事前売れ筋予測を行う＜バイヤー機能＞を、「STAFF START」がリリース！販売員の声が生産数の適正化に繋がる時代に　初回導入はアダストリア！

2019.03.08 10:00

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　株式会社バニッシュ・スタンダード(本社：東京都港区、代表取締役社長：小野里寧晃、以下当社)は、店舗販売員を軸にオムニチャネル化(※1)を推進するアプリケーションサービス「STAFF START」において、販売数と生産数の相違を減らすためのバイヤー向け機能を追加サービスとして実装し、提供開始いたしました。

　バイヤー、MD(※2)など生産や発注に携わる部門がサンプル商品情報を販売員へ投稿共有することで、販売員はサンプル商品に「売れそう？」「売れなそう？」の評価を行います。例えば「67％の販売員が『売れそう』と言ってます」など集計データを可視化することで、企業の生産管理を適正化することができる新機能です。

「STAFF START」

http://www.staff-start.com/

バイヤー機能イメージ

■生産数の適正化に貢献

　これまでのアパレル商品生産においては、本部(バイヤーやMDの経験値)による判断で生産数やサイズ、カラーバリエーション等の決定が行われてきましたが、その販売数と生産数に相違が起こり、欠品による機会損失や在庫過剰により商品の値引きなども多く見られたことから、生産工程の課題解決をすべく新しいサービスをリリースしました。

　今回のサービス導入を行うことにより、商品生産前にサンプル商品情報を店舗の販売員にアプリ内共有し、その商品の評価を得てデータ集計することで、生産数や注文数、販売可否の参考に本部側はすることが可能となります。

　なお、先行導入といたしまして、株式会社アダストリアにご導入いただきました。

■バイヤー機能のサービス概要

・バイヤー、MDが販売員に対して、「STAFF START(バイヤー機能)」を利用し、アプリからサンプル商品情報を投稿します。その情報に対し、販売員が事前に売れ筋予想を行い、全てのデータは集計され本部に共有されます。

・今後は、集計されたデータを参考に生産数や注文数、販売可否を本部が決定をし、商品の販売が決定したものは、入荷後に評価者となる販売員へ通知し、改めて、商品レビューやコーディネート投稿を公式通販サイト内やSNSへ行えるようにする予定です。

■導入により生まれる新しい付加価値

・店舗販売員の生の声を元に商品生産を行うことが可能となります。

・生産から販売まで、無駄を最小限に抑えて商品企画・販売を行うことができ、今日課題とされている、環境に配慮をした生産の実現に近づけることができます。

・販売スタッフは、自分が評価した商品ということで入荷時から愛着を持ち、モチベーションを高めて販売促進に繋げることができます。

■STAFF START(スタッフスタート)について

　2016年9月、ファッション業界を中心に店舗販売員のコーディネート投稿を簡易化する業務用アプリケーションサービスとしてリリースしました。

　現在、導入企業は約600ブランドを超え、2018年2月から2019年1月までの通期でSTAFF START経由の流通売額が160億円を突破！