富士フイルムイメージングシステムズ株式会社（社長：西村 亨)は、学校行事の写真をインターネットで販売する撮影事業者向け業務用サービス「フジフイルムスクールフォト」のオプション機能として、保育園や小規模な保育施設の保育士が、短時間で簡単に「卒園アルバム」を作成できるソフトウェア（以下、「卒アル編集ソフト」）を新たに開発しました。当社は、「卒アル編集ソフト」のご利用申し込みを、フジフイルムスクールフォト契約店を通じて、2019年4月から受付開始いたします。2019年度の卒園アルバム作りにご利用いただけます。なお、本ソフトウェアは、2019年1月24日から25日までTEPIA先端技術館（東京都港区北青山）で、当社が開催する「富士フイルムイメージングフェア2019」に出展いたします。

◆詳細はWebページをご覧ください。

http://ffis.fujifilm.co.jp/information/articlein_0089.html?link=atp

「フジフイルムスクールフォト」は、学校の専任カメラマンや保育施設の先生が遠足や運動会などで撮影した写真画像を専用サイトにアップロードすると保護者がインターネット経由で写真を選んでプリントを注文することができるサービスです。プリントは、富士フイルムならではの高品質なプリントに仕上げて提供します。保護者が場所や時間を選ばず、スマホやパソコンで画像を確認しながら注文できることに加え、写真スタジオおよび学校は、写真見本を展示する作業や、生徒を通した代金の回収が不要になるなど、写真販売業務を大幅に効率化することが可能です。

2014年7月のサービス開始以来、指定した園児が写る写真を自動でセレクトする顔認識機能の追加や、画像データのダウンロード販売、プリント注文した写真画像でフォトブックやカレンダー、年賀状が注文できるなど、サービス内容を拡充してきました。「フジフイルムスクールフォト」は、多くのお客様に大変ご好評いただいており、現在全国約2,000の学校施設や団体にご利用いただいています。

今回新たに開発した「卒アル編集ソフト」には、アルバムに掲載された写真にどの園児が何枚写っているか、園児ごとに確認できる機能(「いない子だれGUI」)を搭載しており、すべての園児の写真がヌケモレなく、均等に掲載されたアルバムを保育士が簡単に作成することができます。保護者にとって、思い出がたくさん詰まった卒園アルバムは、一生の宝物です。しかし、１冊の卒園アルバムを作成するためには、保育士が写真を用意し、園児ごとに写っている写真の枚数を数え、すべての園児の写真を均等に選ぶ作業が必要となり、保育士の労働時間増大の一因になっています。従来は、保育士が手作業で行っていたこれらのアルバム作成のための膨大な作業時間を、この卒アル編集ソフトをご利用いただくことで半分以下に軽減（*1）できます。

さらに、本ソフトには、「フジフイルムスクールフォト」で販売した写真や、園で保存している大量の写真から、園児ごとのベストショットを集めた見開き1ページを自動で作成する機能も搭載しており、園児ごとに異なる卒園アルバムが作成できます。

富士フイルムは、今後も時代の変化と共に多様化するお客様のニーズにお応えし、便利で付加価値の高い製品・サービスをご提供していきます。

*1 新開発の「卒アル編集ソフト」を使って写真を選ぶ時間と、保育士が手作業で写真を選ぶ時間の比較。（富士フイルム調べ）

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