2018年総合イヤーエンド・チャート発表! 総合ソング・チャート1位は、4冠の米津玄師「Lemon」 総合アルバム・チャート1位は、安室奈美恵『Finally』が史上初の二連覇
2018.12.07 10:45
プロメテウスグローバルメディア社(本社所在地:ニューヨーク)のグループである「米国ビルボード」及び「ビルボードジャパン」(日本におけるBillboardブランドのマスターライセンスを保有する株式会社阪神コンテンツリンク)は、2018年イヤーエンド・チャート全9部門の受賞楽曲・アーティストを発表致します。
2018年の総合ソング・チャート【Billboard JAPAN HOT100】は、米津玄師「Lemon」が首位を獲得しました。【Billboard JAPAN HOT100】は、CDの売上枚数のみならず、ダウンロード、ストリーミング、YouTube再生数など7つのデータを合算しています。米津玄師「Lemon」は、その中でダウンロード、ルックアップ(PCでのCD読み取り回数)、Twitter、動画再生の4つのデータで首位を獲得。また、作詞、作曲、プロデュースを手掛けたDAOKO×米津玄師「打上花火」を含め、8曲が100位以内にチャートインするという、2018年の音楽シーンを牽引するアーティストとなりました。続く総合2位は、DA PUMP「U.S.A.」が獲得。SNSでの話題をきっかけに動画再生数を大きく伸ばし、ストリーミングとダウンロードでロングヒット。同楽曲を使用した動画の日本国内における再生数は、のべ1億8,000万回以上にのぼりました。
また、総合アルバム・チャート【Billboard JAPAN HOT ALBUMS】は、安室奈美恵のベスト・アルバム『Finally』が1位を獲得。2017年の年間チャートに続いて同一作品で2年連続の首位という、史上初の快挙を成し遂げました。また、米津玄師はアルバム・チャートでも躍進目覚ましく、2位の『BOOTLEG』をはじめ、これまで“米津玄師”名義で発表してきた全アルバムを100位以内に送り込んでいます。一方、3位には宇多田ヒカル『初恋』、4位にはサザンオールスターズ『海のOh, Yeah!! 』と、中堅~ベテランと呼べるアーティストの最新作もトップ5入りしました。
2018年は、ダウンロード、ストリーミング、動画再生などデジタル領域でヒットした結果、幅広い年代に波及し、CDの売上やルックアップ(CDの読み取り)を押し上げるというヒットのサイクルを、複数の楽曲で見ることができました。Billboardのチャートは「今」を切り取るランキングではなく、「過去」、「未来」、「今」を映し出すヒットチャートです。2018年12月5日発表分からは、さらに8つめの指標として、音楽トピックに対しビビッドに反応するカラオケデータの合算をスタート致しました。ヒット曲が世相を反映するのは昔も今も変わりません。2019年も、世の中の動向を反映したヒットチャートにご注目ください。
米津玄師 Billboard JAPAN HOT100 of the Year 2018 受賞記念インタビュー
― 「Lemon」が2018年の年間1位となりました。
米津:「Lemon」がここまで広く受け入れられる曲になるとは思いませんでした。ほんの一年前にこの曲を作っていたはずなのに、今では遠い昔のことみたいです。自分の手を離れて、想像もつかないような遠いところまで届くようなものになったことを、作曲者として光栄に思いつつも、どこか他人事のような気持ちでもいます
― 今年、最も印象に残った出来事はなんでしょうか。
米津:昨日の夕飯も定かではないくらい物覚えが悪いので、思い出せることは幾つもないのですが、今年はいろんな人と会えた年だったような気がします。子供の頃から尊敬している人や、刺激を受けてきた人とたくさん会うことができました。これも「Lemon」が広く行き渡ってくれたおかげだと思います。
― 普遍的な曲を作るために大切にしていることはありますか。
米津:曲や詞を作る以前の、日常生活での話になりますが、人の話を聞くことと、対岸にあるものを侮らないことです。
安室奈美恵 『Finally』スタッフコメント
安室奈美恵の25年間を踏襲した『Finally』という作品を、たくさんの方々にご支持頂いたこと、大変光栄に思います。これからも、安室奈美恵の作品が、皆さまの日々に寄り添い続けられることを心より願っております。(Dimension Point)
