「チームラボ かみさまがすまう森 - earth music&ecology」 今年は昼から夜まで終日開催。 遺跡と廃墟が点在する御船山楽園に、昼間も見られる巨大な新作も登場
2019.07.11 19:30
アート集団チームラボが御船山楽園(九州・武雄温泉)で毎年行う展覧会「チームラボ かみさまがすまう森 - earth music&ecology」が、今年は夜だけでなく、昼間も開催します。廃墟となった湯屋に巨大な立体物が群立する、永遠に変化し続ける新作《廃墟の湯屋にあるメガリス》も初めて公開。遺跡と廃墟が点在する御船山楽園に、昼間も見られる作品が展示され、昼と夜とで異なる趣を見せます。
今年で開催5年目となる「チームラボ かみさまがすまう森」は、昨年よりも更にスケールアップし、50万平米にも及ぶ敷地に創られた御船山楽園に、新作含む22の作品群が展示されます。会期は、2019年7月12日(金)から11月4日(月)まで。
全作品が見られる、昼から夜まで終日入場可能な「通常チケット」と、一部の作品と御船山楽園の遺跡が見られる、昼間のみ入場可能な「昼限定チケット」を、会場とローソンチケットで販売中。(Lコード:84247)
御船山楽園は、九州・武雄温泉に1845年に開園した、国登録記念物の名勝地です。今年もその大庭園が、チームラボの「自然が自然のままアートになる」プロジェクトの作品群と人々の存在によって、変容し続ける空間になります。
展覧会詳細: http://mifuneyamarakuen.teamlab.art/
全作品が見られる、昼から夜まで終日入場可能な「通常チケット」と、一部の作品と御船山楽園の遺跡が見られる、昼間のみ入場可能な「昼限定チケット」を、会場とローソンチケットで販売中。(Lコード:84247)
御船山楽園は、九州・武雄温泉に1845年に開園した、国登録記念物の名勝地です。今年もその大庭園が、チームラボの「自然が自然のままアートになる」プロジェクトの作品群と人々の存在によって、変容し続ける空間になります。
展覧会詳細: http://mifuneyamarakuen.teamlab.art/
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=ec3OAjAUy58
昼のハイライト動画:
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=K_I2BD6d7Jg
夜のハイライト動画:
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=5egl0FZ0mWA
コンセプトムービー: https://youtu.be/5egl0FZ0mWA
《連続する生命の形》
1845年(江戸後期)に50万平米にも及ぶ敷地に創られた御船山楽園。敷地の境界線上には、日本有数の巨木である樹齢3000年以上の武雄神社神木の大楠があり、庭園の中心には樹齢300年の大楠がある。そのことからわかるように、古来より大事にされてきた森の一部を、森の木々を生かしながら造った庭園であることが想像できる。庭園と自然の森との境界は曖昧で、回遊していく中でいつのまにか森に入り込んだり、けもの道に出くわしたりする。森の中には、超自然的に積み重なった巨石の磐座(いわくら)であろう祠が今では稲荷大明神としてまつられている。また、後に奈良の大仏をつくる名僧行基が約1300年前に御船山に入山し五百羅漢を彫ったとされており、森の中の洞窟の岩壁には、行基が直接彫ったと伝えられる仏が今も残る。
そう、長い長い時間の中で形作られた巨石や洞窟、森、それぞれの時代ごとに人々がそこに意味を見出し、それが千年以上積み重ねられて御船山楽園はあるのだろう。そして、今なお続く自然と人との営みが、庭園と森の境界が曖昧な、この居心地の良く美しい文化的遺産を生んでいるのだ。
そして、庭園と森との境界の曖昧な場で道を失いさまよっている時に、自然と人との営みの、長く続いてきた境界のない連続性の上に自分の存在があることを感じることができた。だからこの広大な庭園と森の中を迷い込んで行くような展覧会を行いたいと思ったのだ。
自分という存在は、何十億年という圧倒的な時間の長さの、永遠に繰り返されてきた生命の生と死の連続性の上にある。しかし、日常では、なかなかそれを知覚することが難しい。人間は自分の人生より長い時間を認知できないのだろう。時間の連続性に対して、認知の境界があるのだ。
森を探索していた時、圧倒的に長い年月をかけて形作られた巨石や洞窟、そして森そのものの形こそが、長い時間を知覚できる形そのものであると知った。それらの形こそが、時間の連続性に対する認知の境界を超えられるものだと考えたのだ。
チームラボは、「Digitized Nature」というアートプロジェクトを行っている。非物質的であるデジタルテクノロジーによって「自然が自然のままアートになる」というプロジェクトだ。
自分の時間を超越した長い時を持つ、巨石や洞窟、森、もしくは自然と人との営みが長く続いてきた庭そのものの形をそのまま使い、作品群にすることで、時間の連続性に対する認知の境界を越えて、長い長い生命の連続性の上に自分の存在があることを感じる場を創ることができるのではないかと思ったのだ。そして自分を超越した長い時を持つこの場に「連続する生命」の意味を見出し、現代においてもまた、この場所に意味を積み重ねて行きたいと思う。
そう、長い長い時間の中で形作られた巨石や洞窟、森、それぞれの時代ごとに人々がそこに意味を見出し、それが千年以上積み重ねられて御船山楽園はあるのだろう。そして、今なお続く自然と人との営みが、庭園と森の境界が曖昧な、この居心地の良く美しい文化的遺産を生んでいるのだ。
そして、庭園と森との境界の曖昧な場で道を失いさまよっている時に、自然と人との営みの、長く続いてきた境界のない連続性の上に自分の存在があることを感じることができた。だからこの広大な庭園と森の中を迷い込んで行くような展覧会を行いたいと思ったのだ。
