大和ネクスト銀行調べ お手本にしたいシニア 「吉永小百合さん」が5年連続で1位
~“2018年ランキングで見る”シニアライフに関する調査~
2018.12.17 15:30
大和証券グループ本社が100%出資する銀行で、「預金は、もっと、楽しくなれる。『えらべる預金』」を展開している株式会社大和ネクスト銀行(https://www.bank-daiwa.co.jp/)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 中村比呂志)は、シニア予備軍とシニアの“シニアライフに対する意識や実態”を探るため、2018年11月23日~11月27日の5日間、全国の50歳~79歳の男女を対象に、今年で5回目となるシニアライフに関する調査をインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
[調査結果]
■ シニアライフに対する意識 ■
◆「ハッピーなシニアライフ」を予想するシニア予備軍は54%
◆「ハッピーなシニアライフ」を実感するシニアは79%
全国のシニア予備軍(50~59歳)とシニア(60~79歳)の男女(全回答者、計1,000名)に、シニアライフの予想と実感を聞きました。
まず、シニア予備軍(336名)に、シニアライフ(60歳以降の生活)は、どのような生活になると思うか予想を聞いたところ、『ハッピーライフ』(「ハッピーライフに近い」と「どちらかといえばハッピーライフに近い」の合計)は53.9%、『ミゼラブルライフ』(「ミゼラブルライフに近い」と「どちらかといえばミゼラブルライフに近い」の合計)は46.1%となりました。幸せなシニアライフを予想しているシニア予備軍が多数派のようです。
男女別にみると、ハッピーライフになると予想しているのは男性より女性に多く、男性では48.8%と半数を下回りましたが、女性では58.9%と約6割でした。
次に、シニア(664名)に、シニアライフは、どのような生活か実感を聞いたところ、『ハッピーライフ』は78.9%、『ミゼラブルライフ』は21.1%となりました。多くのシニアが、幸せなシニアライフを送っていることがわかりました。
◆資産形成に取り組むシニア予備軍では63%が「ハッピーなシニアライフ」を予想
◆シニアライフに向けての資産形成 1位「円預金」2位「株式投資」3位「貯蓄性のある保険」
資産形成の取り組み状況別にシニアライフの予想・実感をみると、資産形成に取り組んでいる(または取り組んでいた)シニア予備軍では『ハッピーライフ』を予想する人は62.9%と、取り組んでいないシニア予備軍(36.5%)より26.4ポイント高くなりました。また、資産形成に取り組んでいる(または取り組んでいた)シニアでは『ハッピーライフ』を実感している人は82.9%で、取り組んでいないシニア(66.9%)より16.0ポイント高くなりました。資産形成への取り組みが、老後に対する安心や幸せなシニアライフにつながっているのではないでしょうか。
それでは、シニアやシニア予備軍はシニアライフに向けてどのような資産形成に取り組んでいるのでしょうか。
シニアライフに向けて資産形成に取り組んでいる(または取り組んでいた)人(719名)に聞いたところ、「円預金」が最も多く87.5%、次いで、「株式投資(国内・海外)」が38.5%、「貯蓄性のある保険(年金保険、養老保険・一時払終身保険など)」が26.0%、「投資信託(J-REIT含む)」が24.2%、「外貨預金」が14.0%となりました。
■ シニアの消費 ■
◆今年お金を費やしたことは? シニアの4割強が「アンチエイジング」と回答
◆今年「旅行」に使った金額の平均は昨年より4.5万円アップ
シニアやシニア予備軍は、今年1年、どのようなことにお金を費やしたのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、今年、お金を費やしたことを聞いたところ、「旅行」は67.8%、「趣味」は82.9%、「アンチエイジング」は39.3%、「デート」は13.8%となりました。趣味にお金を費やしたシニアやシニア予備軍が多いようです。また、「ネット通販」は82.3%と8割以上でした。多くのシニアやシニア予備軍がネットショッピングを利用していることがわかりました。
シニア予備軍とシニアを分けてみると、「旅行」(シニア予備軍50.3%、シニア76.7%、以下同順)や「趣味」(75.3%、86.7%)、「アンチエイジング」(31.8%、43.1%)では、シニア予備軍よりシニアのほうが高くなりました。
それでは、それぞれについて、どのくらいのお金を費やしたのでしょうか。
今年1年で費やした金額を聞いたところ、平均金額は、「旅行」は25.6万円、「趣味」は12.8万円、「アンチエイジング」は5.6万円、「デート」は11.0万円、「ネット通販」は11.1万円でした。
昨年の調査結果と平均金額を比較すると、「旅行」では昨年21.1万円→今年25.6万円と4.5万円増加しており、「デート」では昨年7.1万円→今年11.0万円と3.9万円増加していました。今年は昨年より旅行やデートに多くのお金を費やしたようです。
