「平成最後の春に向けた テレビCMタレントTOP10」発表
トップは渡辺直美、「アフラック」「ボートレース」のCM出演が影響
2019.04.16 12:00
株式会社サイカ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:平尾喜昭、以下 サイカ)は、オフライン広告(*1)領域における独自の調査・研究レポートの第7弾として「平成最後の春に向けた テレビCMタレントTOP10ランキング」を発表いたします。
これは、春季の需要増加を見据えたテレビCM出稿が多くなる1月~3月、関東地区の民放5局においてCM出演が多かったタレントをランキング形式でまとめたものです。
キービジュアル
【調査結果サマリー】
●2019年1月~3月に最もCM出演が多かったのは「渡辺直美」
「アフラック」「ボートレース」のCM出演が大きく影響
2019年1月~3月に関東地区で最もCM出稿が多かったのは「渡辺直美」で、出稿秒数が90,135秒と、2位と比べて20,000秒以上の差をつけての首位となりました。
「渡辺直美」の出演CMのうち、生命保険・医療保険の「アフラック(38,985秒)」、競艇の「ボートレース(36,255秒)」が出稿秒数の大半を占め、ランキング順位を押し上げる結果となりました。
ビデオリサーチの調査(*2)によれば、2018年の関東地区のタレント別年間CM出稿量のTOP5は「濱田岳」「桐谷健太」「綾瀬はるか」「斎藤工」「上戸彩」ですが、今回のランキングではTOP5全ての顔ぶれが異なる結果となりました。
今回TOP10にランクインしたタレントの出演CM出稿企業には、通信サービス、転職・求人サービス、保険など、春季に乗り換え需要の高まる事業領域の企業が見られました。
*1. オフライン広告とは、インターネットを介さない広告のことで、テレビCM、ラジオ、新聞、雑誌、チラシなどが含まれます。
*2. 出典:2018年の年間テレビCM出稿動向まとまる CM出演タレントは、関東地区「濱田岳」がトップ 「竹内涼真」も大躍進!|株式会社ビデオリサーチ|2019年3月7日
【ランキング一覧】
◆2019年1月~3月にCM出演が多かったタレントTOP10(関東地区)
※テレビCM出稿秒数を基準に順位をつけています。
<1位>渡辺直美
主なテレビCM出演ブランド:アフラック/ボートレース/コカ・コーラ い・ろ・は・す
出稿秒数 :90,135秒
出稿本数 :3,527本
<2位>神木隆之介
主なテレビCM出演ブランド:KDDI(au)/全国自治宝くじ事務協議会/Renta!
出稿秒数 :68,670秒
出稿本数 :3,247本
<3位>土屋太鳳
主なテレビCM出演ブランド:ソフトバンク/イーデザイン損保/JRA
出稿秒数 :61,260秒
出稿本数 :3,538本
<4位>吉岡里帆
主なテレビCM出演ブランド:Y!mobile/日清食品 どん兵衛/UR都市機構
出稿秒数 :58,335秒
出稿本数 :3,662本
<5位>西島秀俊
主なテレビCM出演ブランド:アフラック/パナソニック/ホットペッパー グルメ
出稿秒数 :56,220秒
出稿本数 :2,390本
<6位>白石麻衣
主なテレビCM出演ブランド:ソフトバンク/ディップ バイトル/資生堂
出稿秒数 :54,990秒
出稿本数 :3,278本
<7位>吉田羊
主なテレビCM出演ブランド:JXTGエネルギー ENEOS/S&B/大塚製薬 ポカリスエット
出稿秒数 :51,255秒
出稿本数 :2,954本
<8位>濱田岳
主なテレビCM出演ブランド:KDDI(au)/ダイハツ/東洋水産 マルちゃん
出稿秒数 :50,520秒
出稿本数 :2,994本
<9位>深田恭子
主なテレビCM出演ブランド:UQコミュニケーションズ/パーソルキャリア DODA/東京ガス
出稿秒数 :48,930秒
出稿本数 :2,859本
<10位>有村架純
主なテレビCM出演ブランド:KDDI(au)/WOWOW/ホットペッパー ビューティー
出稿秒数 :48,570秒
出稿本数 :2,857本
【その他の調査】
◆地域別・業種別CM出稿量
2019年1月~3月の関東地区、関西地区、東海地区の業種別CM出稿量を比較すると、以下の傾向が見られました。
・もっとも出稿量が多かった業種は「通信」。「食料・飲料」「エンターテインメント」も他業種に比べて出稿量が多い
・関東地区が他地区よりも出稿量が多い業種が「自動車」「量販店・飲食店」、関西地区が多い業種が「交通・観光・アミューズメント」「エンターテインメント」、東海地区が多い業種が「食料・飲料」「美容・健康」「生活用品」「通信」「家電」
図表:地域別・業種別CM出稿量(秒数)
【調査の概要】
調査名 :平成最後の春に向けた テレビCMタレントTOP10ランキング
調査対象期間:2019年1月1日~2019年3月31日
調査方法 :関東地区の対象期間の民放5局のCM出稿量をタレント別で集計し、
ランキングした。
※CMの出稿本数総計:404,247本
※CMの出稿秒数総計:7,154,220秒
留意点 :各企業・各商品のCM放送回数・放送時間は一定の測定方法により
算出されており、個別の企業に対する調査等は行っておりません。
本記事の情報を利用された場合に生じる損害について、
株式会社サイカは一切の責任を負いかねますので、ご了承ください
【本ランキング作成の背景】
テレビCMなどのオフライン広告は、国内で1年間に約5兆円(*3)の費用が使われながらも、効率的な広告出稿や効果測定の手法が確立しておらず、情報も得にくい領域です。
そのような現状に対し、インターネット広告とオフライン広告の統合的な分析を可能にするマーケティングツール「XICA magellan(マゼラン)」を提供するサイカは、オフライン広告領域の実態を明らかにすべく、調査・研究を行っています。
その調査・研究結果の第7弾として、「平成最後の春に向けた テレビCMタレントTOP10ランキング」レポートを作成いたしました。
*3. 出典:2017年(平成29年)日本の広告費|株式会社電通|2018年2月22日( http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0222-009476.html )
●株式会社サイカについて http://xica.net/
サイカは、“すべてのデータに示唆を届けすべての人に幸福を届ける”というミッションのもと、2012年の創業以来、統計分析システムの企画・開発・提供分野において急成長を続けているITプロダクト開発企業です。創業当時より「分析のプロ」ではなく「現場のプロ」であるビジネスパーソンをユーザー対象としており、その独自戦略のもとに鍛え上げられた、プロダクトの操作性と直観性が高く評価されてきました。
●XICA magellanについて http://xica.net/magellan/
インターネット広告(リスティング広告、動画広告など)、テレビCM、交通広告など多種多様な広告の効果を統合的に分析し、広告予算の最適な配分案を算出することで、企業の全体最適なマーケティング活動を支援します。2016年9月の販売開始から約1年で、すでに国内の広告宣伝費トップ100企業(*4)の1割の企業で広告分析にマゼランが利用され、高い評価を得ています。
*4. 出典:「広告宣伝費」が多いトップ300社ランキング|東洋経済オンライン|2017年09月10日( http://toyokeizai.net/articles/-/187757 )
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