人工尿道括約筋を扱う先進医療認定施設が増加
- 重い尿失禁に対する世界標準の治療法を、より多くの国内患者の皆様へ -
2010.12.14 11:00
男性及び女性の骨盤周辺部位疾患の治療における世界トップレベルの医療機器と治療を提供している日本AMS株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:倉田 進)は、この度、同社の「AMS800 人工尿道括約筋」(以下、人工尿道括約筋)を取り扱う先進医療認定施設が国内6施設にまで増えたことを発表しました。また、日本泌尿器科学会の人工尿道括約筋認可推進委員会(委員長:東北大学病院 泌尿器科 荒井 陽一 先生)を中心とする活動により人工尿道括約筋が国内で認知されるに従い、患者様や医療施設からのお問い合せと需要は日々増加しており、先進医療認定施設は今後も逐次拡大することが考えられます。
人工尿道括約筋を取り扱う6施設は以下の通りです。
1.北海道大学病院 泌尿器科
〒060-8648 北海道札幌市北区北14条西5丁目 Tel:011-706-5772
2.東北大学病院 泌尿器科
〒980-8574 宮城県仙台市青葉区星陵町1-1 Tel:022-717-7283
3.北里大学病院 泌尿器科
〒252-0375 神奈川県相模原市南区北里1-15-1 Tel:042-778-8111
4.東京医科歯科大学病院 泌尿器科
〒113-0034 東京都文京区湯島1-5-45 Tel:03-5803-5680
5.島根大学医学部付属病院 泌尿器科
〒693-8501 島根県出雲市塩冶町89-1 Tel:0853-20-2253
6.原三信病院 泌尿器科
〒812-0033 福岡県福岡市博多区大博町1-8 Tel:092-291-3434
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排尿調節機能回復のための同社の人工尿道括約筋は、初期モデルから数えて30年にわたって提供されており、その長期的な臨床使用実績から安全性と有効性が証明されています。また世界では13万人の患者に使用されており、例えば前立腺癌手術後に一定の低い割合で発生する、中等度から重度の尿失禁においては標準的な手術療法となっております。
日本泌尿器科学会が行った最近の調査によると、2004年には日本で約16,000件の前立腺全摘出手術が行われましたが、前立腺癌の発症率は年々増加傾向にあります。人工尿道括約筋は患者の体内に埋め込み、完全に外からは見えない形で使用する医療器具で、排尿調節機能を回復することができます。日本での尿失禁治療は、特に男性においては実質的にパッドやおむつによる治療法しかありませんでしたが、人工尿道括約筋はこれに代わる唯一の選択肢となります。
現在、本治療法は原則として保険適用が認められておりませんが、この度発表の先進医療認定施設において費用の一部に保険を使用することが可能です。また、日本泌尿器科学会 人工尿道括約筋認可推進委員会主導の下、早期の保険適用の実現にむけての活動も行われています。
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【米国アメリカン・メディカル・システムズ社ならびに日本AMS株式会社について】
米国アメリカン・メディカル・システムズ社(American Medical Systems, Inc.)は1972年に設立、ミネソタ州ミネトンカに本社を置き、失禁症、勃起障害、前立腺肥大症、脱出症、その他の骨盤部位の障害に関する多様な治療機器や治療法を提供しています。同社の製品の多くは低侵襲的治療であり、2009年の一年間に世界で約33.5万人の患者の治療に使用されました。日本においては、人工尿道括約筋の国内総販売代理店であるタカイ医科工業株式会社を通じて人工尿道括約筋に興味のある泌尿器科医への情報提供や販売を行っております。日本AMS株式会社は国内代理店への情報提供等の支援を目的に、2010年に設立されました。
日本AMS株式会社
〒108-6028 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟
http://www.amsjapaninc.co.jp/
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【AMS800に関する、医療関係者・お客様からのお問い合わせ先】
AMS800国内販売総代理店(選任製造販売業者)
タカイ医科工業株式会社
TEL : 03-3814-7761
EMAIL: Tokyo(at)takai-hs.co.jp
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