マンダリン オリエンタル 東京 デザインコンセプト「森と水」の“成長と成熟”をテーマに 全179室のゲストルームを改装
2019.01.11 11:00
「マンダリン オリエンタル 東京」(東京都中央区日本橋室町、運営:マンダリン・オリエンタル東京株式会社、総支配人:ポール ジョーンズ)は、デザインコンセプト「森と水」の“成長と成熟”をテーマに日本橋三井タワーの30階から36階に位置する全179室(うちスイート22室)のゲストルームを改装したことをお知らせいたします。
マンダリン グランド ルーム
当ホテルは、マンダリン オリエンタル ホテル グループ(現在、世界21カ国に30のホテルと6のレジデンスを所有または運営)の日本初のホテルとして、2005年12月に日本橋に開業いたしました。「センス・オブ・プレイス(Sense of Place)=立地する土地柄と文化に敬意を表するホテルづくり」というグループ理念のもと、美しい日本の自然を、日本橋をキーワードに表現することを試み、デザインコンセプトに「森と水」を掲げています。ホテルを「一本の大きな木」、ゲストルームを木の集合体である「森」と捉え、日本橋が呉服と縁の深い地であることから、職人や工芸家の技術によるオリジナルデザインのファブリックを用いて空間を展開して参りました。
今回のゲストルームの改装では、そのデザインコンセプト「森と水」が成長・成熟し、“春”を迎え、より一層の日本らしさと共に瑞々しく成長を続ける当ホテルの歴史を表現しています。果実が実り、落ち葉が重なり深みを増した成長シーンを、ゴールド、オレンジ、ダークパープルで構成し、壁面(ヘッドボード)にはしだれ桜や藤棚の刺繍をあしらいました。また、当ホテル最大の面積を誇るプレジデンシャル スイートは、ガーデンと盆栽をインスピレーションに、まるで公園を歩いているような心地良さと、エンターテインメント性も兼ね備える、現代的なライフスタイルを反映した空間に仕上げました。
またテクノロジー面でも一層の充実を図り、全室には最新のIPTVシステムも導入いたしました。高精細な画面と音響を兼ね備えたテレビ(49インチ~77インチ)で、自身の保有するコンテンツをアップルやアンドロイド端末を用いてお楽しみいただけます。
マンダリン オリエンタル 東京の総支配人 ポール ジョーンズは、次のように述べています。「東京の歴史的・文化的中心である日本橋の地に開業し14年目を迎えることができましたことを大変嬉しく思っております。素晴らしい国内の職人技を取り入れ、引き続き日本デザインの美学を反映したゲストルームを完成できましたことを誇りに思います。皆さまより頂戴しておりますご支援に深く感謝し、この新たなゲストルームをご体験いただきますことを楽しみにしております。」
また、開業時からテキスタイルを手掛ける、株式会社布の須藤 玲子 氏は、下記のコメントを寄せています。「マンダリン オリエンタル 東京は、「森と水」をデザインコンセプトに、日本中の染織産地で創作したテキスタイルによって彩られた空間を持つ、世界でたった一つのホテルです。「森と水」は10年以上の年月を経て、広大な草原、深遠な森が広がり、多くの果実を実らせています。それは、ゲストの魂に、豊かな共感を与えてくれるはずです。」
【改装の主な特徴】
■マンダリン グランド ルーム
バンブー素材の床にあわせダークパープルを基調とし、静岡・駿河の職人による繊細な竹ひごの技術を用いたオリジナル照明、群馬・桐生の打ち掛けを手がける職人による「しだれ桜」を刺繍したヘッドボードなど、柔らかな光や色が活かされた空間です。ベンチソファやラウンドデスクで曲線を取り入れ、従来の直線ラインを活かしながら、より優しいイメージへと変化させています。
マンダリン グランド ルーム
■スイート ルーム
リビングルームに設置されたソファやチェアなどの家具に「フラワーシャワー」と題されたテキスタイルを取り入れた、まるで花びらに包まれ至福の時を味わえるような空間です。リビングルームには、金沢の箔職人による金箔や銀箔をあしらったオリジナルのキャビネット、ヴィトリン、ラウンドテーブル、またベッドサイドには桐箪笥をモチーフにしたキャビネットを設置しています。天空から舞い降りた雲や風のモチーフを墨の滲みやはらいなどの筆遣いで描いたカーペット、満開の「藤棚」を刺繍したヘッドボード、和紙で行灯をイメージし、日本のしつらいの特徴であるアシンメトリーに配したランプシェードなど、細部まで日本文化が息づいた空間です。
オリエンタル スイート
■プレジデンシャル スイート
自然光が降り注ぐ大きなガラス窓からの眺望を楽しめるプレジデンシャル スイートは、都心に多数存在する緑豊かな公園を歩くシーンを彷彿させる、グリーンやナチュラルな色を基調とした軽やかで明るい空間が広がります。
