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アクセンス・テクノロジー、『MIRACLE LINUX V3.0』製品CDに『fullflex EG』をバンドル提供

報道関係者様各位
                             2004年6月24日
                   株式会社アクセンス・テクノロジー
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      ≪ Linux OSによる確実な認証システム導入を支援 ≫
        RADIUSサーバソフトウェア『fullflex EG』、
    『MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside』にバンドル提供
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株式会社アクセンス・テクノロジー(東京都新宿区、代表取締役:金本 茂)
は、同社が開発・販売するRADIUS(*1)サーバソフトウェア『fullflex EG』(*2)
を、ミラクル・リナックス株式会社(東京都港区、代表取締役:佐藤 武)の
『MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside』(*3)(以下『MIRACLE LINUX V3.0』)
に対応させ、『MIRACLE LINUX V3.0』の製品CDにバンドル提供することを決定
しました。
このバンドルにより、『MIRACLE LINUX V3.0』のパッケージを購入した方は無
料で『fullflex EG』の試用版を使用することが可能となり、更にライセンス
キーを別途購入することで、簡単に製品を入手できるようになります。

RADIUSサーバは、ユーザ認証と利用権限の通知、アクセスの記録を行います。
無線LAN、VLAN、VPNなど、組織内ネットワークへの接続形態が急速に多様化す
るとともに、セキュリティ確保の観点からユーザ認証が必要とされてきていま
す。しかし、それぞれの接続形態に別箇の認証システムを導入すると、運用管
理のコスト増大が懸念されます。
このため、様々な接続形態の機器との連携、ユーザの認証・利用権限の通知・
利用の記録などを統合可能な“ネットワークの入退室管理システム”として、
RADIUSサーバの役割が重要になってきました。

『fullflex EG』は、エンタープライズ市場向けの国産RADIUSサーバソフトウェ
アとして、使いやすい日本語GUIや多彩な利用シーンへの対応、確かな性能な
どで好評を得てきました。IEEE802.1Xに対応し、外部システムや外部DBとの連
携機能を搭載するなど、“ネットワークの入退室管理システム”としてユーザ
認証の統合を実現し、企業や学校、公共機関への導入実績を伸ばしています。

『MIRACLE LINUX V3.0』は、同じくエンタープライズ向けのLinuxサーバOSと
して、6月30日から出荷が開始される製品です。アジア言語への対応強化、用
途別機能の強化や操作性強化、IPv6対応などを実現し、高性能かつ高い安定性
を誇る、アジア市場を重視した製品として注目を集めています。

今回の対応とバンドル提供により、信頼性と拡張性の高い汎用的なユーザ認証
システムが、より容易に入手できることとなります。 また、操作性にすぐれ
た製品どうしの組み合わせのため、専門の管理者を持たない組織でも運用管理
が可能です。

アクセンス・テクノロジーでは、使い勝手のよさ、接続実績の積み重ねによる
高い信頼性、リーズナブルな価格設定をもって、今後もより安全・簡便なセキュ
リティの普及に寄与します。

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■■■ ミラクル・リナックスからのメッセージ ■■■

ミラクル・リナックスは、『fullflex EG』を弊社新製品『MIRACLE LINUX
V3.0 - Asianux Inside』へいち早く対応いただけたことを心より歓迎いたし
ます。

ネットワークシステムが非常に発達した今日では、企業の保持する重要なデー
タを守るために、セキュリティの確保が強く求められます。システムとして不
可欠なユーザ認証機能を統合し、集中管理することでセキュリティレベルの向
上をも可能とするfullflex EGがMIRACLE LINUXに対応することで、より多様な
システムへMIRACLE LINUXが浸透するものと確信しています。

また、MIRACLE LINUXはエンタープライズLinux OSとして多くの実績と信頼を
いただいております。fullflex EG試用版をMIRACLE LINUX製品に同梱すること
で、より多くの方にRADIUSサーバの重要性を認識いただくことが可能となり、
RADIUS市場の拡大へつながると期待しています。

                     ミラクル・リナックス株式会社
                       代表取締役社長  佐藤 武

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■■■ 用語解説 ■■■

■[*1] RADIUS(Remote Authentication Dial-In User Services)
元来はダイヤルアップ接続時のユーザ認証プロトコルですが、今日ではダイヤ
ルアップ以外の接続形態にも広く使用されています。データベースに収容され
たユーザ情報に基づいて接続の許可/不許可を判断し、利用権限の付与と接続
の記録を取るのが主な役割です。
認証・権限付与・記録を行うRADIUSサーバに対し、RADIUSサーバと通信する相
手をRADIUSクライアントと呼びます。RADIUSクライアントには、NAS(ネットワー
クアクセスサーバ)や各種スイッチ類、無線アクセスポイント、VPN装置などが
あります。

