市場調査分析のアットクリッピング( https://www.atclipping.jp/ )は、提供するTwitter投稿調査・分析及びInstagramハッシュタグ調査・分析サービスを活用し、お掃除ロボットの人気5ブランドの投稿内容や使用方法について、Twitter及びInstagramの調査・分析を行いましたので報告します。

・調査期間：2018年５月1日～2019年４月30日の1年間
・調査媒体：Twitter及びInstagram
・調査対象：
　「お掃除ロボット」、「ロボット掃除機」に関するTwitter投稿：16,910件
　「お掃除ロボット」、「ロボット掃除機」に関するInstagram投稿： 4,611件
　お掃除ロボット5ブランドに関するTwitter投稿： 4,863件
　お掃除ロボット5ブランドに関するInstagram投稿：12,139件
・調査方法：アットクリッピングのTwitter、Instagram投稿調査サービスを利用

　家庭用床掃除ロボット（以下、お掃除ロボット）は、日本では2004年に米国のiRobot（アイロボット）社「ルンバ」の発売が開始され、国内大手家電メーカーでもシャープ「ココロボ」、東芝「トルネオロボ」、パナソニック「ルーロ」など、各社様々な特徴をもって発売されており、現在では最も人気のある家電のひとつとなりました。
　自動充電の有無、最大稼働時間、ゴミ除去量、アプリでの操作可不可などが異なり、金額感もかなり幅広く、定価1万円台のものから約15万円までとその差は10倍以上となり、各商品の違いに注目が集まっています。
今回はそんな注目の集まる「お掃除ロボット」と、「人気5ブランド（ルンバ、ルーロ、ココロボ、トルネオロボ、deebot）」のTwitter及びInstagram投稿を調査いたしました。

　Twitter及びInstagram投稿数でいずれも第1位となったのはアイロボット社「ルンバ」（https://www.irobot-jp.com/roomba/）の13,307件（Twitter4,633件、Instagram8,674件）となりました。Twitterでの投稿率は95.3%、Instagramでの投稿率は71.5%となりました。
　2018年10月に、同社から発表されたプレスリリース（http://irobot-jp.com/press/pdf/20181010_2.pdf）によるとアイロボット社のロボット掃除機「ルンバ」シリーズならびに床拭きロボット「ブラーバ」シリーズの国内累計出荷台数は、2018年9 月末までに 300 万台を突破しており、日本では圧倒的なシェアを取得しております。

　Twitter及びInstagram投稿総数第2位はエコバックスロボティクス社「DEEBOT」（https://www.ecovacs.com/jp/deebot-robotic-vacuum-cleaner）2,689件（Twitter38件、Instagram2,651件）となりました。エコバックスロボティクス社は、2006年に中国で創業され、中国市場では70％近いシェアを持っています。「DEEBOT」シリーズは、最低限の機能をもつスタンダードモデルから、水拭き機能やスマホ連携など高機能なハイエンドモデルまで豊富なラインナップをもつことが特徴です。

　Twitter及びInstagram投稿総数第３位はパナソニック社「ルーロ」（https://panasonic.jp/soji/rulo.html）849件（Twitter149件、Instagram700件）となりました。お掃除ロボットは丸型が一般的ですが、ルーロは部屋のスミに届く独自の三角形状のフォルムが特徴的です。また、ダストボックス・フィルターの水洗いや音ひかえめ設定など、日本メーカーの技術力と細やかな配慮が各所に凝らされています。

一般的に冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、掃除機など白物家電と呼ばれる生活家電に分類されるお掃除ロボットは、家電の枠を超えて「名前をつけられている」ケースが増えています。
今回調査したお掃除ロボット、ロボット掃除機に関するTwitter投稿16,910件のうち、「命名」「名付け」「名前」のキーワードを含む全投稿を調査したところ、具体的に316件（1.8％）において今まさに名前がつけられたという投稿が見つかりました。

　また、命名はせずとも「ブランド名＋敬称（例：ルンバさん、ディーボットくん、ルーロちゃん）」と投稿するケースも多く確認することができました。」

　上記の例ように「ルンバちゃん」「ルーロちゃん」など、「ブランド名＋ちゃん」と呼びかけている投稿は、お掃除ロボット5ブランドに関するTwitter及びInstagramの投稿総数17,002件のうち429件、「ブランド名＋さん」投稿は317件、「ブランド名＋くん」投稿は244件で、トータル990件となり、投稿総数の5.8％がお掃除ロボットをモノに対する以上の愛情を持って接していることがわかりました。

　「働き方改革」が推奨され共働き世帯や、単身（一人暮らし）世帯の増加などを背景に、お掃除機ロボットは今後もどんどん普及が見込まれております。
　今回のTwitter及びInstagramの投稿調査からは、便利な「時短」道具として購入したユーザーも、懸命に掃除する姿が可愛らしく、人々の生活のさらなる向上を助ける「ロボット」「掃除機」の枠を超えた投稿を多く確認することができました。
　金額としてもお手軽に導入できるようになってきている今、人々の生活を豊かにするための「ロボット」として導入し、愛着を持って使用しかわいがってみてはいかがでしょうか。

※アットクリッピング調べ

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TwitterやInstagramのハッシュタグや投稿内容の調査による自社の露出状況や相性の良いインフルエンサーの特定などのレポーティングも可能。


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