~災害時の電力融通も視野に~ ブロックチェーン技術を活用した 再生可能エネルギーの実証事業へ参加
2018.12.13 17:15
ミニストップ株式会社(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長:藤本明裕、以下:ミニストップ)は、2019年4月より、デジタルグリッド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:越村吉隆、以下:デジタルグリッド社)が環境省より受託した「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」に参加します。本実証事業への参加に先駆け、小売業として初めて、電力融通を行うデジタルグリッドコントローラ(以下:DGC)(※1)を埼玉県のミニストップ4店舗に設置しましたのでお知らせします。
本実証実験では、系統(電線)と切り離された地域を作ることにより、再生可能エネルギーの発電を最大限生かすことを目的としています。また同時に、再生可能エネルギーの有効活用による低炭素化を図るとともに、災害時の電力の自立運営を目指します。
本実証事業では、ブロックチェーンを用いた電力融通決済システム上にて、仮想的な電力融通取引を行います。
デジタルグリッド社およびイオンディライト株式会社とともに取り組む今回の実験には、埼玉県・浦和美園地区のイオンモール浦和美園や、スマートコミュニティ街区の戸建て住宅、さいたま市内のミニストップ5店舗(※2)が参加します。
ミニストップは、イオンの一員として「イオン脱炭素ビジョン2050」の実現に向けた取り組みを実施してまいります。
【実証実験期間】 2019年4月~2020年3月
※1:ミニストップに設置したDGCは、店舗の使用電力量を計測すると同時に使用電力量に影響する気温と気圧を計測するセンサーを備え、需要電力量の予測を行う機能を備えています。
※2:実験開始までにDGCを新たに1店舗に設置し、計5店舗が参加します。
【浦和美園地区、CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業の構成図】
【デジタルグリッド株式会社について】
デジタルグリッド株式会社は、情報と電力と金融を融合した、総合エネルギーサービス事業を目指す企業です。
ブロックチェーン技術を活用して電力を識別し、P2Pの電力取引プラットフォームの構築や、発電量計測システムの開発等を行っています。
【イオンディライト株式会社について】
イオンディライト株式会社は、お客さまの施設とその周辺環境の管理運営に関する最適なサービスを提供するファ シリティマネジメント事業を展開しています。環境価値創造企業として、施設への省エネソリューションやフロン管理代行サービスの提供など、事業を通じた環境負荷低減に積極的に取り組んでいます。
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