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ABB、12~20キロ可搬新型汎用ロボット「IRB 2600シリーズ」を日本市場投入

マシンテンディング、マテリアルハンドリング、アーク溶接や その他のアプリケーションにおいて生産性を高めるために設計  ~高速・コンパクトで、生産サイクルタイムを最大で25%向上~

2011.01.25 10:30

産業用ロボットのリーディングサプライヤであるABBは、中型汎用ロボットの最新モデルを発売します。新しいIRB 2600シリーズは、広い作業範囲と20キロの高可搬重量にもかかわらずコンパクトなデザインを実現しています。


IRB 2600

また同クラス最高の精度と速度により、生産量の増加とサイクルタイムの短縮、不良品発生率の低減を実現し生産性の向上をサポートします。特にマシンテンディング、マテリアルハンドリング、アーク溶接に適しており、ウォータージェットカッティングなど、他のプロセスアプリケーションにおいても同様に高性能を発揮します。

この新しいロボットシリーズでは床置、壁掛、天吊、棚置などを含むフレキシブルな据付が可能となり、設置面積の削減や周辺設備への柔軟なアクセスを可能にします。壁掛が可能になったことにより、このサイズのロボットの新たな活用方法が加わりました。これらの機能は幅広い業種において、より自由なセル設計を可能にします。

IRB 2600シリーズのもう一つの重要な特徴は、コンパクトかつ軽量なデザインにより重量が300キロ以下に抑えられたことです。これは、同クラスのロボットで設置面積が最小のIRB 4600シリーズと同じABBの第4世代のロボットで、可動範囲が格段に広くなっており、ロボットベースの下方向までアームが届きます。これにより、コンパクトな生産セルの実現とフロアスペースの効率的な活用を可能にします。

IRB 2600シリーズは、3つのモデルから構成されています。12または20キロ可搬の標準タイプ(1.65メートル)と、12キロ可搬の長腕タイプ(1.85メートル)です。パッキング工程などでの手首を下に向けてのピック&プレイス作業では、27キロ可搬を実現しました。
また、アーク溶接、マテリアルハンドリング向けに配線内蔵モデルIRB 2600IDもございます。IRB 2600IDは15キロ可搬、1.85メートルのタイプと8キロ可搬2.00メートルの2タイプになります。

IRB 2600は非常に高速で、サイクルタイムを最大で25%向上させることができます。軽量設計とABBが特許を取得した第2世代のモーション・コントロールソフトウェア「QuickMove」との組み合わせにより、高速、高加減速が可能です。

IRB 2600は全てのタイプで保護等級IP 67を取得し、より厳しい環境ではFoundry Plus 2バージョンをオプションとしてご用意しています。

また世界53カ国、100事業所に広がるABBロボティクス・グローバルセールス・サービスネットワークにおいて、万全のサポート体制を確立しています。

ABBは、産業用ロボット及び生産システムの主要サプライヤです。ソリューションに注力し、環境への影響を最小に抑えつつ、お客さまの生産性、品質の向上、従業員の安全の向上を支援します。ABBは、全世界で17万5,000台以上のロボットを納入した実績があります。ABB株式会社は、ABBグループの世界的な塗装機の開発・製造拠点です。自動車産業向け静電塗装機の分野では圧倒的なシェアを占めています。


■ABBについて ( http://www.abb.com/ )
ABBは、世界のおよそ100カ国に120,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに提供しています。


■ABB株式会社について ( http://www.abb.co.jp/ )
ABBの日本法人であるABB株式会社は、国内において電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野にわたって展開しています。
また、ABBの日本国内における活動は、ABB株式会社と3つの合弁事業から構成されており、ABBジャパングループとして約700名の従業員、12都市にわたる販売/サービスネットワークを擁しています。

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