平成最後のお正月、“改元消費”がトレンドへ。 やりたいことは「音楽鑑賞・楽器演奏」「何かに挑戦・何かを購入」
〜お正月に聴きたい曲は「春の海」「お正月」と定番が堅調〜
2018.12.26 12:45
株式会社ヤマハミュージックジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:押木正人)は、本年 11月1日(木)~11月30日(金)、ヤマハミュージックメンバーズの会員を対象に「平成最後のお正月」をテーマとしたウェブアンケートを行い、全国 2,670 名から回答が得られました。本アンケートでは、平成最後だからこそお正月にやりたいことがあるかを聞いたところ、「平成最後のお正月だからこそやりたいことがある」と答えた人のうち、「音楽鑑賞・楽器演奏(27%)」「何かに挑戦・何かを購入(25%)」「伝統文化を体験(23%)」したい人が多いことが分かりました。伝統的な過ごし方を大切にしたいという意向もある一方、平成最後の正月にこそ音楽に触れていたい人や、平成最後であることを理由にし、新しいことに挑戦したり、記念に何かを購入したりする予定の人が多くいることがうかがえます。こうした元号の変わり目における“改元消費”は2019年上半期のトレンドになるかもしれません。
また、お正月に聴きたくなる・演奏したくなる楽曲としては、定番の「春の海」「お正月」をはじめ「ラデツキー行進曲」「交響曲第9番(合唱付き)」なども挙がりました。
この度アンケートの集計結果および回答者から寄せられた、「平成最後のお正月」にちなんだエピソードを一部ご紹介します。
<アンケート実施概要>
■アンケート名: 【みんな教えて!】平成最後のお正月は何をする?
■回答方法 :ヤマハミュージックメンバーズ ウェブサイトでのアンケート
■対 象 :ヤマハミュージックメンバーズ会員
■実施期間 :2018年11月1日(木)~ 11月30日(金)
■回答数 :2,670 名
首都圏、主要都市を中心に北海道から沖縄県までの、10代~80代の方。
男女比は、男性 65%、女 35%。
▼本アンケート結果は、下記サイトで公開します。
https://member1.jp.yamaha.com/topics/detail/id=21888
<アンケート結果>
Q. 平成最後のお正月だからこそ、やりたいことはありますか?(全員回答 回答数=2,670)
Q. 「平成最後のお正月だからこそ、やりたいことがある」を選択した方に伺います。 どんなことをやりたいですか?(回答数=408) ※自由回答から要素を抽出し集計
以下に上位3項目の自由回答を抜粋して紹介します。
【音楽鑑賞・楽器演奏】
・「平成最後の元旦吹き初め」をしたいです。毎年、元旦にラッパの仲間たちと港へ集合し、初吹き音出しを30~40分やります。 (40代男性)
・母校のニューイヤーコンサートを聴きに行く。(70代女性)
・平成元年に音大入学の年を迎えたので、その時の入試課題曲を正月休みに弾いてみようと思っています。(40代女性)
【何かに挑戦・何かを購入】
・ヤマハのグランドピアノを買う。(50代女性)
・箱根駅伝を沿道で観戦する。今までも行きたいと思いつつ、結局テレビ観戦で済ませていたので、平成最後をキッカケに早起きして行きたいと思います。(40代女性)
・今までずっとお正月は家族で過ごす派でしたが、今年は平成最後だから好きなことをするということで、自分の好きなミュージカルを観に行って過ごします。(50代女性)
・若い頃バンドで使っていたシンセサイザーをひっぱり出して、もう一度演奏練習を始める。(50代男性)
・この30年間全く断っていた飲酒を解禁して、幾種かのお酒を用意してチビチビ飲もうと思います。(60代女性)
【伝統文化を体験】
・初詣は行ったり行かなかったりだが、平成最後には行っておきたい。(40代男性)
・家族が減って、毎年手作りしてきた「おせち料理」をそろそろ外注で済ませようかな?との思いも頭をよぎりましたが、やはり平成最後のお正月、亡き母から受け継いだ我が家のおせち料理をしっかり作り、その味を確かめておきたいと思っています。(70代女性)
・総絞りの着物を自分で着付けたい。平成最後のお正月なので、家族皆に着付けてあげて、全員和装の記念写真を撮りたい。(50代女性)
