位置情報データ活用クラウド型プラットフォーム 「Location AI Platform(TM)」、AIを活用し 商圏分析や買い回り分析を高速に視覚化する新機能を提供開始 ~高精度の商圏分析や実勢商圏の把握がスピーディに可能~
2018.12.21 11:00
位置情報データ活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform」を開発・提供するクロスロケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾 一介、以下 クロスロケーションズ)は、2018年12月21日より、「Location AI Platform」で提供するロケーションデータを活用したインサイト分析機能(XL Insight)で、商圏の境界の詳細分析や、各店舗や公共施設がそれぞれのエリアの消費動向にどういう影響を及ぼしているのかを即時分析し視覚化するAIを活用した新機能を提供開始します。なお、本サービスの新機能に実装される技術は、当社で特許出願中の独自新技術となります。
出店エリアでの販売促進や店舗開発、自社店舗への来店導線の設計を行う上で、近隣の店舗との商圏の境界や買い回りの傾向など顧客の消費行動パターンや実勢商圏を把握することは市場に密着した施策を実施する上で重要となります。これまでは、専門の地図ソフトウェアを使って専門的知識を有するスタッフが分析を行ったり、実際に現地での調査やアンケートを行うことでこれらの情報を得ていましたが、この分析手法は時間と費用が多くかかります。特に消費者の買い回りの傾向についてはモニタリングやアンケート調査などを実施する必要があり、分析したいエリアの個別の店舗についてスピーディに情報を得ることは困難でした。
今回のXL Insightの新機能では、AIが多様なロケーションビッグデータに統計的な処理と解析を行うことで、これまで人的にも時間的にもコストをかけていた分析作業を効率化できるため、低予算・小規模で高精度の商圏分析や実勢商圏の把握を実現します。これにより、各エリアの商圏の境界や、来店客の買い回り傾向などを、店舗を指定するだけで即時分析、視覚化します。本機能を活用することで、ユーザー企業は業務の効率化を図ると同時に、店舗のある商圏の理解を深めることにより消費者へのさまざまなベネフィットの提供を可能にします。
図(1) 従来型の商圏分析との比較
現在、本サービスでは多数の企業と実証実験を行い、店舗施策の改善やマーケティング支援、またさらなる精度向上や利便性向上のため機能開発を進めています。
またXL Insightの利用にあたっては、クロスロケーションズ社が提供する「Location AI Platform」のライセンス契約 (10万円(税抜)/月~)で利用できます。
<クロスロケーションズ株式会社について>
「多種多様な位置情報や空間情報を意味のある形で結合・可視化・分析し、誰でも活用できるようにすること」をミッションとしています。位置情報ビッグデータの収集とAIを使った解析・可視化技術をコアに新たなプラットフォーム「Location AI Platform」の開発・提供を行っています。
<「Location AI Platform」とは>
誰でも簡単にビッグデータを活用したマーケティングを可能にする、位置情報データ活用クラウド型プラットフォームです。扱いが困難な位置情報データを高速解析処理・視覚化し、専門知識がなくともビッグデータを有効活用できます。
図(2) Location AI Platform概念図
サービス名:Location AI Platform(ロケーションエーアイプラットフォーム)
提供開始日:2018年9月
価格 :10万円(税抜)/月~
<会社概要>
社名 : クロスロケーションズ株式会社(X-Locations Inc.)
設立 : 2017年11月28日
代表者・取締役: 代表取締役 小尾 一介
取締役COO 猪谷 久
取締役CTO 若狭 健一
所在地 : 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-2-9 小林ビル6F
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