【あべのハルカス近鉄本店】 「象徴のうた~皇室のこころ~」展
~「うた」にあらわれる皇室の「こころ」を写真とともに紹介する~
2019年5月1日(水)、新元号・令和とともに新時代を迎えます。あべのハルカス近鉄本店では、「うた」にあらわれる皇室の「こころ」を紹介する新聞連載『象徴のうた』より平成の天皇、皇后両陛下や皇太子、皇太子妃が平成時代に詠まれた「うた」など、およそ40の「うた」と貴重なお写真を、「うた」にあらわれた心や平成時代の出来事とともに紹介します。「災害」「家族」「慰霊」「愛」「象徴」の5テーマで構成されており、平成時代を歩まれた皇室の方々の姿をテーマ別に振り返ります。
会期:5月1日(水)~5月14日(火)
会場:ウイング館9階催会場 ※入場無料
「象徴のうた」展とは… 平成の天皇、皇后両陛下を中心に皇室の「うた」を紹介しながら、その「うた」にあらわれた心の姿や平成時代の出来事を振り返り、象徴天皇とはどんな存在なのかなどを探っていく、共同通信社が配信した新聞連載で大きな反響を呼びました。筆者は歌人で細胞生物学者の永田和宏氏。永田氏は、亡くなった夫人の河野裕子さんと夫婦ともに宮中歌会始の選者を務めています。本展は連載の一部抜粋で、「うた」と「うたの鑑賞」を関連「写真」とともに展示します。 ◎共同通信社の新聞連載「象徴のうた 平成という時代」(全国30紙掲載) |
皇室は、日本の伝統文化を保護し継承する役割も担っています。皇室と和歌とは関わりが深く、毎年1月に天皇陛下が催す「歌会始の儀」は歴史の長い行事です。
皇室のうた展示例
なゐをのがれ戸外に過す人々に雨降るさまを見るは悲しき
平成7(1995)年 天皇
赤玉の緒さへ光りて日嗣なる皇子とし立たす春をことほぐ
平成3(1991)年 皇后
オックスフォードのわが学び舎に向かふ時ゆふべの鐘は町にひびけり
平成15(2003)年 皇太子
大君と母宮の愛でし御園生の白樺冴ゆる朝の光に
平成31(2019)年 皇太子妃
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