星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 苔の世界への誘い 宿泊プラン「苔ガールステイ」提供開始 提供期間:2019年5月7日~7月31日
奥入瀬渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」では、2019年5月7日~7月31日で、宿泊プラン「苔ガールステイ」を提供します。当プランでは、新たな自然の魅力を発見したい方に向けて、苔を観察するアクティビティをはじめ、苔をテーマにした客室や食事など苔の魅力を肌で感じられる体験を提案し、苔の世界へ誘います。
苔の聖地 奥入瀬渓流
苔は湿潤な環境を好むため、水量が安定し洪水も少ない奥入瀬渓流は苔にとって最適な生息環境です。奥入瀬渓流には、日本で約1800種類ある苔のうち約300種の苔が生息しており、2013年に日本蘚苔類学会(にほんせんたいるいがっかい)より全国に28箇所ある「日本の貴重なコケの森」の1つとして選定されました。そのため、奥入瀬渓流は苔の観察スポットとして注目を集めています。
苔の世界への入り口を提供する宿泊プラン
苔ガールとは、苔の美しく奥深い世界に魅了された苔好きの女性のことで、最近では「苔女(こけじょ)」とも呼ばれています。ルーペを持って森に出かけ、苔との触れ合いを楽しむのが苔ガールにとっての癒しです。
当館では、苔の魅力をより多くの方に届けるため、2013年から、宿泊プラン苔ガールステイを提供しており、苔の世界への入り口として、苔の魅力を肌で感じられる4つの体験を用意しました。
体験1 苔の美しさを実感するアクティビティ「苔さんぽ」
奥入瀬渓流は渓流のすぐ近くに遊歩道が敷かれているため、苔を観察するにはぴったりの場所です。苔の美しさを実感していただくため、苔さんぽでは、ネイチャーガイドとともに、奥入瀬渓流の中流域約1kmの道程を2時間半ほどかけて歩きます。ツアーでは、苔を探したり、観察したり、触ったりするだけではなく、霧吹きとルーペを使い、苔の胞子体に付いている水滴や透き通った葉など、苔のミクロの美しさを楽しめます。
ツアー中、苔のことを熟知しているネイチャーガイドが苔の構造、生態、生息環境などを解説し、苔と奥入瀬渓流の森の繋がりを深く知ることができます。
また、宿泊期間中だけでなく、帰ったあとも、いつでも、どこでも苔を観察できるように、ツアー中に使用する苔観察セットをプレゼントします。苔観察セットには、苔を観察するためのルーペ、苔に水を与える霧吹き、苔の種類と特徴を記載している苔ハンドブックなどが含まれ、それらを使い、好きな苔をじっくり愛でることができます。
苔観察のスポット1:雲井の滝付近
約20mの高さを誇る雲井の滝の周辺は、滝や沢の水しぶきによって生き生きした苔を見ることができます。
苔観察のスポット2:苔の階段付近
渓流のすぐ傍を歩きながら、苔観察ができるスポットです。苔に覆われた階段は、記念撮影の場所としても人気です。
体験2 苔をテーマにした1室限定の客室「苔ルーム」
チェックイン後、苔をテーマにしたインテリアがそろう、当プラン限定の苔ルームへ案内します。つやのある「ジャゴケ」を再現したクッションや、「スナゴケ」のふかふかした手触りを模したベッドカバーなど、苔の造形や質感を表現したインテリアのほか、苔に関する書籍も用意しています。苔に囲まれた客室で、本を読んだり、こけ玉を愛でたりしながら寛げます。
体験3 苔をイメージしたメニュー
奥入瀬渓流に点在する苔むした岩を表現したランチ「苔ランチプレート」。料理を食べる前に、ルーペを使い、実際に苔を観察している気分を体験できます。
プラン限定の「こけ玉アイス」。抹茶アイスに、ほうれん草のパウダーをまぶし、こけ玉そっくりに仕上げたホテルのオリジナルスイーツです。
夜のバーでは、抹茶リキュールで、森の倒木に生息している苔を表現した「苔カクテル」も用意しています。
体験4 こけ玉を作る「こけ玉作り体験」
当プランでは、こけ玉を作ることもできます。材料には、奥入瀬渓流の自然をイメージした苔やシダ、カエデなどを使用し、奥入瀬渓流に点在する苔むした岩を表現します。完成したこけ玉は、家に持って帰ることができます。
体験終了時苔ガール認定書をお渡し
チェックアウト時、苔の基本について習得ができ、苔ガールであることを認定した証として、苔ガール認定書を渡します。さらに、屋久島、北八ヶ岳などの苔の聖地や、国内で28箇所ある「日本の貴重なコケの森」を案内する全国苔スポットマップを贈ります。奥入瀬渓流から帰っても、マップを使い、日本全国の苔スポットをめぐることができます。
「苔ガールステイ」概要
■期間 :2019年5月7日~7月31日
■料金 :35,010円~(1泊2食付・2名1室利用時 1名あたり)
■定員 :1日1室限定(1組は2名まで)
■予約方法:宿泊日の1週間前までにホームページにて予約
■プランに含まれるもの:宿泊料金、夕食、朝食、苔さんぽ、宿泊(苔ルーム)、
苔ランチプレート、こけ玉アイス、苔カクテル、こけ玉作り体験、
苔観察セット、全国苔スポットマップ、苔ガール認定書
奥入瀬渓流に生息している苔
コツボゴケ
奥入瀬渓流と苔のあゆみ
奥入瀬渓流の苔年表
2012年 地元のネイチャーガイドたちにより、モスプロジェクトスタート。
東日本大震災後、十和田・奥入瀬エリアの観光促進のため、
苔が新たな観光資源として注目された。
2013年 日本蘚苔類学会より日本の貴重なコケの森に認定。
2014年 「日本蘚苔類学会第43回大会」が奥入瀬渓流ホテルで開催される。
全国各地の苔に関する研究者が参加し、苔の研究発表や観察会が行われた。
2018年 十和田市で「モスツーリズムシンポジウム2018」開催。
奥入瀬渓流のモスツーリズムの取り組みとして苔ガールステイが紹介された。
奥入瀬渓流が日本の貴重なコケの森に選定された理由(*)
1 渓流中の石の上に多様な蘚苔類が生育する景観は奥入瀬渓流を代表する景観の
1つとなっている。
2 遊歩道沿いに点在する岩や、倒木や橋の欄干には苔がそれらの基物を覆いつくして
いる。また、奥入瀬渓流は林床の朽木、樹幹、岩石上のほか、流水中の転石上まで
満遍なくコケ植物群落が見られ、蘚苔類の存在が景観上重要である。
*参考:日本蘚苔類学会ウェブサイト
【動画】星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
苔づくしの宿泊プラン「苔ガールステイ」のご紹介
■URL:https://youtu.be/mcauHTl0y8k
■長さ:1分7秒
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
奥入瀬渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル。渓流が目の前に広がる露天風呂や岡本太郎作の巨大暖炉が印象的なロビーが癒しの空間を醸し出します。「渓流スローライフ」をコンセプトに心から満たされる滞在を演出します。
住所 :〒034-0398 青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
電話 :0570-073-022(星野リゾート予約センター)
アクセス:JR八戸駅・青森駅から無料送迎バスあり(要予約)
客室数 :187室 チェックイン 15:00~/チェックアウト ~12:00
宿泊料金:19,500円~(1泊2食付・2名1室利用時 1名あたり)
プレスリリース添付資料
- カテゴリ:
- イベント
- タグ:
- レジャー・旅行 フード・飲食 その他ライフスタイル
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