より快適にくつろいでいただけるスペースを複数配置したリビングルームには、バーキャビネットやライブラリールームを設けました。ダイニングルームには、大木の間から差し込む日の光が印象的な壁、太陽をイメージした天井照明、蝶や鳥やボタニカルなアイテムを飾った棚、そして大きなダイニングテーブルを採用しています。ベッドルームは、木々の間から空を見上げたような天井、折り紙からインスパイアされたカーペットをしつらえた空間です。またバスルームには、光ファイバーで煌く光を演出するバスタブを採用しました。
プレジデンシャル スイート
【デジタルブローシャー】
【ゲストルーム構成】
■客室名/広さ/室数
デラックス ルーム/50平方メートル/47室
デラックス プレミア ルーム/50平方メートル/60室
デラックス コーナー ルーム/50平方メートル/8室
マンダリン グランド ルーム/60平方メートル/42室
エグゼクティブ スイート/90-100平方メートル/4室
マンダリン スイート/100平方メートル/3室
マンダリン コーナー スイート/100平方メートル/10室
オリエンタル スイート/100平方メートル/4室
プレジデンシャル スイート/250平方メートル/1室
■デザイン会社/デザイナー
ゲストルーム
テキスタイルデザイナー:株式会社 布 須藤 玲子 氏
アートディレクター :A.N.D. 乃村工藝社 小坂 竜 氏
プレジデンシャル スイート
プリンシパル インテリア デザイナー:DESIGNWILKES Jeffrey A Wilkes 氏
■「マンダリン オリエンタル 東京」とは( http://mandarinoriental.co.jp/tokyo )
マンダリン オリエンタル日本初のホテルとして、2005年12月2日、東京日本橋に開業しました。グループの理念「センス・オブ・プレイス=立地する土地柄と文化に敬意を表するホテルづくり」をハード面はもちろんソフト面でも実現。館内デザインには「森と水=日本の自然」をモチーフに和の趣を取り入れ、スタイリッシュな中にも安らぎに満ちたラグジュアリーな空間を作り出しています。38階建の日本橋三井タワー高層階に位置するゲストルームは全179室。50平方メートル以上のゆとりあるスペースに最先端のITを取り入れ、すべてのゲストルームから東京を眼下に見渡す眺望をお楽しみいただけます。館内には、充実した施設と数々の受賞歴を誇る直営スパ、12の料飲施設、グランドボールルーム(1)、バンケットルーム(4)、ミーティングルーム(6)、チャペルなどを完備しています。開業以来数々の世界的な賞やランキングに輝いていますが、主なものとして以下があげられます。
2018年、『ミシュランガイド東京2019』にて創刊より12年連続1つ星評価(フレンチファインダイニング シグネチャー)。
2018年、『ミシュランガイド東京2019』にて6年連続1つ星評価(広東料理 センス)。
2018年、『ミシュランガイド東京2019』にて5年連続1つ星評価(タパス モラキュラーバー)。
2018年、『ミシュランガイド東京2019』にて2年連続ビブグルマン評価(ピッツァバー on 38th)。
2018年、『ミシュランガイド東京2019』にて創刊より12年連続「5レッドパビリオン(ホテル格付最高ランク)」評価。
2018年、『ガンベロロッソ』より、『世界のトップイタリアンレストラン 2018』にてピッツェリア部門2スライス受賞(ピッツァバー on 38th)。
2018年、『フォーブス・トラベルガイド ヴェリファイド リスト』にて「2018 モースト・ラグジュアリー・スパ」に選定。
2018年、4年連続で米国の格付け会社『フォーブス・トラベルガイド』より、「ホテル部門」・「スパ部門」共に最高評価の5つ星を獲得。
2017年、『コンデナストトラベラーUS』より「ゴールドリスト2018 / 編集者が選ぶ東京のホテル」のそれぞれに選定。
2017年、世界的に著名な旅行専門誌『コンデナストトラベラーUK』より「ザ・ゴールドリスト2018 / シティー ホテル」に選定。
2017年、『インスティテューショナル・インベスターズ誌』にて「世界のベストホテル」に選定。
2017年、『ゴ・エ ミヨ東京・北陸・瀬戸内2018』にて「素晴らしいレストラン」を評価する3トック獲得(フレンチファインダイニング シグネチャー)。
■「マンダリン オリエンタル ホテル グループ」とは( http://mandarinoriental.com )
数々の権威ある賞に輝くマンダリン オリエンタル ホテル グループは、世界で最もラグジュアリーなホテル、リゾート、レジデンスを展開しています。アジアをルーツにグローバルブランドへと成長を続け、現在21カ国・地域において、オリエンタルヘリテージと「センス・オブ・プレイス=立地する土地柄と文化に敬意を表するホテルづくり」を表現する30のホテルと6のレジデンスを運営しています。マンダリン オリエンタルは、今後もホテルやレジデンスの開発を計画しています。マンダリン オリエンタルは、ジャーディン・マセソン・グループの傘下に属します。