「全国灯台文化価値創造プロジェクト」活動開始、 2019年度の「恋する灯台」認定灯台を発表
北海道から沖縄県まで、日本全国9エリア9基の灯台を「ロマンスの聖地」として認定
2019.06.10 14:00
全国灯台文化価値創造プロジェクト事務局は、全国各地の団体と協働して海へのムーブメントをつくりだす日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、「全国灯台文化価値創造プロジェクト2019」を実施します。その活動の第1弾として、日本全国に存在する灯台の中から「恋する灯台」の選考を実施しました。2019年度は、9エリア9基の灯台を「恋する灯台」と認定し、6月より各自治体への表敬訪問を行ってまいります。
「恋する灯台」
https://romance-toudai.uminohi.jp/
「全国灯台文化価値創造プロジェクト2019」は、灯台を“ふたりの未来をみつめる場所”としてとらえ、「ロマンスの聖地」として再価値化するプロジェクトです。観光資源としての灯台を「ロマンスの聖地」として認定し、その価値を上げることで灯台に訪れる人が増え、さらに海への関心も高まることを目的に活動してまいります。この活動を通して、「ロマンスの聖地」というキーワードを軸にこれまで埋もれていた「灯台」の文化や歴史的価値を可視化し、自治体が主体となった地域おこしの機運を高めていきます。
■発表!2019年度認定灯台
日本ロマンチスト協会強化委員の中から選抜したロマンス宣教師を中心とした有識者で構成された選考委員会によって定めた審査基準に則って、2019年は以下の9エリア9基の灯台を「恋する灯台」として認定します。
認定灯台一覧
<「恋する灯台」審査基準>
PLACE(場所)
…日常を忘れさせて、ふたりの“恋する気持ち”を刺激するロケーションか【非日常感】
HISTORY(歴史)
…心揺さぶられる感動的な逸話、後世に語り継ぐべき歴史を有するか【物語感】
ACCESS(道のり)
…たどり着く道のりが、ふたりの心を近づけ、恋心の高まりを感じられるか【到達感】
ROMANTIC(ロマンティック)
…心が開かれていく自由さと、夢見る気持ちに広がりが感じられるか【創造感】
OCEAN VIEW(景観)
…空と海の青が広がり、世界の果てを感じさせる壮大さが感じられるか【最果て感】
SHAPE(形)
…魅力的なフォルムと、屹立するさまに孤高の美を感じさせるか【造形美感】
※以上6つの要素の頭文字は「PHAROS(ファロス)」。ファロスとは紀元前3世紀ごろにエジプトのファロス島に伝説の「アレクサンドリアの大灯台」が建造されたことから、フランス語やスペイン語で「灯台」の語源となった言葉です。
■「全国灯台文化価値創造プロジェクト2019」活動概要
2019年度、「恋する灯台プロジェクト」では以下の活動を行っていく予定です。
1) 新規恋する灯台認定
2) 新規認定9エリアにてリーフレット制作
地域資源や地点情報をロマンティックな視点や発想で切り取り、その地域でしか体験できない“特別なアクション”へと落とし込む、日本ロマンチスト協会発のオリジナリティにこだわった仕上りを目指します。全国の“恋する灯台のまち”を舞台に、その地域の人々の協力を得ながらクエスト(ここでしか味わえない体験)を創り出し、恋する灯台を巡りながら2人の仲が深まる10のコトを開発します。
3) 他業種とのコラボによる全国灯台文化価値創造フォーラムイベントを実施
異業種を巻き込んだイベントを開催することで、海洋文化価値向上の可能性を追求します。
4) 全国認定灯台自治体との連携によるゴミ拾い
日本財団「海と日本プロジェクト」が推進している海洋ごみ対策プロジェクト「CHANGE FOR THE BLUE」の活動の一環として、全国認定灯台自治体との連携によるごみ拾いイベントを開催します。
5) 全国認定灯台エリアにおける一斉アクション
【日本財団「海と日本プロジェクト」とは】
日本財団「海と日本プロジェクト」とは、2015年に「海の日」20回目を記念し、日本財団の主導で推進しているプロジェクトです。次世代を担う子どもたちを中心として多くの方々に「海の日」の意義について認識を深めてもらうとともに、海への好奇心を持ってもらい、行動を起こすムーブメントを作り出すことを目指しています。
【「日本ロマンチスト協会」とは】
「地球環境や世界平和も大事ですが、ロマンチストという“大切な人を世界で一番幸せにできる人”が増えると、夫婦環境や恋人環境ばかりか、社会全体が豊かになるかもしれない」、ということに気がついたトキメク大人たちがはじめた秘蜜結社。長崎県雲仙市愛野町を「ロマンチストの聖地」として本部を設置し、2008年5月より活動を開始。2008年6月19日に「ロマンスの日」を制定。「ジャガイモ畑の中心でロマンスを叫ぶ」、「愛の聖地復興プロジェクト」など、数々の話題を巻き起こし、活動を拡大中。現在、クリエイターやアナウンサー、タレント等の放送文化人、経営者などの財界人を中心に約1,600名(2019年5月現在)の会員組織として活動中の一般社団法人。