自分という存在は、何十億年という圧倒的な時間の長さの、永遠に繰り返されてきた生命の生と死の連続性の上にある。しかし、日常では、なかなかそれを知覚することが難しい。人間は自分の人生より長い時間を認知できないのだろう。時間の連続性に対して、認知の境界があるのだ。
森を探索していた時、圧倒的に長い年月をかけて形作られた巨石や洞窟、そして森そのものの形こそが、長い時間を知覚できる形そのものであると知った。それらの形こそが、時間の連続性に対する認知の境界を超えられるものだと考えたのだ。
チームラボは、「Digitized Nature」というアートプロジェクトを行っている。非物質的であるデジタルテクノロジーによって「自然が自然のままアートになる」というプロジェクトだ。
自分の時間を超越した長い時を持つ、巨石や洞窟、森、もしくは自然と人との営みが長く続いてきた庭そのものの形をそのまま使い、作品群にすることで、時間の連続性に対する認知の境界を越えて、長い長い生命の連続性の上に自分の存在があることを感じる場を創ることができるのではないかと思ったのだ。そして自分を超越した長い時を持つこの場に「連続する生命」の意味を見出し、現代においてもまた、この場所に意味を積み重ねて行きたいと思う。
展示作品
昼から夜まで終日見られる作品
廃墟の湯屋にあるメガリス / Megaliths in the Bath House Ruins
teamLab, 2019, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/megaliths_bathhouse/
超主観空間によって平面化された作品空間でできた立体物が、廃墟の湯屋に群立している。
それぞれの立体物の作品空間は、付近に同じように立つ他の立体物の作品空間と繫がっている。また、世界中に分布する他の立体物の作品空間とも繋がっている。
作品空間内には、移動する作品もあり、近隣の立体物同士を行き来し、世界中に分布する他の立体物とも行き来する。そして、作品空間内の作品同士は、互いに影響を与える。
作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、人々のふるまいの影響を受けながら、永遠に変化し続ける。今この瞬間は2度と見ることができない。
この廃墟の湯屋に群立する立体物の作品空間には、以下の作品が存在する。
・憑依する滝群
立体物群に流れ込む滝。
人々が作品に近づくと水の流れが変化していく。作品は、人々のふるまいの影響を受けながら、変容し続け、また、他の作品に影響を与える。例えば、水は、「花と人」の花々を散らせる。
水は、無数の水の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算している。そして、水の粒子の挙動によって、空間上に線を描く。その線の集合をチームラボが考える「超主観空間」によって平面化し滝を描いている。
・花と人
1時間を通して、1年間の花々が咲いていく。花々は生まれ、咲き、やがては散り、枯れて死んでいく。花は誕生と死滅を永遠に繰り返し続けていく。
人々が近くで動きまわると花々は散っていき、じっとしていると花々は普段より多く生まれる。
超主観空間によって平面化された作品空間でできた立体物が、廃墟の湯屋に群立している。
それぞれの立体物の作品空間は、付近に同じように立つ他の立体物の作品空間と繫がっている。また、世界中に分布する他の立体物の作品空間とも繋がっている。
作品空間内には、移動する作品もあり、近隣の立体物同士を行き来し、世界中に分布する他の立体物とも行き来する。そして、作品空間内の作品同士は、互いに影響を与える。
作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、人々のふるまいの影響を受けながら、永遠に変化し続ける。今この瞬間は2度と見ることができない。
この廃墟の湯屋に群立する立体物の作品空間には、以下の作品が存在する。
・憑依する滝群
立体物群に流れ込む滝。
人々が作品に近づくと水の流れが変化していく。作品は、人々のふるまいの影響を受けながら、変容し続け、また、他の作品に影響を与える。例えば、水は、「花と人」の花々を散らせる。
水は、無数の水の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算している。そして、水の粒子の挙動によって、空間上に線を描く。その線の集合をチームラボが考える「超主観空間」によって平面化し滝を描いている。
・花と人
1時間を通して、1年間の花々が咲いていく。花々は生まれ、咲き、やがては散り、枯れて死んでいく。花は誕生と死滅を永遠に繰り返し続けていく。
人々が近くで動きまわると花々は散っていき、じっとしていると花々は普段より多く生まれる。
地下道の奥の廃墟に舞う群蝶、そして超越する空間 / Butterflies Dancing in the Depths of the Underground Ruins, Transcending Space
teamLab, 2019, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=Gb5a8_XtvRI
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/butterflies_ruins/
御船山楽園内で発見された地下道の奥にある廃墟の入口付近に立つと、廃墟の空間の境界がなくなり、群蝶が空間に舞う。人々は身体と作品世界との境界をも失っていくだろう。
作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の 状態が 複製されることなく、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
御船山楽園内で発見された地下道の奥にある廃墟の入口付近に立つと、廃墟の空間の境界がなくなり、群蝶が空間に舞う。人々は身体と作品世界との境界をも失っていくだろう。
作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の 状態が 複製されることなく、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
