夏休みの自由研究にぴったりの参加型企画 第40回夏休み塩の学習室「さぐってみよう!海のめぐみ」を たばこと塩の博物館にて7月20日~8月25日に開催
姿を変えた“海のめぐみ”の元の姿を会場で探してみよう!
2019.07.11 10:30
たばこと塩の博物館では、2019年7月20日(土)から8月25日(日)まで、知っているようで意外と知らない「塩」と「海」について学べる企画『第40回夏休み塩の学習室「さぐってみよう!海のめぐみ」』を開催します。
さぐってみよう!海のめぐみ チラシ
開館以来、小・中学生を主対象に開催してきた「夏休み塩の学習室」は、当館のシリーズ企画として定着し、今年・2019年で40回目を迎えます。今年の学習室のテーマ展示では、“海のめぐみ”について学べます。
私たちがふだん食べている料理には、塩や刺身、焼き魚のように、“海のめぐみ”であることがすぐに分かるものもありますが、一見してわからなくても“海のめぐみ”が使われている料理はたくさんあります。例えば、ようかんやかまぼこ、かつおだしなどには、寒天や魚のすり身、かつお節が使われていますが、さらにその元をたどれば、寒天は海藻の一種であるマクサ、魚のすり身はスケトウダラ、かつお節はカツオといった“海のめぐみ”が形を変えたものです。
今年の学習室は、食卓にのぼる料理に隠れた“海のめぐみ”が、元は一体どのような姿をしているのかを探ります。自分が選んだ料理にどんな“海のめぐみ”が隠れているのか、会場にたくさん並んだ海藻や魚の標本・模型を見ながら調べてワークシートに挑戦。楽しみながら学べる参加型の企画です。
このほか、実験ショーのスタイルで塩の性質を紹介する「塩の実験室」や、参加者自らが実験できるワークショップスタイルの「体験コーナー」を通して、自由研究に役立ちそうな塩の実験を紹介します。
さらに、塩にまつわるいろいろな問題に挑戦するパソコンクイズ、メキシコ天日塩の配布コーナーなどもあって、夏休みの自由研究のヒントがいっぱいです。
■第40回夏休み塩の学習室「さぐってみよう!海のめぐみ」開催概要
名称 : 第40回夏休み塩の学習室「さぐってみよう!海のめぐみ」
(ダイ40カイナツヤスミシオノガクシュウシツ
サグッテミヨウ!ウミノメグミ)
会期 : 2019年7月20日(土)~8月25日(日)
主催 : たばこと塩の博物館
会場 : たばこと塩の博物館 2階特別展示室、1階ワークショップルーム
所在地 : 東京都墨田区横川1-16-3(とうきょうスカイツリー駅から徒歩8分)
電話 : 03-3622-8801
FAX : 03-3622-8807
URL : https://www.jti.co.jp/Culture/museum/
入館料 : 大人・大学生 :100円(50円)
満65歳以上の方(要証明書):50円(20円)
小・中・高校生 :50円(20円)
※( )内は20名以上の団体料金
開館時間: 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日 : 月曜日(ただし8月12日は開館)、8月13日(火)
(1)テーマ展示「さぐってみよう!海のめぐみ」
会場:2階特別展示室(開館中はいつでも参加できます)
ふだん食べている料理に使われている“海のめぐみ”が、海の中では一体どんな姿をしているのかを調べてワークシートに挑戦します。
【「さぐってみよう!海のめぐみ」の参加の仕方】
1、食卓ゾーン:料理を選ぶ
メニューマシンには60種類の料理が並ぶ。好きな料理を選ぶと、その料理に使われている食材が記された「指示書」が出てくる。指示書に従って「お店やゾーン」に進む。
2、お店やゾーン:食材の解説を読む
「指示書」に書かれた食材のパネルを探して解説を読むと、その食材に使われた海の生物(“海のめぐみ”)の名前がわかる。名前がわかったら、その生物名が書かれたワークシートをとって「海の中ゾーン」に進む。
3、海の中ゾーン:海藻や魚の標本・模型で実際の生物の姿を学ぶ
ワークシートには生物の名前と、その生物を含む3種類の写真が載っている。海藻や魚の標本・模型を見て、ワークシートに書かれた名前の生物として正しい写真を選ぶ。ワークシートが完成したら、係員にチェックしてもらう。正解したら塩に関するワークシートをもらって「塩ゾーン」に進む。
Photo.01 マクサの標本
ようかんなどに使われる寒天の元の姿
標本協力:海藻デザイン研究所 野田三千代
Photo.02 スケトウダラの模型
かまぼこなどの原料になる魚の姿
4、塩ゾーン:日本の塩・世界の塩について学ぶ
このコーナーでは、岩塩や湖塩を含めた「世界の塩」がどこの海水でいつごろの海水からできたか、「日本の塩」がどこの海水でできたかについて調べ、ワークシートに挑戦する。 “海のめぐみ”の中で唯一生物ではない塩について学ぶ。
(2)「塩の実験室」
会場:1階ワークショップルーム(1日3回開催。先着順)
ストーリーに沿って、インストラクターが4つの実験を見せます!
1日3回 各45分。各回先着40名(各回15分前に開場予定)
第1回:10時30分~/第2回:13時30分~/第3回:15時30分~
【実験の内容】
■海水から塩を作るには? ■塩水は電気を通す?
■真水と塩水の二段重ね ★塩水でせっけんを固める など
★印は会場で参加者の中から何人かに実験を手伝ってもらいます。
(内容を変更する場合があります)
*各回とも実験の内容は同じです。
*先着順のため、満室で参加できない場合があります。
Photo.03 「塩の実験室」のようす
(3)「体験コーナー」
会場:2階特設スペース(1日数回実施。整理券制)
備長炭電池づくりや塩の結晶づくりなどの簡単な実験が体験できるワークショップです。
塩についての質問もできます!
【体験メニュー】
■備長炭電池づくり(25分) ■塩の結晶づくり(25分)
*2種類の実験メニューを時間割にそって実施(時間割は日によって異なります)
*各回20名(整理券制)
*当日10時から2階特設スペースで整理券を配布(入館手続きが必要です)
Photo.04 「体験コーナー」のようす
Photo.05 注射器の中で塩の結晶を作る“塩の結晶づくり”
(4)その他
Photo.06 教材用にメキシコ天日塩がもらえるコーナー(1階)
Photo.07 塩のことが学べる「パソコンクイズ」(2階)
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