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持続可能なパーム油シンポジウム  「生物多様性と企業の役割~認証パーム油製品の動向」にサラヤが特別協力

 サラヤ株式会社(本社:大阪府、代表取締役社長:更家 悠介)は、2011年2月24日に国連大学ウ・タント国際会議場にて、NPO法人ボルネオ保全トラストジャパン、財団法人地球・人間環境フォーラム、NPO法人ゼリ・ジャパンが主催する、持続可能なパーム油シンポジウム「生物多様性と企業の役割~認証パーム油製品の動向」に特別協力することをお知らせいたします。

-無秩序なアブラヤシ農園の拡大による熱帯雨林の減少-
-無秩序なアブラヤシ農園の拡大による熱帯雨林の減少-

 パーム油は食品加工や業務用調理油として幅広く使われている、私たちの日常生活に欠かすことのできない植物油です。パーム油の需要の急増とともに、主要原産国のひとつマレーシアでは熱帯雨林が減少し、野生動物の住処が失われるなど様々な問題を引き起こしています。

 弊社は創業当初から、植物原料を用いた製品づくりに努め、少なからずともパーム油に関る企業として2004年より、マレーシア・ボルネオ島の環境保全活動を行ってまいりました。
 現在、弊社も参画しています「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO:Roundtable on Sustainable Palm Oil)」などの場で、持続可能なパーム油(SPO)の生産や消費のあり方が議論されてきており、円卓会議も2010年11月で8回を迎えました。また、2010年10月には、名古屋でCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が開催され、企業と生物多様性保全活動の関係もクロースアップされています。アブラヤシ農園開発においても、生産地の生物多様性保全が重要な課題です。

 当シンポジウムは、認証パーム油の動向や、企業と生物多様性の関係に関する最新の議論を通じて、持続可能なパーム油のあり方や日本企業への期待などについて考える内容となっています。パーム油の認証機関、RSPO理事、パーム油利用企業、アブラヤシ農園と生物多様性の共存を考えるマレーシアの野生生物局などからスピーカーを招き、講演とパネルディスカッションが行われます。

■≪持続可能なパーム油シンポジウム≫
【日時】 :2011年2月24日(木) 13:00~17:30
【場所】 :国連大学ウ・タント国際会議場
【対象】 :企業関係者+一般(定員300名)
【参加費】:無料(事前申込必要)
申込フォーム→ http://www.gef.or.jp/form/form2011.htm
【WEBサイト】
http://www.gef.or.jp/activity/economy/stn/palmoil2011.html


◆【プログラム】◆(予定) ※日英同時通訳あり
・開会挨拶  環境省(予定)

・イントロダクション「拡がる認証パーム油~企業と生物多様性の視点から~」
 株式会社レスポンスアビリティ 代表取締役 足立 直樹 氏

・RSPO認証パーム油製品の最新事情(仮題)
 ウィルマーインターナショナル CSRグループ長、RSPO理事 ジェレミー・グーン 氏

・日本における認証パーム油の可能性(仮題)
 サラヤ株式会社 代表取締役社長 更家 悠介 氏

・RSPO認証の手続き~農園から消費者まで
 コントロールユニオン デイビッド・オッグ 氏

・アブラヤシと生物多様性の共存に向けて
 サバ州野生生物局局長、ボルネオ保全トラスト(BCT)理事 ローレンシャス・ナヤン・アムブ 氏

・プランテーション開発の課題
 国際環境NGO FoE Japan 満田 夏花 氏

・パネルディスカッション「認証製品が生物多様性保全に果たす役割、日本企業に期待されること」
 コーディネーター:足立 直樹 氏、
 パネリスト:ジェレミー・グーン 氏、ローレンシャス・ナヤン・アムブ 氏
       藤田 香 氏(日経BP環境経営フォーラム)、満田 夏花 氏

カテゴリ:
企業動向
ジャンル:
社会(国際)
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