Q. お正月はどのように過ごしますか? (全員回答 回答数=2,670) ※複数回答
お正月は「家でのんびり過ごす」と回答した人が全体の75%と圧倒的多数を占め、「初詣に行く」と答えた人は46%と全体の半分を占めました。また、4人に1人が「楽器を演奏する(練習・ライブなど)」(24%)と回答しており、お正月の時間を音楽と過ごす回答者も多いことがうかがえました。複数回答では、「家でのんびり過ごす」「初詣に行く」の両方を回答した人も多く見られました。
Qお正月に聴きたくなる、または演奏したくなる曲を1曲教えてください。またその曲の作曲者名を教えてください。(全員回答 回答数=2,670)
お正月に聴きたくなる、演奏したくなる曲の順位は1位「春の海(宮城道雄)」、2位「お正月(瀧廉太郎)」と定番曲に多くの支持が集まりました。特に「春の海」は圧倒的支持を集め、日本の正月に欠かせない曲であることがうかがえます。またアーティスト別でみると、4位にランクインした「交響曲第9番(合唱付き)」をはじめ、「交響曲第5番『運命』」、「交響曲第6番『田園』」など、ベートーヴェンが最多の16曲の回答がありました。
Q. お正月と音楽にまつわるエピソードを教えてください。
コンサート鑑賞や楽器の「弾き初め」など毎年定番の過ごし方から、昔の思い出に残るお正月など1,200件を超えるエピソードが寄せられました。一部を抜粋してご紹介します。
・学生時代に友人たちと自宅でカウントダウンライブをしたこと。若さとお酒の力を借りて、観客なしで延々と歌っていました(笑)。(40代男性)
・子供の頃一緒に暮らしていた叔父がギター片手に流行歌を歌ってくれた。50年も前のことだが、時代的に粋な叔父だったと思う。(60代女性)
・父の誕生日で家族が集まるので、父のリクエスト曲と祖母の好きな曲をマリンバで演奏しました。(40代女性)
・明治生まれの祖父母が生きていた昭和の時代は、まだ大家族も多く、親戚一同が集まってはこたつを囲み、抒情歌や唱歌などを大合唱しました。こたつはふたつもみっつも繋げ、ぎゅうぎゅうにくっついて座ったものです。カラオケが普及する以前は、みんなで声をそろえて歌うことが、今より当たり前でした。(50代男性)
・仕事納めならぬ「弾き納め」、「書初め」ならぬ「弾き初め」と思いながらエレクトーンを弾きました。(40代女性)
・お正月休みは家族でウィーン・フィルのニューイヤーコンサートをテレビで観るというイメージがあります。(40代男性)
・子供の頃、元日だけはピアノの練習をしない日でした。新年の澄んだ空気と、家の中のいつもと違う静けさに、子供心に厳かな気持ちになったものです。(50代女性)
・2年前のお正月にライブに行き、今の彼女と出会いました。(10代男性)
・お正月になると決まって、自然な流れで妹とピアノ連弾や、私のギターと妹のベースでのセッションを行います。あの部分が上手くいかなかったね、などと笑いあってお正月を過ごします。それを聞いた家族も、音楽の話をし始めるのが我が家の定番になっています。(30代女性)
・お正月は帰省し、実家のピアノを弾きます。小さい頃から弾いていたピアノなので、その音の懐かしいこと、その音の温かいこと!幸せになります。お正月のことを思い出すと、いつでも心が安らぎます。(20代女性)
※エピソードの一部を抜粋し、趣旨は同様のまま変更しています。
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▼ヤマハミュージックメンバーズ Webサイト https://member.jp.yamaha.com/
【この件に関する一般の方のお問い合わせ先】
株式会社ヤマハミュージックジャパン 事業企画部 ミュージックメンバーズ課
〒108-8568 東京都港区高輪2-17-11
TEL:03-5488-6685(月~金 10:00~17:45 ※祝日を除く)
▼プレスリリースファイル
https://www.atpress.ne.jp/releases/174240/att_174240_1.pdf
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