株式会社ベルシステム24（本社：東京都中央区、代表取締役　社長執行役員　柘植　一郎、以下：当社）は、多様な働き方を実現し、社員が安心して長期にわたり働くことができる職場環境の創出、活躍機会の提供を企図した、契約社員向けの新たな人事制度を導入します。この制度の開始により、契約社員が長期に亘り当社にて業務を行うことで業務習熟度の向上が実現され、業務効率が最大化されることも企図しています。

URL：https://www.bell24.co.jp/ja/whatsnew/release/2018/1205.html

　昨年導入した、継続雇用期間6ヶ月経過した契約社員が本人の希望により無期雇用化できる制度に続く、第二弾の新人事制度となります。現行の正社員登用制度に加え、契約社員と正社員の間に新しい職位「Grade11+」を設けました。これにより、現在は育児や介護などの諸事情により短時間勤務となる社員も、フルタイム勤務に復帰する将来を見据えたキャリアアップの機会を拡大するとともに、処遇面においては、賞与支給を開始しました。また、これまで正社員のみを対象としていた専門業務を担うスペシャリストのキャリアパスを、契約社員向けにも新設し、多様な社員の働き方を評価し、報奨するものです。

    当社の人事制度改定は、「やりがいをもって、楽しく、安心して、長く働ける、人に優しい職場（コミュニティー）の創出」をコンセプトに整備を進めており、今後も段階的に新たな制度の導入を進めていきます。  

■契約社員を対象とした「新人事制度」の概要

1.正社員登用前の職位として「Grade11+」を新設

従来の正社員登用候補職位（Grade11）の1段階上位となる「Grade11+」を新設しました。「Grade11+」では、正社員と同様の業績評価を受ける機会を設け、成果に応じて年2回の賞与を支給します。子育てなどの事情で短時間勤務を選択している方も対象となります。

（図）新設したGrade11+の図説  

2.スペシャリストコースを新設し、キャリアパスを複線化

多様なキャリア形成の支援を目的とし、従来のマネジメントコースに加えスペシャリストコースを新設しました。WEB作成・研修講師などの専門分野に加え、他社員の模範となる電話対応スペシャリストなど、実業務において高い専門能力を発揮している契約社員が自身に最適なキャリアパスを選択しキャリアアップが可能となります。

3.コミュニケーター評価制度の導入

担当業務への貢献度、チームワーク形成の大切さを理解し実践するといった勤務姿勢や勤怠状況を評価します。評価の結果に基づき、年に2回の「評価一時金」を支給します。

4.管理者評価制度の導入　

コミュニケーターからの質問などに対応する現場管理者の役割を担う方向けの評価制度です。担当のチーム内のメンバーに対する接し方や、業務遂行能力を評価するものです。

5.業績手当の支給

現場の管理者を対象に、全社の年間業績目標が達成された場合に業績手当を支給します。

6.契約社員の永年勤続表彰制度の導入

勤続20年、30年それぞれのタイミングで、報奨金を支給します。

　当社は、2017年5月23日に発表した中期経営計画の柱の一つである「人材マネジメントの高度化」を視野に、昨年度までに、一定の職務以上に就く有期雇用社員を正社員登用したほか、転勤のない地域限定社員制度の導入など、様々な働き方改革を推進してきました。政府の掲げる『「正規」「非正規」の不合理な処遇の是正』といった方針等に呼応し、今後、いわゆる正規・非正規の区別を縮小していきます。

今後も、多様な働き方と安定した雇用を実現する人事制度の整備を進めることで、全ての従業員が安心して長期にわたり働く事の出来る環境を創出していきます。

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