日本赤十字社とクラシル“防災・減災プロジェクト” コラボ企画『Sonaeru Gohan』のスペシャルサイト、 3月1日オープン
~ フライパンでご飯を美味しく炊く方法や アルファ化米でつくるチャーハンなどの避難食レシピ公開 ~
2019.03.01 11:00
日本赤十字社(本社:東京都港区、社長:近衞 忠輝)と日本最大の料理レシピ動画サービスのkurashiru(以下、「クラシル」)を運営するdely株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:堀江 裕介)は共同で、日本赤十字社が実施する“防災・減災プロジェクト ~私たちは、忘れない。~”の一環として、在宅避難時における避難食や災害への食の備えをテーマとしたスペシャルサイト『Sonaeru Gohan(備えるごはん)』を3月1日に開設いたしました。本サイトでは、私たちの生活に必要不可欠な“食”を通じて、防災・減災をより身近に考え、災害に「備える」ことの大切さを理解していただくことを目的としています。
※日本赤十字社 近衞 忠輝の記載について
機種依存文字に該当するため「輝」で代用しておりますが、「火」に「軍」が正式になります。
『Sonaeru Gohan(備えるごはん)』 ロゴ
『Sonaeru Gohan(備えるごはん)』 ロゴ
『Sonaeru Gohan(備えるごはん)』スペシャルサイト トップ画像
■『Sonaeru Gohan(備えるごはん)』について
日本赤十字社とクラシルのコラボレーションにより生まれた、私たちに身近な“食”をきっかけとして、防災・減災を身近に考えていただくスペシャルサイトです。本サイトでは、在宅避難時の避難食、食の備えや心構えなど、レシピ動画やエピソードを交えて紹介してまいります。また、日本赤十字社の担当者とクラシルの代表による「Sonaeru Gohan」の企画の経緯や防災についての対談も掲載しています。
『Sonaeru Gohan』スペシャルサイトURL: http://jrc-tsudukeru.jp/sonaerugohan/index.html
■コンテンツの参考例
1) レシピ動画
在宅避難時の避難食をテーマにしたレシピ動画を発信します。在宅避難時の限られた環境や食材でも、不安やストレスが軽減できる食事を提案することにより、災害に対する食の備えという観点から防災をより身近にしていきます。スペシャルサイトでは、災害発生後の状況に合わせたレシピと災害時でもストレスなく料理できるように備蓄用食品をアレンジしたレシピを発信。食の備えの大切さを伝えるほか、食材の知識やおすすめの備蓄用食品を紹介いたします。
<災害発生後の状況に合わせた在宅避難時のレシピ例>
(1) 災害発生直後
災害発生直後、緊張や不安で食事に時間を割くことができない時は、忘れがちな水分補給と簡単ですぐにできる食事を。
・大切な水分補給のための『もしもの時に 手作り経口補水液』
・フライパンでホカホカの『フライパンで炊く ふっくら白ご飯』
(2) 災害発生から数日
災害発生から数日は、気持ちは落ち着いても、インフラが復旧しないことでストレスを抱えがち。“日常”を感じられる美味しい食事を。
・食欲増進にもつながる香りの良い『レトルトで作る カレーにゅうめん』
・腹持ちがよく、体も温まる『ポリ袋で簡単 あったかモチモチすいとん』
・災害時でもタンパク質を補える『レトルトで簡単 お豆たっぷりミートソース』
<備蓄用食品を日常に取り入れたレシピ例>
日頃の備えの大切さを考えていただくため、食べながら備える新しい備蓄方法「ローリングストック」と備蓄用食品を使ったアレンジレシピを紹介。
・煮炊きせずに美味しい『アルファ化米でつくる パラパラチャーハン』
・ふっくら柔らかな食感を楽しめる『缶詰パンをアレンジ ふわふわフレンチトースト』
・スープで格段に食べやすくなる『柔らか乾パンのオニオングラタンスープ』
2) 『Sonaeru Gohan』クイズ ~プレゼントキャンペーン~
いつか起こりうる災害を自分ごと化していただくために、在宅避難時の食にまつわる様々なクイズを出題します。