グラフィティネイチャー - 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト / Graffiti Nature - Living in the Ruins of a Bathhouse, Red List
teamLab, 2017-, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=-emw-sDYLT0
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/bathhouse/
人々が描いた様々な生きものたちによって、創られていく1つの生態系。
御船山楽園内の廃墟となった湯屋に、人々が描いた様々な生きものたちが住んでいる。あなたが描いた生きものも、廃墟の湯屋のどこかにいる。
生きものたちは、他の生きものを食べたり、食べられたりしながら、共に同じ1つの生態系をつくっている。
描いて生まれた生きものは、他の生きものを食べると、増えていく。そして、蝶は、花がある場所で増える。生きものたちは、他の生きものに食べられたり、他の生きものをしばらく食べることができないとに死んでいなくなる。
サンショウウオは、人々にたくさん踏まれると死ぬ。花は、人々がじっとしているとたくさん咲き、人々が踏んで歩き回ると散っていく。
レッドリスト(Red List)とは、絶滅の危機を調べた生物種のデータベースです。この作品には、国内において絶滅のおそれがある野生生物と植物が登場します。
人々が描いた様々な生きものたちによって、創られていく1つの生態系。
御船山楽園内の廃墟となった湯屋に、人々が描いた様々な生きものたちが住んでいる。あなたが描いた生きものも、廃墟の湯屋のどこかにいる。
生きものたちは、他の生きものを食べたり、食べられたりしながら、共に同じ1つの生態系をつくっている。
描いて生まれた生きものは、他の生きものを食べると、増えていく。そして、蝶は、花がある場所で増える。生きものたちは、他の生きものに食べられたり、他の生きものをしばらく食べることができないとに死んでいなくなる。
サンショウウオは、人々にたくさん踏まれると死ぬ。花は、人々がじっとしているとたくさん咲き、人々が踏んで歩き回ると散っていく。
レッドリスト(Red List)とは、絶滅の危機を調べた生物種のデータベースです。この作品には、国内において絶滅のおそれがある野生生物と植物が登場します。
森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、夏の森 / Forest and Spiral of Resonating Lamps in the Forest - One Stroke, Summer Forest
teamLab, 2018, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=H5RdB2P9VPY
*御船山楽園ホテル内に展示
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/spiral-summer/
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/spiral-summer/
夜のみ見られる作品
浮遊する呼応するランプ - ワンストローク、Fire / Floating Resonating Lamps - One Stroke, Fire
teamLab, 2019, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/floating_resoating_lamps/
水面に立ち浮遊するランプは、それぞれ自立しており、ゆっくりと呼吸しているかのように強く輝いたり消えたりしている。
水面に立つランプは、傾き倒れかけると、もしくは人がランプの近くで立ち止まりじっとしていると、そのランプが強く輝き音色を響かせる。そしてそのランプの光は、他のランプに伝播する。伝播したランプの光は、同じように強く輝き音色を響かせながら、他のランプに伝播し連続していく。伝播していく光は、必ず、全てのランプを一度だけ強く輝かせ、全てのランプに伝播する。
全てのランプに伝播していく光の移動距離が最短になるように光が伝播していく。つまり、ランプの光は、全てのランプを1度だけ通る最短の一本の光のラインとなる。
水面に立ち浮遊するランプは、それぞれ刻々と場所を変えていく。
伝播する光の距離の合計が常に最短となるため、同じランプが起点となって輝きはじめても、光の経路は刻々と変わっていく。
伝播していく光が、他の起点となった光と出会い通り抜ける時、光が出会った場所のランプは、それぞれの光が合わさって輝き、そこに長く残っていく。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を感じるだろう。
ランプシェードは、ムラーノ・ガラス(ベネチアン・グラス)を使用。
水面に立ち浮遊するランプは、それぞれ自立しており、ゆっくりと呼吸しているかのように強く輝いたり消えたりしている。
水面に立つランプは、傾き倒れかけると、もしくは人がランプの近くで立ち止まりじっとしていると、そのランプが強く輝き音色を響かせる。そしてそのランプの光は、他のランプに伝播する。伝播したランプの光は、同じように強く輝き音色を響かせながら、他のランプに伝播し連続していく。伝播していく光は、必ず、全てのランプを一度だけ強く輝かせ、全てのランプに伝播する。
全てのランプに伝播していく光の移動距離が最短になるように光が伝播していく。つまり、ランプの光は、全てのランプを1度だけ通る最短の一本の光のラインとなる。
水面に立ち浮遊するランプは、それぞれ刻々と場所を変えていく。
伝播する光の距離の合計が常に最短となるため、同じランプが起点となって輝きはじめても、光の経路は刻々と変わっていく。
