高級紳士オーダー服地商 銀座サワモト、 チロル山岳地方発祥のハンティング用コート、 「ローデンコート」のオリジナルパターンオーダー開始
~日本人体形に合わせたサイジングを実現させたオリジナルローデンコート~
仏・ドーメル社、英国・ホーランド&シェリー社や伊・ロロ・ピアーナ社など高級紳士オーダー服地を多数取扱う株式会社銀座サワモト(本社:東京都中央区、代表取締役:澤本 章)は、昨年から取り扱い始めたオーストリアの服地メーカー、「Leichtfried」<ライヒットフリード社>のローデンクロスを使用したローデンコートのオリジナルパターンオーダーを2019年9月より受注を開始致します。
国内提携工場とタッグを組み、日本人体形に合わせ現代風にアレンジしたオリジナルパターンを作成しました。完成に合わせ6月4日(火)から6日(木)の三日間、本社ビル7Fショールームにて展示会を行います。
株式会社銀座サワモト
http://www.ginza-sawamoto.co.jp/
■「ローデンコート」について
ヨーロッパ・アルプス山脈の東側にあるオーストリアとイタリア最北部に跨るチロル山岳地方からドイツ南部にかけて19世紀の半ばからアルプス山脈の遊牧民の衣装からインスパイアされ貴族が狩猟時に着始めたとされています。
他のコートには見られないこだわったデティールがローデンコートの特徴となっております。
1. ロング丈のマントのようなAラインシルエット
2. 背部分にある深く長いインバーテッドプリーツ
3. 肩先の縫いマチをつけ、脇下を縫いつけない独特なフローティングショルダー
寒い冬の狩猟の際に重ね着しても腕の可動範囲を広げるための独特な袖つけ。
ローデンショルダーともいう。
4. タブ付の袖にステンカラー
古くからヨーロッパで親しまれ風物詩のようなアイテムで、これが街で見られるようになると冬の始まりとも言われ、自然に溶け込むような深緑色「ローデン・グリーン」を使用したローデンコートが正統派のローデンコートと呼ばれます。日常着としても評価され、オーストリア以外の国々にも広まりました。オーストリア帝国時代の皇帝であった人物、フランツ・ヨーゼフがこのコートを羽織っていたところから、さらに広く知られるようになったとも伝えられています。後に、英国のウインザー公も着用していたといわれるほどです。
■「Loden Cloth」<ローデンクロス>について
オーストリアと南ドイツなどのチロル山岳地方の伝統的な衣装として使われてきた強い縮絨(繊維に蒸気、熱、圧力をかけると互いに絡み合い結合する性質=フェルト化により、織物が収縮し、組織が緻密になること)をしっかりとした毛織物。
現地の古語で「獣毛で織った厚地の毛布」を意味する“Loda”を語源とするローデンクロスは、16世紀にチロル山岳地方の遊牧民が家内工業として山に生息していた羊の毛から作り上げたものが原型とされており、アルプス特有の湿った冷たい風から身を守るため作られたともいわれている。
一般的にはローデンコートに使われるクオリティはウール80%アルパカ20%混紡のものが多い。生地の特徴としてはぎっしりと目が詰まり、油脂分が多めに残っているため撥水性・防水性・防塵性に優れ、防風効果も極めて高く、更には見た目以上に軽く・柔らかく仕上がるのが特徴。
昨年から取り扱いを始めたライヒットフリード社のローデンクロスはPURE NEW WOOL<ピュアニューウール>(その年に刈り取られた毛)を使用しています。他社のものは多くはリサイクルウール(余った毛糸などを紡ぎなおしたウール)75%にポリアミド(ナイロン)25%という混紡のものが多く、オリジナルでもあるウール80%アルパカ20%の中でもライヒットフリード社は上質な生地を求め、ピュアニューウールを使用しています。
■「ローデンコート」商品概要
品名 : ローデンパターンオーダーコート
サイズスペック: SS~4L
使用生地 : ライヒットフリード社製ローデンクロス
ウール80% アルパカ20%(5色展開)
希望小売価格 : オープン価格
発売日 : 2019年9月予定
■会社概要
商号 : 株式会社銀座サワモト
代表者 : 代表取締役 澤本 章
所在地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座5-4-7
設立 : 1950年9月
事業内容 : 紳士服地織物卸業
資本金 : 1,000万円
URL : http://www.ginza-sawamoto.co.jp/
インスタグラム: ginzasawamoto
【商品に関するお客様からのお問い合わせ先】
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Tel:03-3571-9191
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