■[*2] 『fullflex EG』
http://accense.com/products/eg/
アクセンス・テクノロジーが開発・販売しているRADIUSサーバソフトウェア
『fullflex』の最新製品です。
企業・団体内でのユーザ認証を主な用途としており、操作ガイド付きのウェブ
GUIを持ち、マニュアルに頼らない導入・運用を可能にするなど、専門の管理
者がいなくても簡単に運用管理できることを主眼としています。
さらに当製品は、これまでの『fullflex』シリーズでの実績を結集し、ダイヤ
ルアップ接続のほか、IEEE802.1Xに対応した無線LAN、VLAN、VPNなど、さまざ
まな用途をカバーし、複数の接続形態を併用することも可能です。
また、RADIUSサーバ外のデータベース(LDAPなど)に収容されたユーザ情報を参
照して認証を行う連携機能や、ワンタイムパスワードシステムとの連携機能な
ども装備しています。

■[*3] 『MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside』
http://www.miraclelinux.com/products/linux/ml30/
MIRACLE LINUX V3.0は、高い品質と日本語も含めたマルチバイト環境での稼動
を徹底追及したエンタープライズLinuxサーバOSです。官公庁・地方自治体で
必須条件となることが多い外字(UTF-8)環境への対応や、UNIX・Windowsなどの
ユーザアプリケーション資産の継承を容易にするシフトJISコードへの対応と
いった、アジア発Linux OSならではのマルチバイトでの稼動環境を実現してい
ます。
また、利用用途別の機能強化も行われています。メールサーバとして必要とさ
れる送信時の認証機能や、アンチスパム機能を備えています。ファイルサーバ
としてはSamba3.0(サンバ)国際化プロジェクトの成果を同梱し、LDAP連携機能
の強化、NTドメインからの移行機能や、ドメイン間の信頼関係機能などをサポー
トするなど、既存システムとの共存やLinuxへの本格移行を容易に行うことが
可能です。
サーバOSとしての基本性能に関しても、厳しい品質テスト、負荷テストでの問
題点改善を繰り返し、信頼性、安定性、拡張性、セキュリティの向上を徹底し
て行われた製品です。

■[*4] IEEE802.1X
IEEE(米国電気電子技術協会)によって定められた認証規格で、主にRADIUSを使
用した認証によってポートベースのアクセス制御を行い、認証にはEAP(拡張認
証プロトコル)を用います。
無線LANは、不正アクセスやなりすましなど、セキュリティ上の危険性が非常
に強く指摘されてきました。これを解決するために有効なユーザ認証規格が
IEEE802.1Xですが、最近ではVLANスイッチやVPN装置でもIEEE802.1X対応製品
が増えており、より強固なユーザ認証規格として用途が広がっています。
この規格を使用するには、IEEE802.1Xに対応した (1)RADIUSサーバ (2)RADIUS
クライアント(アクセスポイントやスイッチなど) (3)サプリカント(ユーザ端
末ソフトウェア) が必要となります。

■■■ 参考 ■■■
アクセンス・テクノロジーと『fullflex』シリーズについて

アクセンス・テクノロジーは、2001年8月、RADIUSサーバソフトウェアに関す
る研究・開発を行うR&D会社として設立。『fullflex』シリーズのラインナッ
プを充実させました。現在は、新規技術開発や自社製品の開発・販売を行って
います。
『fullflex』シリーズは、イー・アクセス様、パワードコム様など、大手通信
事業者のサービス約35例以上に、基幹の認証システムとして採用されてきまし
た。1サーバで数百万単位のユーザ数を収容する大規模RADIUS製品は、国内で
は他に類を見ることができません。
また、企業内などで使用する小~中規模向けパッケージ製品も、業種を問わず
多くのユーザを得ており、安心して導入できるRADIUSとして官公庁や自治体・
公共団体への導入も増加しています。

アクセンス・テクノロジーはRADIUSのIPv6化を全国に先駆けて行い、Networld
+InteropのIPv6ShowCaseに3年連続出展します。更に、キャリアの商用サービ
スへの導入実績も重ねるなど、新技術を反映させた製品開発にも意欲的に取り
組んでいます。

ユーザ認証はサービスの入口であり、この部分での障害発生はサービスが滞る
ことを意味します。
『fullflex』シリーズは、サービスの停止が許されないミッション・クリティ
カルな環境で実績を重ね、多くのお客様から支持を得ています。

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株式会社アクセンス・テクノロジー( http://accense.com/
広報担当:徳川
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