伝播していく光が、他の起点となった光と出会い通り抜ける時、光が出会った場所のランプは、それぞれの光が合わさって輝き、そこに長く残っていく。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を感じるだろう。
ランプシェードは、ムラーノ・ガラス(ベネチアン・グラス)を使用。
小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and Boats - Mifuneyama Rakuen Pond
teamLab, 2015, Interactive Digitized Nature, 13min 24sec, Sound: Hideaki Takahashi
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=dQeV7hTlBhc
増殖する生命の巨石 / Ever Blossoming Life Rock
teamLab, 2017, Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=uKqkFlpEfO4
かみさまの御前なる岩に憑依する滝 / Universe of Water Particles on a Sacred Rock
teamLab, 2017, Digitized Nature
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=ovfD2UMS9fQ
生命は連続する光 - ツツジ谷 / Life is Continuous Light - Azalea Valley
teamLab, 2017, Interactive Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=TVTU9ueq3pI
夏桜と夏もみじの呼応する森 / Resonating Forest - Cherry Blossoms and Maple
teamLab, 2017, Interactive Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=RH4vAE-10XA
谷間の呼応する森 / Resonating Forest in the Ravine
teamLab, 2019, Interactive Digitized Nature, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/resonating-trees-in-the-ravine/
谷間にある森が光り輝く。木々の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように明滅している。
木々の光は、鑑賞者が近くを通ると、光の色を変化させ色特有の音色を響かせる。そして、その木の光は、放射状に近隣の木々に伝播していく。伝播した木の光は、同じように音色を響かせながら、次々に隣の木に伝播させ、連続して広がっていく。
森の奥から光が押し寄せてくれば、向こうの方に人がいることを意味する。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識するだろう。
谷間にある森が光り輝く。木々の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように明滅している。
木々の光は、鑑賞者が近くを通ると、光の色を変化させ色特有の音色を響かせる。そして、その木の光は、放射状に近隣の木々に伝播していく。伝播した木の光は、同じように音色を響かせながら、次々に隣の木に伝播させ、連続して広がっていく。
森の奥から光が押し寄せてくれば、向こうの方に人がいることを意味する。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識するだろう。
岩壁の空書 連続する生命 - 五百羅漢 / Rock Wall Spatial Calligraphy, Continuous Life - Five Hundred Arhats
teamLab, 2017, Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=WNKQcKPCV4M
岩割もみじと円相 / Split Rock and Enso
teamLab, 2017, Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=nLhknGa7UOY
忘却の岩群 / Sea of Rocks of Oblivion
teamLab, 2017, Interactive Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=DLABI53B4fE
空中に生える木 / The Floating Tree
teamLab, 2019, Digitized Nature
森の中の神木に続く道の入口付近にある、空中に生える木。
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/floatingtree/
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/floatingtree/
連続する生命の記憶 / Memory of Continuous Life
teamLab, 2017, Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=c3qoZikQvEk
切り取られた連続する生命 - 森の天井 / Cut out Continuous Life - Forest Canopy
teamLab, 2017, Digitized Nature
切り取られた連続する生命 - 森の道 / Cut out Continuous Life - Forest Path
teamLab, 2017, Digitized Nature
