米国EON Reality社と日本AVR Japan社が EON Reality Japanを設立　 AR・VRのエンジニア育成事業や技術活用支援サービスを展開

2019.06.04 14:00

EON Reality Inc.(本社：米国カリフォルニア州、代表：マッツ・ヨハンソン)とAVR Japan株式会社(本社：東京都港区、代表：立石雅之)は、日本市場で教育、産業分野を中心に拡張現実(AR)・仮想現実(VR)技術を使用したソリューション展開を行う運営会社『EON Reality Japan株式会社』を設立したことを発表します。設立に伴い、AR・VR技術の利用を促進する施設『インタラクティブ・デジタルセンター(IDC Japan：港区)』の開設と同施設内でのエンジニア育成スクール『VRイノベーションアカデミー』を開講します。

EON Reality Italiaショールーム

■AR・VR技術の技術活用と習得の世界スタンダードが日本に初上陸

米国EON Reality社は、産業・教育分野に拡張現実(AR)・仮想現実(VR)技術の教育と利用促進、受託開発を行っている世界的な企業です。1999年の設立以降、AR・VRを用いたナレッジシェアリング業界のスタンダードとして、携帯電話から巨大な没入型ドームなど、様々なデバイスに対応するソフトウェアの開発を行ってきました。また、世界27拠点に及ぶグローバルなアプリ開発ネットワークにより、60,000以上の3Dモデルと8,000以上のAR・VRアプリーケションの保有や4,000万以上のAR・VRプラットフォームのダウンロード実績があります。

EON Reality Japan株式会社の設立に伴い、2019年10月に世界のAR・VR拠点ネットワーク『IDC HUB』日本拠点としてIDC Japanが東京タワーメディアセンター内にグランドオープンする予定です。IDC Japanでは、様々なAR・VR機器を完備したショールームと共に、米国EON Reality社が開発したAR・VRプラットフォームを用いた教育、トレーニング、職場効率の改善に繋がる有効なツール提供・開発を行います。

「IDCを東京に開設できる事は、我々にとって非常にエキサイティングなことです。我々のAVRプラットフォームは、産業に於いてナレッジトランスファーの効率や仕事の生産性を飛躍的に向上させることが可能です。学習や、トレーニング、パフォーマンス向上のためだけにAVR技術を使うのではなく、個人個人がAVRアプリを作成することで、日本だけでなく弊社のサービスを利用する様々な国のユーザーの方々にとって業務効率・ナレッジトランスファーの改善が可能になります。」

米国EON Realityの創業者兼会長 Dan Lejerskar

■世界レベルのAR・VRエンジニアを育成

学生や教師、経営者など様々な方たちへAR・VRハードウェアや個別ソリューション提供をするだけではなく、EON Reality はエンジニア教育にも注力しています。IDC Japan内に設置する日本初のVRイノベーションアカデミーではプログラミング、デザイン、AVRアプリ開発を実際にクライアントのため、またそれに近い状況で指導をします。アカデミー卒業生は、約1年間の集中講義で身に着けたスキルにより、AR・VR業界内だけではなく、産業問わずAR・VRソリューションを企業に提案できる実践力を身につけることができます。

VRイノベーションアカデミー

なお、VRイノベーションアカデミーは10月のグランドオープンに先立ち7月8日からIDC Japanにて開講します。初年度(1期生)は限定15名で募集し、2年目(2期生)以降50名に拡大していきます。就職前の大学生やキャリアアップを検討する社会人エンジニアが受講予定です。アカデミーのカリキュラム等はホームページをご覧ください。

VRイノベーションアカデミー： https://www.eonreality.com/locations/tokyo-jp/

応募フォーム　　　　　　　： https://www.eonreality.com/academy/#vria_contact

■EON Realityの世界拠点