「スマホ決済への不満」 実態調査

スマホ決済に対して、39%が「嫌気や怒りを感じている」結果に。 セキュリティや不正使用への不安、スマホ決済時の利用申告に躊躇する声が多数。

 株式会社 Insight Tech(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤友博)は当社が運営する「不満買取センター」上に投稿された、「スマホ決済に関する不満」1,826件を解析ツール「ITAS」で解析を行ないました。以下、結果をご報告いたします。

■ 分析結果 詳細

1:スマホ決済に関する不満、39%が「嫌気や怒りを感じている」という結果に。

  不満度の高いほど、利用頻度が減少傾向へ。(図1、図2)

2018年1月~12月において、主要スマホ決済の不満投稿件数を確認・分析したところ、39%の方が「不満(怒り:13%、嫌気:26%)」を感じていることがわかりました。不満による利用頻度への影響を伺ったところ、「不満(嫌気、怒り)」を感じた方は7割以上、「低不満」の方でも7割近くが、利用頻度が減少(利用しなくなった、利用頻度が減った)と回答しています。決済というお金に関わる内容のため、満足度が極めて高くない限り、利用頻度へ影響があることが分かりました。


2:スマホ決済に関する不満投稿件数、第1位は「PayPay」。(図3、図4、図5)

主要スマホ決済の不満投稿件数を確認すると、圧倒的に「PayPay」が多いことが分かりました。不満投稿件数の月次投稿件数を確認したところ、12月に投稿件数が増加。「100億円あげちゃうキャンペーン」実施時期である12月4日~12月13日及びその翌日から1週間は、特に投稿数が集中していることが分かりました。


3:不満の頻出ワードは、「セキュリティ」「不正利用」「被害」「店員」が目立つ。ポイント付与に関する疑念、利用シーンの少なさ、レジ前でスマホ決済申告にためらう声も。(図6、図7)

寄せられた不満の声を分析すると、頻出ワード(※1)として「セキュリティ」、「不正利用」、「被害」、「店員」、「店員さん」が多くあがりました。特徴的な意見(※2)として、「ポイントガつかない」、「改善ヲしてほしい」、「言うガ恥ずかしい」、「使い方ガわからない」、「使う機会ガない」、「納得ヲいかない」などが多く寄せられました。

※1 意見タグAIで分析された意見タグ「○○ガ▲▲」の○○に該当する部分で件数が多いワードを表示。

※2 意見タグAIで分析された意見タグ「○○ガ▲▲」のうち、件数が多い内容を表示。 



【調査概要】

■調査方法:インターネットによるアンケート

■調査対象:「不満買取センター」(http://fumankaitori.com/ )を利用するユーザー

■調査期間:2018年1月1日 ~ 12月31日

■対象業界、対象業種:全て

■抽出キーワード:

LINEPay、ラインペイ、楽天ペイ、楽天Pay、PayPay、ペイペイ、OrigamiPay、オリガミペイ、d払い、ドコモ払い

ApplePay、アップルペイ、GooglePay、グーグルペイ ※「不満の対象」、「不満内容」に上記のキーワードが含まれる。

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