生産者と消費者を直接繋ぐ CtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」、 登録生産者数 1,500名 突破
2019.07.04 16:00
株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下 「ポケットマルシェ」)が運営する、全国の生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」は、2019年6月27日(木)に登録生産者数が1,500名を突破したことをお知らせいたします。
概要
2016年9月にサービスを開始したポケットマルシェは、2年9ヶ月後の6月27日(木)に、登録いただいた生産者数が1,500名を超えました。当サービスをご活用くださっている生産者の皆様に心より感謝を申し上げます。今後も、生産者と消費者を結ぶプラットフォームとしてサービス改善に努めてまいります。
登録生産者の内訳
現在、全都道府県の生産者にご登録いただいており、ユーザは全国各地の食材を購入することが可能です。
出品いただいている食材のカテゴリは、「野菜」「果物」「魚介類」「肉」「卵・乳」「米・穀類」「お茶」「蜂蜜」「加工食品」と多岐に渡ります。
なお、ポケットマルシェへの登録時には、農業・水産業の生産者(個人・法人)であることを審査にて確認し、登録生産者が生産した食品に限って販売いただいております。
登録生産者アンケート結果
ポケットマルシェは、登録生産者189名を対象にアンケート調査を実施しました。
<調査結果サマリ> ◎ 登録生産者の平均年齢は、46.5歳 ◎ 登録生産者の約7割が、年間売上規模1,000万円未満の中規模生産者 ◎ 登録生産者のポケットマルシェでの売上は平均すると売上全体の6% ◎ ポケットマルシェ以外の販路として最も多いのは「農産物直売所での販売」 ◎ ポケットマルシェ認知のきっかけは、口コミやメディア露出が約7割 ◎ ポケットマルシェに感じる魅力は「消費者と直接コミュニケーションが とれる」こと |
■ 登録生産者の平均年齢は、46.5歳
登録生産者の年齢は、44歳以下が半数以上を占めるという結果になりました。最も人数が多かったのは35〜39歳の生産者です。
登録生産者の平均年齢は46.5歳で、2018年の農業就業人口の平均年齢である66.8歳(注1)、2017年の漁業就業人口の平均年齢である55.6歳(注2)よりも若い生産者に、多くご登録いただいています。
注1:「農林水産省 農業労働力に関する統計」より
注2:「農林水産省 漁業就業動向調査」より各階層の中位数を用いた推計値。65歳以上の場合は「70」を使用
■ 登録生産者の約7割が、年間売上規模1,000万円未満の中規模生産者
一次生産の年間売上規模は、1,000万円未満の中規模生産者が72.2%と多くの割合を占めています。中でも、300万円未満の生産者が38.3%で最も多いという結果になりました。
■ 登録生産者のポケットマルシェでの売上は、平均すると売上全体の6%を占める
ポケットマルシェでの売上が、各登録生産者の一次生産物売上に占める割合の平均は、6%でした。食材カテゴリによって、ポケットマルシェでの売上の割合にばらつきが見られます。
■ ポケットマルシェ以外の現在の販路として最も多いのは「農産物直売所での販売」
ポケットマルシェ以外の現在の販路で、最も回答が多かったのは「農産物直売所での販売」でした。次いで、「農協・漁協への販売」という回答が多く見られます。既存の流通経路を利用しつつ、規格外品等を含む一部の生産品の販売にポケットマルシェを活用いただいています。
■ ポケットマルシェを知ったきっかけは、口コミやメディア露出が約7割
最初にポケットマルシェを知ったきっかけとして最も多いのは「関係者(代表/社員)から」の情報提供で、次いで「インターネットでの記事」「ポケマル利用生産者から」という結果になりました。
ポケットマルシェからの直接の発信以外を示す回答は、137件(注3)と全体の74%を占め、口コミやメディア露出が認知の重要な要素となっていることがわかります。
注3:「関係者(代表/社員)から」「ポケマル公式facebook投稿」「百姓一揆」「Facebook広告」「アプリ」「スカウト」を除く回答数の合計
■ ポケットマルシェ登録の決め手は「消費者と直接コミュニケーションがとれる」こと
「消費者と直接コミュニケーションがとれる」ことに魅力を感じて申し込んでくださった生産者が、最も多いという結果になりました。次いで、「スマホ・パソコン一つで簡単に出品できる」から、という回答が多く見られました。既存の流通の仕組みでは実現が難しい部分を、ポケットマルシェ利用のメリットとして認識いただいています。
■ 「消費者と直接コミュニケーションがとれる」ことは、登録後も大きな魅力の一つ
登録後に感じている魅力は、申込み理由と同様に、「消費者と直接コミュニケーションがとれる」ことが最も多いという結果になりました。ポケットマルシェは、「ごちそうさま投稿」ができるコミュニティ機能や、メッセンジャー機能を提供することで、生産者と消費者のコミュニケーションを促進しています。
<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査対象:ポケットマルシェ登録生産者 1,183名(うち、回答者 189名)
調査期間:2019年3月19日〜4月5日
【ポケットマルシェについて】
ポケットマルシェは、全国の農家・漁師から、直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができるプラットフォームです。現在、1,500名を超える(2019年7月時点)農家・漁師が登録しており、常に2,750を超える食べ物の出品と、その裏側にあるストーリーが提供されています。
【関連URL】
ポケットマルシェ サービスサイト:https://poke-m.com/
生産者申し込みページ:https://producer.pocket-marche.com/
【会社概要】
会社名: 株式会社ポケットマルシェ
所在地: 岩手県花巻市藤沢町446-2
事業内容:生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」の企画・開発・運営
代表者名: 高橋博之
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