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平成最後のバレンタインデーもやっぱり「友チョコ」が最多! 今年の急上昇トレンドは「ご褒美チョコ」「ルビーチョコレート」  ~Instagramバレンタインデーハッシュタグ分析レポート~

ソーシャルワイヤー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:矢田 峰之、証券コード:3929)は、記事調査サービスを運営する「アットクリッピング」のオプションサービスでのInstagram投稿ハッシュタグ調査・分析サービスを活用し、2019年のバレンタインデー関連の投稿におけるハッシュタグ分析を行いましたので報告します。



■調査方法/サマリー

・調査期間       :2019年1月20日(日)~1月31日(木)

・調査対象       :調査期間中にInstagramにてバレンタインデーに

             関連する【#バレンタインデー、#バレンタインチョコ、

             #バレンタインチョコレート】および前年同期間に

             「#〇〇チョコ」の中で投稿数の多かった

             【#自分チョコ、#友チョコ、#義理チョコ、

             #ご褒美チョコ、#本命チョコ、#逆チョコ、

             #俺チョコ、#感謝チョコ】を分析。

             (※メーカーのオフィシャルアカウント等は対象外)

・総投稿数       :9,677件(前年同期比184%)

・総フォロワー数    :19,759,541人

             (最多フォロワー数250,133人:@insta.sayaka)

・総いいね!数     :1,123,182件

             (最多いいね!投稿6,081件:@mari6260707)

・総コメント数     :21,899件

             (最多コメント投稿202件:@ri7tin1025)

・平均エンゲージメント率:5.80%

             (フォロワー数1,000人以上の最高エンゲージメント率

             107.35%:@marzipanartist.saya)

※各数値は2019年1月31日時点



■調査結果

1. 今年のバレンタインデーも「友チョコ」が人気!

調査期間における「#〇〇チョコ」で調査した結果、最も多かった種類は、「#友チョコ」で1,046件(102%)、次いで「#自分チョコ」で674件(130%)、3位「#義理チョコ」が486件(103%)、4位「#本命チョコ」が429件(188%)、5位「#ご褒美チョコ」が395件(204%)となった。

※パーセンテージは対前年同期比


(1) 友チョコ(総投稿数1,046件、前年同期比102%)

・総フォロワー数    :2,671,587人

             (最多フォロワー数250,133人:@insta.sayaka)

・総いいね!数     :149,622件

             (最多いいね!投稿6,081件:@mari6260707)

・総コメント数     :2,478件(最多コメント数107件:@erica.ishiguro)

・平均エンゲージメント率:5.69%

             (フォロワー数1,000人以上の最高エンゲージメント率

             39.42%:@lilliput.nega)

・最多投稿ブランド   :BRUYERRE(投稿数12件)


今年のバレンタインデーも関連するInstagram投稿は「友チョコ」が最も多い結果となったが、前年同期比では増加率は低い。また、反応の高い投稿の多くは手作りチョコの投稿が多い。

「友チョコ」で最もハッシュタグがついたブランドの「BRUYERRE」は、同投稿内で「友チョコ」以外に「本命チョコ」のハッシュタグ投稿も多く、12件すべてに「本命チョコ」のハッシュタグもついている。


(2) 自分チョコ(総投稿数674件、前年同期比130%)

・総フォロワー数    :1,303,198人

             (最多フォロワー数250,133人:@insta.sayaka)

・総いいね!数     :72,440件

             (最多いいね!投稿3,786件:@erica.ishiguro)

・総コメント数     :1,563件(最多コメント数107件:@erica.ishiguro)

・平均エンゲージメント率:5.68%

             (フォロワー数1,000人以上の最高エンゲージメント率

             107.35%:@marzipanartist.saya)

・最多投稿ブランド   :AUDREY(投稿数39件)


自分用にチョコレートを買う「自分チョコ」も前年に引き続き人気が高く、前年同期比でも増加している。ブランドでは、イチゴとチョコが楽しめインスタ映えもする「AUDREY」が「自分チョコ」では最も人気があり、高級チョコ「PIERRE MARCOLINI」が投稿数20件と続いた。また、各地で開催されたバレンタインフェアの会場で「自分チョコ」として、ソフトクリームを食べている投稿が25件も見受けられた。このような投稿は「ご褒美チョコ」でも11件見られたが、チョコを購入して帰るだけではなく、バレンタインデーをきっかけに美味しいスイーツをその場で食べたいという女性の心理が表れているように思える。


(3) 義理チョコ(総投稿数486件、前年同期比103%)

・総フォロワー数    :527,999人

             (最多フォロワー数99,777人:@mi1341)

・総いいね!数     :41,017件

             (最多いいね!投稿3,016件:@frozen.nissy)

・総コメント数     :732件(最多コメント数34件:@frozen.nissy)