Billboard JAPAN HOT 100 of the Year 2018
<総合ソング・チャート年間1位>
全国推定売上枚数、ダウンロード回数、ラジオ放送回数、ルックアップ数、ツイート数、ストリーミング数、YouTubeおよびGYAO!の動画再生回数を合算した、米国でもBillboard音楽チャートの中心となる総合ソング・チャートの年間1位
楽曲:「Lemon」 アーティスト:米津玄師
Billboard JAPAN HOT ALBUMS of the Year 2018
<総合アルバム・チャート年間1位>
全国推定売上枚数、ダウンロード数、ルックアップ数の3つのデータを合算した、国内唯一の総合アルバム・チャート年間1位
タイトル:『Finally』 アーティスト:安室奈美恵
Billboard JAPAN HOT OVERSEAS of the Year 2018
<国内総合洋楽チャート年間1位>
7つのデータを合算するBillboard JAPAN Hot 100から洋楽曲を抽出した国内洋楽チャートの年間1位
楽曲:「シェイプ・オブ・ユー」 アーティスト:エド・シーラン
Billboard JAPAN HOT ANIMATION of the Year 2018
<総合アニメソング・チャート年間1位>
Billboard JAPAN Hot 100からアニメTV/映画のタイアップ楽曲と、アニメ声優による楽曲を抽出したアニメソング・チャートの年間1位
楽曲:「打上花火」 アーティスト:DAOKO × 米津玄師
Billboard JAPAN Top Singles Sales of the Year 2018
<シングル・セールス・チャート年間1位>
初回盤や限定盤、通常盤などの商品分類上別商品となる売上推定枚数をタイトルごとに合算したシングル・セールス・チャート年間1位
楽曲:「Teacher Teacher」 アーティスト:AKB48
Billboard JAPAN Top Albums Sales of the Year 2018
<アルバム・セールス・チャート年間1位>
初回盤や限定盤、通常盤などの商品分類上別商品となる売上推定枚数をタイトルごとに合算したアルバム・セールス・チャートの年間1位
タイトル:『Finally』 アーティスト:安室奈美恵
Billboard JAPAN Streaming Songs of the Year 2018
<ストリーミング・ソング・チャート年間1位>
ストリーミング数を集計した楽曲チャートの年間1位
楽曲:「打上花火」 アーティスト:DAOKO × 米津玄師
Billboard JAPAN Download Songs of the Year 2018
<ダウンロード・ソング・チャート年間1位>
ダウンロード数を集計した楽曲チャートの年間1位
楽曲:「Lemon」 アーティスト:米津玄師
Billboard JAPAN Download Albums of the Year 2018
<ダウンロード・アルバム・チャート年間1位>
ダウンロード数を集計したアルバム・チャートの年間1位
タイトル:『グレイテスト・ショーマン(オリジナル・サウンドトラック)』
アーティスト:(サウンドトラック)
◆ビルボードジャパンチャートとは?
米Billboardのメソッドに則り、CD、ストリーミング、ダウンロード、Twitter、動画再生数など8種類(2018年12月5日発表分よりカラオケを合算)のデータを集計、合算した総合音楽チャートです。多様化する音楽マーケットの動向をリアルに反映し、“今、本当に聴かれている音楽”が分かるチャートを発信しています。
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阪神コンテンツリンク https://hcl-c.com/
ビルボードジャパン http://www.billboard-japan.com/
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/6465_9a79de3c5d8df68391a4ac042b2f43edffd21771.pdf
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