エコネコル、多摩ニュータウン環境組合と特許を活用した 「落じん灰」の有価買取契約を締結
株式会社エンビプロ・ホールディングスのグループ会社である株式会社エコネコル(以下、エコネコル)が、多摩ニュータウン環境組合と「鉄屑等売却(落じん灰等)【単価契約】」(以下「本契約」)を締結しました。
本件はエコネコルが取得した特許「焼却灰からの貴金属回収方法及び装置(出願番号:特願2016-022107)」(以下「本特許」)と関連するものです。
エンビプロ・ホールディングス│NEWS
https://www.envipro.jp/news/news-1031/
【落じん灰とは?】
一般廃棄物を焼却した際に出る焼却灰の中で、ストーカー炉の火格子の隙間からの落下物を「落じん灰」と言います。従来は主灰と一緒にされ、コンベアで灰ピットに貯留されていました。
落じん灰には、銅、亜鉛、鉛が多く含まれる他、貴金属類の含有量も金鉱石と同等以上という知見を、当グループは保有しています。
【有用金属を高品位で回収】
一般廃棄物の焼却灰は、有用な金属を十分回収(リサイクル)されず、埋め立て処分やエコセメント化をされています。
当グループのエコネコルは、本特許により焼却灰内の落じん灰から貴金属(金、銀、銅、プラチナ、パラジウム)を高品位で回収することができるようになりました。
【3件目の落じん灰 有価買取契約】
エコネコルは本特許を活かし、多摩ニュータウン環境組合と本契約を締結しました。
多摩ニュータウン環境組合の非鉄ホッパーに貯められた非鉄と落じん灰を、エコネコルは約5年間にわたって買い取り、貴金属資源の再資源化、廃棄物の再資源化率の向上に貢献してまいります。
また本件は、鳥取中部ふるさと広域連合、印西地区環境整備組合に引き続き3件目の、落じん灰の有価買取契約となります。
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