◆今年「孫消費」をした人は孫がいる人の9割以上
◆シニアの孫消費 1年間で孫に使った金額は平均12.4万円
また、孫がいる人(406名)に、今年、「孫消費」(孫への買い物・プレゼントなど)をしたかを聞いたところ、「孫消費」をした人の割合は91.9%となりました。孫へのプレゼントが楽しみというシニアも多いのではないでしょうか。
孫のためにお金を使った人(373名)に、「孫消費」に使った金額を聞いたところ、「1万円~5万円未満」(30.8%)、「5万円~10万円未満」(24.4%)、「10万円~20万円未満」(24.1%)との回答が多く、平均は12.4万円でした。
■ 2018年ランキングで見る、シニアライフの実像 ■
◆今年、楽しんだこと 1位は4年連続「旅行」
シニアでは「家庭菜園・ガーデニング」と「同窓会・旧友との交流」がトップ10入り
全回答者(1,000名)に、今年(2018年)、楽しんだことを聞いたところ、1位「旅行」(59.0%)、2位「嗜好品」(40.8%)、3位「読書」(30.4%)、4位「映画鑑賞」(29.0%)、5位「ドラマ鑑賞」(28.3%)となりました。「旅行」は4年連続で1位です。
男女別にみると、男性では「ウォーキングなど」が3位となったほか、「インターネット動画鑑賞」が9位にランクインし、女性では「家庭菜園・ガーデニング」が6位、「料理」が9位になるなど、男女による違いがみられました。
世代別にみると、シニア予備軍では「グルメ巡り」と「インターネット動画鑑賞」が7位にランクイン、シニアでは「家庭菜園・ガーデニング」が5位、「同窓会・旧友との交流」が9位にランクインしました。
◆来年、国内旅行で行きたいところ 1位「北海道」2位「沖縄」3位「京都」
◆来年、海外旅行で行きたいところ 「アメリカ」がダントツ
シニアやシニア予備軍が今年楽しんだことでは、「旅行」が4年連続で1位となり、旅行がシニア世代の楽しみの定番になっていることがわかりました。
そこで、全回答者(1,000名)に、来年、国内旅行で行きたいところを聞いたところ、1位は「北海道」(36.7%)、2位は「沖縄」(25.6%)、3位は「京都」(12.6%)となりました。
世代別にみると、シニア予備軍では「神奈川」が5位にランクインし、シニアでは「石川」が4位にランクインしました。
また、全回答者(1,000名)に、来年、海外旅行で行きたいところを聞いたところ、1位は「アメリカ」、2位は「オーストラリア」、3位は「イタリア」となりました。
◆今年、面白かったドラマ 1位「下町ロケット2」2位「相棒 season16」3位「まんぷく」
シニア予備軍では「義母と娘のブルース」が2位、シニアの1位は「相棒 season16」
全回答者(1,000名)に、今年(2018年)、面白いと思ったドラマを聞いたところ、1位「下町ロケット2」(27.0%)、2位「相棒 season16」(24.9%)、3位「まんぷく」(23.4%)、4位「相棒 season17」(22.4%)、5位「西郷どん」(21.1%)となりました。
男女別にみると、男性では「ハゲタカ」(10位)がランクインし、女性では「遺留捜査5」(10位)がトップ10にランクインしました。
世代別にみると、シニア予備軍では「義母と娘のブルース」(2位)や「ブラックペアン」(3位)、「99.9 -刑事専門弁護士-2」「アンナチュラル」(どちらも6位)がトップ10にランクインしました。一方、シニアでは、「相棒 season16」が1位となったほか、「相棒 season17」も4位にランクインしました。
◆今年、面白かった映画 1位「万引き家族」2位「スター・ウォーズ」3位「ミッション:インポッシブル」
男性1位は「スター・ウォーズ」、シニア予備軍では「カメラを止めるな!」が7位にランクイン
続いて、全回答者(1,000名)に、今年(2018年)、面白いと感じた映画を聞いたところ、1位「万引き家族」(11.2%)、2位「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」(8.4%)、3位「ミッション:インポッシブル フォールアウト」(6.5%)、4位「オリエント急行殺人事件」(6.0%)、5位「劇場版コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―」(4.2%)となりました。1位の「万引き家族」は今年のカンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞した作品で、11月には全米でも公開されました。
男女別にみると、男性では「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」が1位、女性では「万引き家族」が1位と、男女で異なる結果となりました。
世代別にみると、シニア予備軍では、「ボヘミアン・ラプソディ」が2位にランクインしたほか、口コミから人気に火がついた「カメラを止めるな!」が7位にランクインしました。一方、シニアでは、「日日是好日」や「検察側の罪人」(どちらも6位)、「DESTINY 鎌倉ものがたり」(10位)がトップ10にランクインしました。