クイズのヒントや答えをレシピ動画に盛り込むとともに、キャンペーンをシェアした方の中から、抽選で50名様に賞味期限3年の人気備災食「備え梅」のプレゼント(※)など、より多くの方々の参加促進に努め、防災について深く考えていただく機会を創出いたします。
※応募期間は2019年3月1日~3月31日まで
「Sonaeru Gohanクイズ」のクイズ一例
話題の備える梅干し「備え梅」をプレゼント
3) 『Sonaeru Gohan』在宅避難エピソード
実際に大災害に遭われ、困難な状況を乗り越えた方々の声をお届けします。これらのエピソードを通じて、「食の備え」の必要性や「食事で地域とつながる」ことの温かさをより身近に感じ、「備える」ことの大切さを改めて考えていただく機会になることを期待しています。
「地域住民みんなで食事を作り、食べることが何より楽しみだった」
(平成30年7月の西日本豪雨の被災者)
平成30年7月の西日本豪雨災害時の日赤救護班の様子
4) 『Sonaeru Gohan』防災・減災対談
「防災・減災プロジェクト」における、スペシャルサイト『Sonaeru Gohan』にてレシピ動画を監修・制作したクラシル。運営会社であるdely株式会社の代表取締役を勤める堀江 裕介と、日本赤十字社の救護担当である白土 直樹による対談の様子をご紹介します。『Sonaeru Gohan』の企画に至った経緯や災害への取り組み、「防災・減災」への想いなどを語ります。
一人ひとりの災害への備えが被害を抑える(白土)
明日、起きるかもしれないという危機感をもってもらえることが重要(堀江)
日本赤十字社の救護担当の白土(左)とdely代表取締役の堀江
【日本赤十字社のコメント】
日本赤十字社では、災害発生時における医療救護活動などに特に力を注いでまいりましたが、近年は、地域コミュニティーの「自助」「共助」の力を高める防災セミナーも開催しています。このたびのクラシルとのコラボ企画『Sonaeru Gohan』を通じて、災害時の心休まる食事や日ごろからの“食”の備えの大切さを訴求できると期待しています。「防災・減災プロジェクト ~私たちは、忘れない。~」というコンセプトのもと、これまでの災害を忘れず、防災・減災について改めて考える一助となるべく活動してまいります。
【クラシルのコメント】
「クラシル」では、毎日の食事のみならず、災害発生時でも役立つ“食”に関わる情報を発信しております。このたびの日本赤十字社とのコラボ企画『Sonaeru Gohan』の機会を通じて、災害時における食の大切さや備えの必要性のほか、不安を軽減する“食”のあたたかさを訴求できると期待しています。将来起こりうる災害への備えは必要不可欠です。「人々の未来に寄り添う」ことを念頭に、普段の食事を豊かにする情報のほか、防災・減災につながる“食”の情報を発信してまいります。
■会社概要
日本赤十字社について
社名 : 日本赤十字社
代表 : 社長 近衞 忠輝
業務内容: 国内災害救護・国際活動・医療事業・血液事業・
青少年赤十字・赤十字ボランティア
救急法等の講習・社会福祉事業・看護師等の教育など
会社URL : http://www.jrc.or.jp/
dely株式会社について
社名 : dely株式会社(dely, Inc.)
代表 : 代表取締役 堀江 裕介
業務内容: 国内No.1のレシピ動画アプリ「kurashiru(クラシル)」の運営および
ライフスタイルメディア「my kurashiru」の運営
会社URL : http://www.dely.jp/
■日本赤十字社“防災・減災プロジェクト ~私たちは、忘れない。~” について
本プロジェクトは、今もなお、被災地で苦しんでいる人に想いを寄せると共に、災害で得た教訓や経験を生かし、将来起こりうる災害に対応する力を育んでいく活動です。
今年は、「未来のために、いま備える」というテーマのもと、防災・減災について考える一助となるべく活動しており、そのために、クラシルと共同で制作した『Sonaeru Gohan(備えるごはん)』コンテンツを立ち上げました。このコンテンツを通じて、災害時の心休まる食事の提案や日ごろからの“食”の備えの必要性を伝え、災害に「備える」ことの大切さを理解していただきたいと思っています。
将来起こりうる災害への備えは、自分を、そして大切な人たちを守る一歩になります。「未来のために、いま備える。」