コインランドリーをよく利用する方は4.2％　 20歳代、30歳代のコインランドリー利用率は約4分の1　コインランドリー利用の実態調査結果を発表

2019.03.01 17:15

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企業の経営コンサルティングを行なう株式会社リンク・ソリューション(本社：東京都港区、代表取締役：鈴木康則)は、共働き世代が増加する中で、家事負担を軽減するサービスとして注目を集めている「コインランドリー」の利用状況について、「ライフスタイルに関する調査」(回答数2,205／インターネットリサーチによる)を実施しました。調査結果の概要は以下の通りです。

コインランドリーの利用状況

■コインランドリーをよく利用しているのは、4.2％

「コインランドリーの利用の有無」について質問したところ、「よく利用する」4.2％、「たまに利用する」13.4％と、あわせて約18％の方が、コインランドリーを利用すると回答しています。

一方で「今まで利用したことがない」との回答は、40.4％となっており、まだまだコインランドリーの利用度は高くないのが現状のようです。

＜コインランドリーの利用状況＞

またコインランドリー利用の有無を、年代別に分析した場合では、20歳代と30歳代での利用が多く、それぞれ4分の1を超える25.3％の方が「コインランドリーを利用する」と回答しています。なお利用割合は年代が上がるにつれて減少しており、60歳代では11％程度の利用にとどまっています。

また20歳代では、「よく利用する」という回答が11.4％にも上っており、コインランドリーの利用をライフスタイルの一つとして取り入れているのではないかと推察されます。

＜年代別の利用状況＞

■コインランドリーの利用動機は、

　「毛布やカーテンなどの大物の洗濯・乾燥」「天気が悪いときの洗濯・乾燥」

コインランドリーを利用したことがある方に、「コインランドリーの利用動機」について質問したところ、利用動機の回答が多い順に、下記のようになりました。

＜利用動機　回答多い順＞

1．毛布やカーテンなどの大物の洗濯・乾燥のため　　38.0％

2．天気が悪いときの洗濯・乾燥のため　　　　　　　30.7％

3．日常の服の洗濯・乾燥のため　　　　　　　　　　18.1％

4．洗濯機が故障していたため　　　　　　　　　　　15.9％

5．布団の洗濯・乾燥のため　　　　　　　　　　　　14.8％

特に「毛布やカーテンなどの大物の洗濯・乾燥のため」については、約4割もの方が回答しているほか、5番目の「布団の洗濯・乾燥のため」という回答も約15％あります。このように、毛布やカーテン、布団などの自宅の洗濯機では洗えないような大きな洗濯物を、大型の洗濯機械があるコインランドリーを利用して、洗濯・乾燥させていることがわかります。

また「日常の服の洗濯・乾燥のため」という回答も約18％となっており、自宅の洗濯機で洗える日常の服についても、コインランドリーを利用していることがわかります。

なお「その他」の回答(自由記述)では、「出張先／旅行先での洗濯のため」「入院中のため」など、自宅の洗濯機が利用できないシーンでの利用が挙げられています。

＜コインランドリーの利用動機＞

■コインランドリーを利用しない理由は、「自宅に洗濯機があるから」

コインランドリーを利用しない方に、「利用しない理由」について質問したところ、回答が多い順に、下記のような結果となりました。

＜「利用しない理由」　回答多い順＞

1．自宅に洗濯機があるから　　　　　　84.4％

2．必要なものは自宅で洗濯できるから　28.3％

3．衛生的に不安を感じるから　　　　　22.4％

「自宅に洗濯機がある」「自宅で洗濯できる」については、利用動機の上位を占める「毛布や布団などの大物が洗えること」が認知されていないからではないかと推察されます。また「衛生的に不安を感じる」については、各コインランドリー店舗でも一定の対策が取られているものの、ほかの人が使った機械で衣類などを洗うことに抵抗がある方が2割程度いることがわかります。

本調査結果をもとに、株式会社リンク・ソリューションでは、家事負担軽減に役立つ「コインランドリー」の効果的な利用方法などの情報発信をしてまいります。

※「ライフスタイルに関する調査」として、インターネットリサーチにより実施。

調査期間は2018年5月18日～20日、調査対象は関東に在住する12,735名で、有効回答数は2,205名(回答率 17.3％)。

(回答者属性について)

・回答者性別

N　： 2,205

男性： 554

女性： 1,651

・回答者年代

N　　　　： 2,205

20歳～29歳： 237

30歳～39歳： 395