
に依存する問題が減少し、ソフトウェアの品質が劇的に向上する。
2.システム開発の『分析・設計』と『プログラミングなどの実装』の分離が
実現され、複数の開発言語や稼働環境を自由に選択できる。
3.技術革新によりITの基盤技術が変化しても、現在の知識ベースを将来提供
されるジェネレータに通すだけで、新たな稼働環境用のシステムを手に入
れることができる。
4.開発期間中に開発要員の種類と人数が変化しないため、プロジェクト管理
を難しくしている問題の多くが解決する。
しかも、このツールを用いて開発すると、プログラマーが短期間でアナリスト
に成長すると言われ、プログラマーの35歳定年制説を打破可能である。
確かに、これまでの業務ソフトウェア開発の常識では信じ難い世界だが、この
考え方とツールの出現は日本のソフトウェア産業に劇的な変化を及ぼす可能性
を秘めている。
これまでの業務ソフトウェア開発では、第一次開発、仕様の積み残しを取り込
む第二次開発、そして、IT技術の変化による陳腐化に対応する再構築は常識で
あったが、今後はこの様な開発形態ではなくなる。
前述の通り、知識ベースは再利用可能なため、先ず、スコープ(例、販売管理)
を定めてソフトウェアを開発し、その実績データを基に順次スコープを拡大す
る(例、顧客管理)といった展開が可能となる。
これはソフトウェア開発費用の削減を意味するだけではなく、ソフトウェア開
発のアウトソース化が可能になることを意味する。決められたスコープの範囲
内であれば、追加の費用無しで仕様変更を自由に取り込める、という夢の様な
世界が実現する。
発売開始前の状態で期待ばかりが先行してしまうが、一度触ってみる価値はあ
りそうである。
<本件に関するお問い合わせ先>
ジェネクサス・ジャパン株式会社 担当:大脇文雄
TEL: 03-3453-1465 FAX: 03-3453-4033 E-MAIL: info@genexus.jp
URL: http://www.genexus.jp/
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