2018年12月の転職求人倍率を発表。12月は1.65倍(前年同月差 ▲0.27)
「キャッシュレス」を背景にIT系エンジニアの求人ニーズが活発
株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林大三)が提供する転職支援サービス『リクルートエージェント』における2018年12月末日時点の転職求人倍率についてご報告いたします。
転職求人倍率とは、リクルートエージェントの登録者1名に対して、リクルートエージェントにおける中途採用求人数が何件あるかを算出した数値です(小数第三位で四捨五入しています)。
▼プレスリリース本編はこちら
https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2018/190115-02/
■2018年12月転職マーケットについて
転職市場における12月の求人倍率は1.65倍となり、前年同月と比較すると▲0.27でした。
足許の求人は堅調ですが(前年同月比119.5%)、求職者の伸びがそれを上回ったため(前年同月比139.1%)、求人倍率は前年同月比で下がる結果となりました。
職種別にみると、IT系エンジニア(SE、インターネット専門職、組込・制御ソフトウエア開発エンジニア)の求人ニーズは高い状況が続いています。
2019年もあらゆる産業で、ITをテコにビジネスを加速する「デジタルトランスフォーメーション」の様相が見て取れ、それを推進する人材募集が積極的に行われています。
国をあげて「キャッシュレス推進」を掲げる中、金融やIT企業を中心に、「決済ビジネス」に参入する企業が増えており、決済のシステムを構築する「SE」や、ユーザー向けのインターフェイス開発やデータ分析を行う「インターネット専門職」の求人ニーズが増加傾向です。
■全体
・求人倍率は前年同月と比べて0.27ポイント減の1.65倍
・求人数は前月比100.0%、前年同月比119.5%
・登録者数は前月比101.0%、前年同月比139.1%
■職種別
・求人数は前月と比べ、34職種中17職種が増加 (うち6職種は過去最高)
・登録者数は前月と比べ、34職種中26職種が増加 (うち24職種は過去最高)
・求人倍率は、建設エンジニア (4.43倍)、組込・制御ソフトウエア開発エンジニア (4.00倍)インターネット専門職 (3.92倍) が高い
■業界別
コンサルティング業界 (5.59倍)、インターネット業界 (3.21倍) が高い
■地域別
関東圏 (1.49倍)、東海 (2.72倍)、近畿 (1.44倍)
▼職種別・業界別などプレスリリース本編はこちら
https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2018/190115-02/
▼関連情報
2019年転職市場の展望(PDF 1.5MB)
https://www.recruitcareer.co.jp/news/20181213_02.pdf
企業人事600人に聞いた、2019年度中途採用の計画
https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2018/181213-01/
中途採用領域の2019年トレンド予測を発表、キーワードは「職場スカウト採用」
https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2018/181217-03/
▼リクルートキャリアコーポレートサイト
http://www.recruitcareer.co.jp/