内外化学製品、『御水番パック』、休業補償付で受託開始
2004.05.24 09:30
報道関係者各位
プレスリリース 2004年5月24日
内外化学製品株式会社
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温浴施設の衛生管理に安全と安心を提供する『御水番パック』受託開始
◎衛生管理一括お任せのパックメニュー
◎二酸化塩素殺菌技術でレジオネラ対策も万全
◎万一の場合にも責任を持って問題解決
休業補償盛り込み
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内外化学製品株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:秋山 敏)
は、温浴施設のレジオネラ対策に社会的関心が高まっている折、このたび温浴
施設の管理者の立場に立った、衛生管理一括お任せのパックメニュー
『御水番パック』を完成、全国での受託を本格開始致しました。
この『御水番パック』(年間契約)は、当社の二酸化塩素殺菌技術を使用し、
初期診断から、施設にあった衛生管理の指導・水質検査による定期的衛生診断、
定期的総合洗浄、メンテナンス等、衛生管理に必要な内容を盛り込んだパック
メニューです。さらに万一レジオネラにより休業が余儀なくされた場合にも、
『御水番パック』では損失の一部(最大1,000万円)を補償します。
◆『御水番パック』が生まれた背景
近年、浴場施設でのレジオネラ対策がクローズアップされています。厚生労働
省のまとめでも、わが国のレジオネラ症の感染源の80%以上が入浴施設との報
告がなされています。特に近年普及が目ざましいスーパー銭湯、日帰り温泉施
設などでは、1日延べ1,000人を超える入浴者があり、レジオネラ汚染がひとた
び起きれば必然的に大きな被害が発生することになります。さらに、これらの
施設の設備は複雑化・大規模化しており、衛生管理が難しくなってきているの
も事実です。実際のところ衛生管理は技術面、設備面、人的側面、いずれも十
分とは言えないのが現状です。
この現状を早期に改善するために、厚生労働省では管理要領の制定、それに基
づく対策マニュアルの作成、その後も地方自治体への条例作成にかかわる技術
的指針の通知、管理要領の強化、さらに告示で総合的な対策指針を提示するな
どの施策を打ち出しておりますが、殺菌に関しては、指針に謳われる塩素系薬
剤、主に次亜塩素酸ソーダによる殺菌処理に頼っているのが現状です。しかし
ながら、そもそも薬剤による殺菌処理は衛生管理プログラムの1つの要素に過
ぎず、しかも次亜塩素酸ソーダそのものの効果も極めて限られていることから、
多くの施設では未だに根本的な解決が図られておりません。
この問題に取り組み完成したものが『御水番パック』です。
◆『御水番パック』のコア技術 -二酸化塩素-
二酸化塩素の優れた殺菌性能は広く知られており、欧米では浄水処理に用いら
れていますが、常温で気体の物質であり安定的に運搬が難しいことから、従来
は浄水場やパルプ工場などの大型プラントでしか採用されておりませんでした。
弊社では今般、浴場施設で利用できる小型発生装置および殺菌剤を商品化し、
浴場レジオネラ対策への二酸化塩素の活用を実現いたしました。
◆二酸化塩素殺菌の特徴
・塩素の数倍~十倍の殺菌力をもっています
・広いpH範囲で殺菌効果を発揮します。すなわちアルカリ泉にも安心して使
用できます
・バイオフィルム(生物膜)の生成を抑制します
・塩素殺菌のようなクロラミンを生成しない為いわゆる塩素臭が発生しません。
・発がん性物質トリハロメタンをほとんど生成しません。
『御水番パック』に採用している二酸化塩素殺菌装置「御水番」は、温浴施設
専用の装置で二酸化塩素を取扱う上で課題であった「取扱の安全性」について
厳重な対策が施され、高度の殺菌を簡単操作で実現できるのが特徴です。装置
本体は、株式会社タクミナ(所在地:大阪市中央区、代表取締役社長:
山田 信彦)との技術協力で完成したもので、さらに創業86年の当社が培った、
薬品・装置の水処理技術が『御水番パック』をサポートします。
◆内外化学製品株式会社
創 立:1918年(大正7年)
沿 革:当時の鉄道省に国内初、蒸気機関車のボイラ用清缶剤を販売。以後、
ボイラ水処理はもとより、あらゆる産業の総合的水処理に従事。
本 社:東京都品川区南大井5-12-2
支店、事業所:大阪、若松、長岡
営業所:札幌、仙台、名古屋
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◆本件に関するお問い合わせ先
内外化学製品株式会社 担当:営業技術部 安井 敏和
TEL :03-3762-2442
FAX :03-3762-2867
URL : http://www.naigai-chem.co.jp
E-Mail: t.yasui@naigai-chem.co.jp
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