◆お手本にしたいシニア 「吉永小百合さん」が5年連続で1位
◆シニア予備軍男性がお手本にしたいシニア 1位「高田純次さん」
全回答者(1,000名)に、お手本にしたいシニア有名人(60代・70代)を聞いたところ、1位は「吉永小百合さん」(15.8%)、2位「タモリさん」(8.2%)、3位「宮崎美子さん」(5.8%)、4位「西田敏行さん」(5.0%)、5位「役所広司さん」(4.9%)となりました。吉永小百合さんの1位は5年連続で、シニアやシニア予備軍からの人気は衰えることがないようです。
男女世代別にみると、シニア予備軍男性の1位は「高田純次さん」、シニア男性の1位は「西田敏行さん」となりました。他方、女性では、シニア予備軍、シニアともに「吉永小百合さん」がダントツでしたが2位以下で違いがみられ、シニア予備軍女性の2位は「竹内まりやさん」、3位は「萬田久子さん」となり、シニア女性の2位は「宮崎美子さん」、3位は「桃井かおりさん」でした。
◆理想のパートナーのイメージ 男性回答の1位「吉永小百合さん」 女性回答の1位「役所広司さん」
全回答者(1,000名)に、理想のパートナーのイメージに合うシニア有名人(60代・70代)を聞いたところ、男性回答では、1位「吉永小百合さん」(20.4%)、2位「宮崎美子さん」(15.2%)、3位「竹内まりやさん」(6.8%)、4位「名取裕子さん」(4.6%)、5位「かたせ梨乃さん」(4.2%)となりました。吉永小百合さんは、女性のシニア・シニア予備軍がお手本にしたいランキングでも1位でしたが、男性からの支持率も高いようです。
一方、女性回答では、1位「役所広司さん」(9.0%)、2位「高橋英樹さん」(8.0%)、3位「水谷豊さん」(7.0%)、4位「渡哲也さん」(6.4%)、5位「タモリさん」(5.8%)となりました。
◆理想の孫ランキング 男性有名人1位は「大谷翔平さん」、女性有名人では「芦田愛菜さん」がダントツ
◆理想のお婿さんの1位は「大谷翔平さん」で二冠達成、理想のお嫁さんの1位は「綾瀬はるかさん」
全回答者(1,000名)に、理想の孫のイメージに合う男性有名人、女性有名人をそれぞれ聞いたところ、男性有名人では、1位「大谷翔平さん」(92件)、2位「鈴木福さん」(68件)、3位「羽生結弦さん」(33件)、4位「竹内涼真さん」(18件)、5位「寺田心さん」(15件)と、大リーグで新人王に輝いた大谷翔平さんが1位となりました。
女性有名人では1位「芦田愛菜さん」(98件)、2位「広瀬すずさん」(25件)、3位「有村架純さん」(22件)、4位「本田望結さん」(20件)、5位「綾瀬はるかさん」(13件)と、芦田愛菜さんがダントツという結果となりました。
続いて、理想の娘婿(娘の夫)のイメージに合う男性有名人、理想の息子嫁(息子の妻)のイメージに合う女性有名人をそれぞれ聞いたところ、理想の娘婿の1位は「大谷翔平さん」(62件)、2位「相葉雅紀さん」(16件)、3位「羽生結弦さん」(14件)、4位「福士蒼汰さん」(13件)、5位「竹内涼真さん」(12件)でした。大谷翔平さんは、理想の孫ランキングとあわせて二冠となりました。
理想の息子嫁の1位は「綾瀬はるかさん」(37件)、2位「新垣結衣さん」(29件)、3位「有村架純さん」(24件)、4位「北川景子さん」(18件)、5位「石原さとみさん」(12件)となりました。ドラマ“義母と娘のブルース”で母親役を演じた綾瀬はるかさんが1位でした。
◆理想の教師ランキング 男性有名人は「武田鉄矢さん」がダントツ、女性有名人では「天海祐希さん」が1位
◆理想の友人ランキング 女性有名人の1位は「吉永小百合さん」で三冠を達成
全回答者(1,000名)に、孫の担任の先生だったら嬉しいと思う、理想の教師のイメージに合う男性有名人、女性有名人をそれぞれ聞いたところ、男性有名人では、1位「武田鉄矢さん」(99件)、2位「水谷豊さん」(27件)、3位「林修さん」(20件)、4位「タモリさん」(19件)、5位「明石家さんまさん」(13件)となり、“金八先生”の印象が強く、最近ではコメンテーターとしても活躍している武田鉄矢さんがダントツでした。
女性有名人では、1位「天海祐希さん」(53件)、2位「吉永小百合さん」(47件)、3位「宮崎美子さん」(24件)、4位「綾瀬はるかさん」と「仲間由紀恵さん」(どちらも19件)と、映画「チア☆ダン」でチアダンス部の顧問役だった天海祐希さんが1位となりました。
最後に、全回答者(1,000名)に、理想の友人のイメージに合う男性有名人、女性有名人をそれぞれ聞いたところ、男性有名人では、1位「明石家さんまさん」(35件)、2位「タモリさん」(23件)、3位「所ジョージさん」(19件)、4位「高田純次さん」(10件)、5位「ムロツヨシさん」(9件)となり、ドラマで活躍中のムロツヨシさんがお笑いタレントに混ざりトップ5にランクインしました。
女性有名人では、1位「吉永小百合さん」(39件)、2位「天海祐希さん」(17件)、3位「久本雅美さん」(13件)、4位「宮崎美子さん」と「大竹しのぶさん」(どちらも10件)となりました。吉永小百合さんは、“お手本にしたいシニア”、“理想のパートナーのイメージに合うシニア”とあわせて三冠を達成しました。