サイバー創研、開放特許をベースに技術課題の解決を支援する コンサルティングサービスを開始
~未使用知財の流通を支援~
2019.02.08 10:00
モバイル・ワイヤレスをはじめとしたICT技術の総合的調査・分析を行う株式会社サイバー創研(本社:東京都品川区、代表取締役社長:木下 研作)は、委託特許や当社所有の特許をご活用いただくことを狙いとした「開放特許ベース技術コンサルティングサービス」を始めました。
研究開発を行う多くの企業は、事業戦略の変化などから多くの未活用特許を保有しています。モバイル・ワイヤレス技術の特許の中でも数多くの有用な特許が使われずに埋もれています。一方で、そうした特許を活用すれば解決できる課題も少なくありません。
このような背景のもと、使われていない特許技術を使って、技術課題の解決を支援する「開放特許ベース技術コンサルティングサービス」を開始しました。当社が管理している開放特許が解決する課題を積極的に公開し、興味を持たれたお客様のお問い合わせに対し、特許の有償・無償利用を含め、技術的な課題解決を支援いたします。
提供できる開放特許による解決課題一覧
【解決課題の例】
今回は、これら開放特許を活用した4つの技術情報を紹介いたします(表1参照)。
1つ目は、屋外活動時の不足の事故への備える技術です。エアバックを人間がジャケットとして装着することで、種々の衝突安全性を確保する技術群です。
2つ目は、スマホに代表される屋内用途の端末を、雨や雪などの自然環境の中で所要の性能を落とさず、利用を支援する技術群です。
3つ目は、番組録画などの遠隔制御の技術です。今では、当たり前のサービスになってきています。
4つ目は、物品管理を所有者が変わっていっても、新たな所有者のもとでセキュアに管理できる技術群です。製造、流通、利用(活用・運用)、廃棄など、商品・物品のライフサイクル(所有者移転)を気にすることなく、運用できます。
表1 提供できる開放特許による解決課題一覧
エアジャケット
野外スマホホルダ
【提供サービスの特長】
(1) 技術コンサルティングサービス:特許は解決課題をキーワードに、開放特許の記述内容に縛られることなく、幅広い観点からお客様の課題解決を支援します。
(2) 開放特許売買の仲介:紹介している開放特許の売買を仲介いたします。
(3) 開放特許の公開・プロモーション支援:特許取得は行ったが、利用する予定がない特許について、当社ホームページでの公開や、個別の売り込みを支援いたします。
(4) その他、個別要件はご相談。
(注1)開放特許とは、企業等が取得した特許の中で、他社や他者に使用して貰うことを目的として、一般に公開(開放)している特許です。なお、開放特許は、誰でも自由に使用できる特許ではなく、特許権利者との契約(特許権利者によっては無料の場合もあります)が必要となります。
■サイバー創研 会社概要
(1)商号 : 株式会社サイバー創研( https://www.cybersoken.com )
(2)代表者 : 代表取締役社長 木下 研作
(3)本店所在地 : 東京都品川区西五反田2-8-1 五反田ファーストビル5階
(4)設立年月 : 2001年4月
(5)主な事業の内容: 情報通信関連の以下の事業
1.調査研究事業
2.特許サービス事業
3.エンジニアリング事業
4.教育研修事業
(6)資本金 : 3,000万円