・平均エンゲージメント率:7.91%

             (フォロワー数1,000人以上の最高エンゲージメント率

             28.12%:@knyangram)

・最多投稿ブランド   :GODIVA(8件)


昨年に「日本は、義理チョコをやめよう。」と広告を展開したGODIVAだが、「義理チョコ」と一緒に最もハッシュタグが付いたブランドという結果となった。しかしながら、GODIVAの「義理チョコ」の投稿数は前年同期比で73%となり、話題性のあった一定の広告効果により、市場全体が「義理チョコ」から脱却しつつあると考えられる。「義理チョコ」の性質上、ブランド名のハッシュタグは少なく、総投稿数486件中、ブランド名が一緒にタグ付けされているのは19件となっている。また、「義理チョコ」の投稿では手作りのラッピングや小売店で商品が陳列されている状態を投稿しているケースも散見された。



2. やっぱり強いGODIVA!

バレンタインデーに関連する本調査期間中の投稿において、最も投稿数の多いブランドは、前年に引き続きGODIVAとなった。

1位:GODIVA     (総投稿数170件、前年同期比132%)

2位:AUDREY     (総投稿数127件、前年同期比109%)

3位:PIERRE MARCOLINI(総投稿数93件、前年同期比85%)


参考:2018年バレンタイン人気チョコ

1位:GODIVA     (総投稿数129件)

2位:AUDREY     (総投稿数117件)

3位:PIERRE MARCOLINI(総投稿数109件)



■Instagramバレンタインデーハッシュタグ分析レポート総括

 ~友チョコ、義理チョコのバラマキ系から自分へのご褒美、本命チョコへシフト~

2019年の同調査期間におけるバレンタインデー関連の投稿数は、Instagramの国内普及を追い風に、前年同期比で184%と大幅に増加した。

「〇〇チョコ」に関する投稿数の順位は2018年と同じであるが、「友チョコ」や「義理チョコ」は前年並みであるのに対し、「自分チョコ」(130%)、「本命チョコ」(188%)、「ご褒美チョコ」(204%)が大きく投稿数を伸ばしている。多数の人にチョコレートを渡す「義理チョコ」や「友チョコ」から、自分へのご褒美や本命の恋人や家族へ限定し、手作りチョコレートや「GODIVA」等の高級志向、「AUDREY」等の見た目が映えて話題性も高いチョコレートを渡す傾向が見受けられる。


また、各ブランドメーカーがInstagramを活用したインフルエンサーPRに予算をかけていることも、影響を与えている。反応の高い投稿は「#PR」が付いた投稿も多く、上記ブランドをはじめ、前年から大きく投稿数を増やした「ご褒美チョコ」において、前年4件しか投稿がなかったベルギーチョコレートブランド「DARCIS」が31件と大幅に投稿数を伸ばした。一方で、前年は86件投稿された「ロッテ」や 76件投稿された「ハーシーズ」は、調査期間中においてはバレンタインデー関連の投稿には見受けられない。

今回は調査対象外ではあるが、前年から発売されたダーク、ミルク、ホワイトに続く“第4のチョコレート”と言われている「ルビーチョコレート」は前年同時期には投稿がなかったが、今年は「#ルビーチョコレート、#ルビーチョコ」で101件の投稿を確認できた。見た目がピンク色でラッピングも可愛いことから、“インスタ映え”が投稿の急増要因のひとつと考えられ、今後のバレンタインデー商戦における新たなカテゴリーとなる可能性がある。



■記事調査サービス「アットクリッピング」について( https://www.atclipping.jp/ )

「WEBニュースサイト」「新聞」「雑誌」「口コミ・SNS」のクリッピングサービス。

広範囲の記事を安価に調査し高いコストパフォーマンスを実現。WEBニュースサイトの調査は、独自開発の記事調査システムにより、2,400以上のニュースサイトにある記事の中から設定したキーワードに合致したものを抽出し、毎朝7時半頃に報告。新聞・雑誌の調査は2,600媒体以上をプロの調査員が丁寧に読み進めることにより、記事の原本を切り抜き・報告。広告換算や一覧作成・分析、早朝調査など、様々な顧客ニーズに対応するオプションも充実。

SNSのハッシュタグや投稿分析から、自社の露出状況や傾向、相性の良いインフルエンサーの特定などのレポーティングも可能。



■ソーシャルワイヤー会社概要

商号    : ソーシャルワイヤー株式会社(証券コード:3929)

代表者   : 代表取締役社長 矢田 峰之

所在地   : 東京都新宿区新宿4-3-17 FORECAST新宿SOUTH2階

設立    : 2006年9月

事業内容  : ニュースワイヤー事業

       (リリース配信サービス、クリッピングサービス)

       インキュベーション事業(レンタルオフィス運営)

URL    : https://www.socialwire.net/

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