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=jtycCGKuox4
呼応する御船山 / Resonating Mt. Mifuneyama
teamLab, 2018, Interactive Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=fLngNidgvIs
具象と抽象 - 神木の森の入口 / Abstract and Concrete - Forest Entrance
teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=ixeL_LV24z8
小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々 / Flowers Bloom in an Infinite Universe inside a Teacup
teamLab, 2016, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=FOIzxPoOcX8
*「EN TEA HOUSE - 幻花亭」に展示
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/flowersbloom
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/flowersbloom
開催概要
チームラボ かみさまがすまう森 - earth music&ecology
http://mifuneyamarakuen.teamlab.art/
#teamLab, #チームラボ, #かみさまがすまう森
会期: 2019年7月12日 (金) - 11月4日 (月)
会場: 御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)
時間: 11:30 - 22:30
※最終入場 22:00
※入場は第一入門口よりご入場ください。以下の時間のみ第二入門口もご利用いただけます。
7月12日 (金) - 9月12日 (木) 20:00 - 22:30
9月13日 (金) - 10月11日 (金) 19:00 - 22:30
10月12日 (土) - 11月4日 (月) 18:00 - 22:30
料金:
#teamLab, #チームラボ, #かみさまがすまう森
会期: 2019年7月12日 (金) - 11月4日 (月)
会場: 御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)
時間: 11:30 - 22:30
※最終入場 22:00
※入場は第一入門口よりご入場ください。以下の時間のみ第二入門口もご利用いただけます。
7月12日 (金) - 9月12日 (木) 20:00 - 22:30
9月13日 (金) - 10月11日 (金) 19:00 - 22:30
10月12日 (土) - 11月4日 (月) 18:00 - 22:30
料金:
「通常チケット」
・大人 平日1200円(8/13~8/16を除く)、土日祝及び8/13~8/16 1400円
・中高生 平日及び土日祝 800円
・小学生 平日及び土日祝 600円
・未就学児 無料
※本アート展には、昼から夜まで終日見られる作品と、夜のみ見られる作品があります。
夜のみ見られる作品は、おおよそ以下の時間からご覧いただけます。
7月12日 (金) - 9月12日 (木) 18:30頃
9月13日 (金) - 10月11日 (金) 17:30頃
10月12日 (土) - 11月4日 (月) 16:30頃
・中高生 平日及び土日祝 800円
・小学生 平日及び土日祝 600円
・未就学児 無料
※本アート展には、昼から夜まで終日見られる作品と、夜のみ見られる作品があります。
夜のみ見られる作品は、おおよそ以下の時間からご覧いただけます。
7月12日 (金) - 9月12日 (木) 18:30頃
9月13日 (金) - 10月11日 (金) 17:30頃
10月12日 (土) - 11月4日 (月) 16:30頃
「昼限定チケット」
・大人 平日500円(8/13~8/16を除く)、土日祝及び8/13~8/16 700円
・中高生 平日400円(8/13~8/16を除く)、土日祝及び8/13~8/16 600円
・小学生 平日300円(8/13~8/16を除く)、土日祝及び8/13~8/16 500円
・未就学児 無料
※「昼限定チケット」は、以下の時間内に作品をご覧いただけます。
7月12日 (金) - 9月12日 (木) 11:30 - 18:00
9月13日 (金) - 10月11日 (金) 11:30 - 17:00
10月12日 (土) - 11月4日 (月) 11:30 - 16:00
※最終入場は終了30分前まで。
※本アート展には、昼から夜まで終日見られる作品と、夜のみ見られる作品があります。
「昼限定チケット」は、夜のみ見られる作品はご覧いただけません。
チケット販売: 御船山楽園、ローソンチケット(Lコード:84247)
お問合せ: 0954-23-3131(御船山楽園ホテル)
協賛: earth music&ecology
協力: サガテレビ
・中高生 平日400円(8/13~8/16を除く)、土日祝及び8/13~8/16 600円
・小学生 平日300円(8/13~8/16を除く)、土日祝及び8/13~8/16 500円
・未就学児 無料
※「昼限定チケット」は、以下の時間内に作品をご覧いただけます。
7月12日 (金) - 9月12日 (木) 11:30 - 18:00
9月13日 (金) - 10月11日 (金) 11:30 - 17:00
10月12日 (土) - 11月4日 (月) 11:30 - 16:00
※最終入場は終了30分前まで。
※本アート展には、昼から夜まで終日見られる作品と、夜のみ見られる作品があります。
「昼限定チケット」は、夜のみ見られる作品はご覧いただけません。
チケット販売: 御船山楽園、ローソンチケット(Lコード:84247)
