「ペット共生住宅管理士」検定を6月3日より開講 ~人とペットがより快適に 楽しく暮らすために必要な専門知識を学ぶ検定~
1979年から40年にわたってペットの適正飼養の普及啓発に関わってきた公益社団法人日本愛玩動物協会(本部・東京都新宿区、会長・東海林 克彦)は、ペットの習性や正しい飼い方を理解したうえで、ペット共生住宅に関する専門的な知識を学ぶことができるよう、「ペット共生住宅管理士」検定を6月3日(月)10時より開講いたします。
本検定は、ペット共生住宅がより良いものとなって社会に浸透・定着していくためには、建物の設備・構造の適正化や飼い主の意識改革が図られることはもちろん、ペット共生住宅を支える人材の育成が必要であるという考えから開講に至りました。
ペット共生住宅管理士
■「ペット共生住宅管理士」新設の背景
犬は庭の犬小屋で番犬として飼われ、猫は出入り自由というのが当たり前であった時代、「ペットと一緒に暮らす」という意識は極めてまれでした。しかし、時代が進むにつれて室内飼育が増え、2000年代に入ると「ペットを飼う」から「ペットと暮らす」ためのペット共生マンションや戸建住宅が注目されるようになりました。
「ペット共生住宅」が出現した当初は、「掃除しやすいフローリング」「消臭効果のある壁」「猫が爪とぎできないツルツルの壁」など、人にとっての利便性を考慮した工夫が重視されていました。しかし、掃除がしやすくても滑りやすい床では犬が足腰を傷めてしまいますし、壁をガードするだけで爪とぎできる場所を与えなければ、猫はストレスをためてしまいます。ペットの習性をきちんと理解したうえで、本来の行動を引き出せるような環境づくりが大切になってきているのです。
そこで、ペットの習性や正しい飼い方を理解したうえで、ペット共生住宅に関する専門的な知識を学ぶことができるよう、「ペット共生住宅管理士」検定が誕生しました。
■資格の概要
「ペット共生住宅管理士」は、オンライン上で受験することが可能です。わざわざ試験会場にお越しいただかなくても、ご自宅などでお好きな時間に受験できます。
受講資格:二級愛玩動物飼養管理士 有資格者
教材 :3冊
『ペット共生マンションの適正化推進ガイドライン』
『飼い主のマナーハンドブック』
『ペット共生住宅管理士 理論と実践』
検定料 :テキスト・検定セット20,000円(税込)
受験方式:専用サイトにおけるオンラインでの受験
■公式テキスト
公式テキストは、「ペット共生マンションの歴史、管理・運営、設計などの基本」「集合住宅における飼い主のマナー」「ペット共生住宅をつくるためのノウハウ」を学ぶ3冊です。(テキストのみの購入も可能です!)
『ペット共生マンションの適正化推進ガイドライン』
監修者に公益社団法人日本獣医師会や建築家などの専門家を迎え、ペットと人の双方にやさしい住まいづくりについて解説しています。
定価:15,000円+税
仕様:B5版 オールカラー 168ページ
『これだけは知っておきたい 飼い主のマナーハンドブック』
飼い主は、近隣に迷惑をかけないよう十分に配慮するなど、責任を果たすことが求められています。それは戸建住宅であっても変わりはありません。
本書では、ペット(犬、猫、小動物、小鳥)と暮らすうえで知っておきたい適正な飼養方法や技術、マナーについて、わかりやすく解説しています。
定価:700円+税
仕様:A4版 オールカラー 36ページ
『ペット共生住宅管理士 理論と実践』
ペット共生住宅づくりのノウハウや、管理運営のポイントなどを具体的にまとめた内容になっています。ペット業界の現状についても解説しています。
定価:2,000円+税
仕様:B5版 モノクロ 104ページ
■詳細は
ペット共生住宅管理士についての詳細やお申込み方法は、公式サイトをご確認ください。
■公益社団法人日本愛玩動物協会とは
環境省動物愛護管理室の指導を踏まえて、愛玩動物飼養管理士の養成・派遣や各種普及啓発教材の作成等を通じて、より多くの飼い主の方々に動物愛護管理法に基づく正しい飼い方を広め、人と動物にやさしい社会を作ることを目的として活動している団体です。1979年に設立し、会員数は約1万4千人※を誇る日本で最大規模の動物愛護団体です。本協会が認定登録している愛玩動物飼養管理士は、有資格者の累計が約18万人※となっています。
※令和元年5月現在
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