2019年3月、観光特急『京とれいん』の2編成目となる 『京とれいん 雅洛(がらく)』を導入します
2018.12.07 18:45
阪急電鉄では、現在京都線で運行している観光特急『京とれいん』の2編成目となる『京とれいん 雅洛(がらく)』を2019年3月に導入します。
現行の観光特急『京とれいん』は、「お客様を京都までお運びする列車」ということから『京とれいん』と名づけ、「和モダン・京町家」をイメージした内装に仕立てて、2011年3月から梅田~河原町間で運行しています(土・日曜・祝日のみ)。
今回導入する『京とれいん 雅洛』は、現行の『京とれいん』のイメージを継承しつつ、「ご乗車されたときから京都気分」をコンセプトに、“京都”を五感で感じ取っていただけるデザインに7000系車両を改造しました。また『京とれいん 雅洛』は、ご乗車のたびに京都気分をお楽しみいただけるよう、6両編成の1両ごとに季節を定め、すべての車両が異なる外観や車内デザインとしています。
◆『京とれいん 雅洛』の概要
1.愛称・コンセプト
●愛称『京とれいん 雅洛』
●コンセプト「ご乗車されたときから京都気分」
現行の観光列車『京とれいん(※1)』のイメージを継承しつつ、「ご乗車されたときから京都気分」をコンセプトに、雅(みやび)な都へ向かう列車として“雅洛(※2)”という造語を名づけました。
(※1)『京とれいん』は、「お客様を京都までお運びする列車」ということから、「京都」と「とれいん」を掛け合わせて命名した列車の愛称です。
(※2)“洛”は、古く中国王朝時代の「都」のことであり、現在も都=京都を表わす字として使用されており、「“雅洛”=みやびな都」という意味になります。
2.列車構成
●6両編成(各車両とも片側2ドア)
●車両外観のテーマ
1両ごとに季節を定め、外観にはその季節にあった京都を感じさせる植物のデザインを施します。
●外観・車内イメージ(一部)
<外観>
左から、楓をテーマに京扇をデザインした外観イメージ(1号車 大阪方)、ドア横のデザインイメージ
<車内>
京都に向かう車内空間をよりお楽しみいただけるよう、日本を象徴する代表的な花である桜や日本の伝統文様である七宝紋等を用いて、各車両の内装に多種多様なデザインを施しました。
2号車と5号車には車内に「坪庭」を設置(イメージは2号車)
3号車と4号車には、西山の山並みを堪能できるよう、桜を描いた窓向き座席を設置(イメージは3号車)
全車両の中央部に京都の寺社建築で用いられる「円窓」を設けたほか、3号車と4号車には一人掛け座席もご用意(イメージは杜若(かきつばた)をあしらい夏の京都を感じることができる4号車)
3.運行について
2019年1月19日(土)初発より京都線のダイヤ改正を行います。
『京とれいん 雅洛』の運行開始は、2019年3月を予定しています。※決まり次第、お知らせします。
●列車種別と停車駅
※ダイヤ改正後から『京とれいん 雅洛』が運行を開始するまでの間は、快速特急として一般車両で運行します。
※『京とれいん 雅洛』および『京とれいん』は、車両検査時などの場合には、代替の一般車両で運行します。
※快速特急A『京とれいん』は、代替の一般車両で運行時においても十三では乗降できません。
●ご利用金額
普通運賃でご乗車いただけます(予約不要)。
例:梅田から河原町までご乗車の場合、運賃は片道・大人400円になります。
●『京とれいん』と『京とれいん 雅洛』の発車時刻表
4.前方映像配信サービスについて
『京とれいん 雅洛』では、お客様がお持ちのスマートフォンやパソコンで、走行中の列車の前方映像をリアルタイムで見ることができます。
●ご利用方法
[1]Wi-Fi設定画面の「Garaku_View_exclusive_use」を選択するか、Wi-Fi接続用QRコードを読み取ることで展望映像閲覧専用Wi-Fiに接続し、その上で展望映像閲覧ページにアクセスしてください。
[2]表示されるご利用案内をご確認いただき、「同意する」を選択してください。
[3]展望映像選択画面が表示されますので、進行方向の「号車ボタン」を選択してください。
[4]列車運行時に進行方向の展望映像が表示されます(進行方向と逆方向の号車の映像はご覧いただけません)。
※日本語、英語の2カ国語で表示されます。
【ご利用方法の流れ】※画面のデザイン等はイメージです。
5.その他
●『京とれいん 雅洛』では、訪日外国人のお客様向けにインバウンド施策を行います。
[1]車内無料Wi-Fiサービスを導入します。
(「HANKYU HANSHIN WELCOME Wi-Fi」・「HANKYU TRAIN FREE Wi-Fi」)
※京都線を走る9300系車両ならびに観光特急『京とれいん』では、すでに上記の車内無料Wi-Fiサービスを提供しています。
[2]現行の『京とれいん』と同様に、自動放送装置にて多言語(日本語、英語、韓国語、中国語)による案内放送を行います。
[3]日本語、英語、韓国語、中国語(繁体字・簡体字)による5種類の京都ガイドマップを各車両に設けたパンフレットラックにご用意します。
阪急電鉄株式会社 http://www.hankyu.co.jp/
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/6468_c5fbeb0f00360a63abd9f6c9ef51c96f7ae0b322.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1
この企業のプレスリリース MORE
阪急電車×familiarコラボレーショングッズを12月11日(水)から発売します~クマちゃんたちと阪急電車がデザインされた全8商品~
2024.11.13 16:00
「阪急電鉄カスタマーハラスメントに対する基本方針」を策定しました
2024.11.12 15:00
高砂熱学工業株式会社様より東京宝塚劇場に新しい緞帳『amoroso(アモローソ)』をご寄贈いただきました
2024.11.05 15:45