お問合せ: 0954-23-3131(御船山楽園ホテル)
協賛: earth music&ecology
協力: サガテレビ
【earth music&ecology 協賛にこめた想い】
世界が注目するチームラボによる「チームラボ かみさまがすまう森」は、アース ミュージック&エコロジーの世界観とアートの親和性を感じるプロジェクトです。長期的に応援していきます。
http://www.earth1999.jp/
http://www.earth1999.jp/
【チームラボ】
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、デザイン、そして自然界の交差点を模索している、学際的なウルトラテクノロジスト集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。
チームラボは、アートによって、人間と自然、そして自分と世界との新しい関係を模索したいと思っている。デジタルテクノロジーは、物質からアートを解放し、境界を超えることを可能にした。私たちは、自分たちと自然の間に、そして、自分と世界との間に境界はないと考えている。お互いはお互いの中に存在している。全ては、長い長い時の、境界のない生命の連続性の上に危うく奇跡的に存在する。
47万人が訪れた「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」(2014年)、「ミラノ万博2015」日本館をはじめ、シリコンバレー、台北、ロンドン、パリ、ニューヨーク、中国、シンガポールなど国内外で常設展およびアート展を開催。東京・お台場に《地図のないミュージアム》「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」を常設。2020年秋まで東京・豊洲に《水に入るミュージアム》「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」、2019年8月24日までTANK Shanghai(中国・上海)にて「teamLab: Universe of Water Particles in the Tank」を開催中。2019年7月12日から九州・武雄温泉の御船山楽園にて「チームラボ かみさまがすまう森 - earth music&ecology」開催。
チームラボの作品は、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(オーストラリア・シドニー)、南オーストラリア州立美術館(オーストラリア・アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(アメリカ・サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(アメリカ・ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(トルコ・イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(オーストラリア・メルボルン)、アモス・レックス(フィンランド・ヘルシンキ)に永久収蔵されている。
teamLab is represented by Pace Gallery.
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チームラボは、アートによって、人間と自然、そして自分と世界との新しい関係を模索したいと思っている。デジタルテクノロジーは、物質からアートを解放し、境界を超えることを可能にした。私たちは、自分たちと自然の間に、そして、自分と世界との間に境界はないと考えている。お互いはお互いの中に存在している。全ては、長い長い時の、境界のない生命の連続性の上に危うく奇跡的に存在する。
47万人が訪れた「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」(2014年)、「ミラノ万博2015」日本館をはじめ、シリコンバレー、台北、ロンドン、パリ、ニューヨーク、中国、シンガポールなど国内外で常設展およびアート展を開催。東京・お台場に《地図のないミュージアム》「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」を常設。2020年秋まで東京・豊洲に《水に入るミュージアム》「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」、2019年8月24日までTANK Shanghai(中国・上海)にて「teamLab: Universe of Water Particles in the Tank」を開催中。2019年7月12日から九州・武雄温泉の御船山楽園にて「チームラボ かみさまがすまう森 - earth music&ecology」開催。
チームラボの作品は、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(オーストラリア・シドニー)、南オーストラリア州立美術館(オーストラリア・アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(アメリカ・サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(アメリカ・ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(トルコ・イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(オーストラリア・メルボルン)、アモス・レックス(フィンランド・ヘルシンキ)に永久収蔵されている。
teamLab is represented by Pace Gallery.
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