道明寺線の橋梁に「土木学会選奨土木遺産」認定証が授与されました
近鉄では、道明寺線(道明寺駅~柏原駅)の4つの橋梁が「近鉄道明寺線鉄道構造物群」として「土木学会選奨土木遺産」に認定され、2019年5月9日(木)に公益社団法人土木学会関西支部により認定証が授与されました。
道明寺線は1898(明治31)年に開業した近鉄最古の路線であり、昨年開業120周年を迎えました。今回認定を受けた近鉄道明寺線鉄道構造物群は、その開業時に築造された明治時代の橋梁であり、築造から120年以上経過した令和の時代においても、現役の鉄道橋として使用されています。今後も厳正な維持管理を行い安全運行に努めてまいります。
詳細は以下のとおりです。
1.認定を受けた構造物
「近鉄道明寺線鉄道構造物群」
第1号溝橋 :橋長 1.8m
第2号溝橋 :橋長 1.8m
奈良街道陸橋 :橋長 9.1m
大和川橋梁 :橋長 216.4m
2.授与式
【1】日時 2019年5月9日(木)
【2】会場 建設交流館(大阪市西区)
3.歴史
1898(明治31)年3月24日 河陽鉄道により柏原~古市間が開業、
「近鉄道明寺線鉄道構造物群」が供用開始
1899(明治32)年5月11日 河南鉄道が河陽鉄道の路線を承継
1919(大正 8)年3月 8日 河南鉄道が大阪鉄道に社名変更
1943(昭和18)年2月 1日 関西急行鉄道が大阪鉄道を合併
1944(昭和19)年6月 1日 関西急行鉄道が近畿日本鉄道に社名変更
(以 上)
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