3D映像に見劣りしない再生音を可能にするL.PASモジュールを発売 L.PAS:LARGE Panoramic Acoustics System
~このモジュールは従来の音響理論に誤りがあることを示唆します~
2019.07.22 10:00
ラージ有限会社(東京都品川区西五反田、取締役:大島 賢一)は、3D映像に匹敵する音をヘッドホンで再現可能にする回路モジュール(L.PA S001)を2019年7月22日に発売します。
【販売内容】
サンプル価格:30,000円(税・送料別)/1個…モノラル
E-Mail: large-inc@ybb.ne.jp
URL : http://large.rgr.jp
【開発の背景】
当社は平成16年に補聴器の研究をはじめましたが研究を始めてすぐに、補聴器の音は大変聞こえ難いことに驚きました。難聴だから聞こえ難いのではなく、耳が正常な人が使用しても聞こえ難いのです。更に、健康な耳のように聞こえる補聴器の開発は不可能というのが通説であることにも驚きました。
「そんなバカなことがある筈がない」と思い研究を続け、健康な耳のように聞こえる補聴器技術を完成させることが出来ました。
そして、この補聴器の音は一般オーディオ用としても優れ、従来ステレオの音を超えることが分かりました。
当社による大量の商品化は難しいことから、多くのメーカー様に使用いただけるようにこの度、主要回路をモジュールとして販売することといたしました。
【モジュールの特徴】
1. 完璧な立体音をヘッドホンで再現できる技術回路(特許:J,US,SIN,TAIWAN,EU)です。
2. 映像と併用で、音源の場所(上下前後さえも)や距離がハッキリ分かり、遠くの音も近くの音に邪魔されないで聞こえ、広い空間の音をパノラマで楽しめる商品を作れます(3DVRの音響部に最適、補聴器なら実像付き)。
3. 受信者(視聴者)が、オリンピックスタジアム等の熱狂の渦に埋没しているように感じる音の動画を放送できるビデオカメラを製造できます(カメラのマイクロホン部にL.PAS001を追加するだけ)。
4. 耳に負担をかけないで自声と周囲の音をパワフルな音でモニター出来る、ライブ歌手用モニターシステムをつくれます。
5. ネット配信システム等のAGCによる音質劣化を殆ど受けないでしかもパワフル&綺麗な音声付き動画を作成出来る商品をつくれます。
6. 従来ステレオよりパワフルで耳への負担が少ない音の再生が可能なヘッドホン商品をつくれます(花火の音も驚きのリアルさ)。
7. 強度の感音性難聴でも健康な耳のように聞こえる(言葉の破損が殆ど無く、せせらぎも心地良く聞こえる)高性能補聴器を造れます。
8. 会議を明瞭に録音出来るスマホやICレコーダーを製造出来ます。
9. 目の前にいる人と話すように会話できる通信システムを製造出来ます(遠隔診療、遠隔介護、ネット教室、疑似旅行などに威力)。
10.通話音が聞こえ易い、スマホ等の電話機を造れます。
【参考資料URL】
http://large.rgr.jp/H-aid/N-technology/index.html
≪仕様書≫
LARGE L.PAS001-I
LARGE Panoramic Acoustics System module L.PAS001-L
【主要規格】
電源電圧 : 単電源 2.0~5.5VDC(5V推奨)
消費電流 : 約1.2mA
入力信号電圧範囲 : 約rail-rail以下((1)ピン電圧)
最大出力電圧 : 約rail-rail(設定可能)
許容出力負荷インピーダンス: 10kΩ
周波数特性 : 20Hz~40kHz±3dB
利得 : 3.6倍((1)(2)(3)端子アンプの利得を除く)
重さ : 約1.2g
【端子と機能】
(1)(2)(3):信号入力端子
(4)(5)(6):(e,b,c)出力レベル値設定端子
最大出力(Vp-p)≒(Vce÷23)×18×2
Vce≒(0.6/R1)×(R1+R2)
(7) :グランド端子
(8) :1/2VDD入力端子
(9) :出力端子
回路ブロック図
外形
【ノート】
L.PASは、補聴器技術が諦めていた健康な耳のような聞こえを可能にします。また、その音はハイファイ用としても優れ、高品質録音が簡単に出来ます。更に、ライブ歌手のモニターシステムでは耳への負担を完璧に防げます。しかも実際以上にパワフルな音量も可能です。
L.PAS-001(L.PASモジュール)に入力された音信号は、小さなダイナミックレンジ内に押し込められて(9)番端子から出力されます。この動作でL.PAS-001は小さな信号と大きな信号とのレベル差が少ない信号をつくり出します。そして、出力信号の再生音はレベル変化が少ないので、大きな信号に邪魔されないで遠くの音(つまり小さな音)もよく聞こえます。
これは、人体の耳特性と同様であり高音質を楽に聞くことが出来ます。また、映像(視覚)と組み合せることで、音源の距離や方向(上下や後方も)が収録現場と同様に明確に分かります。
L.PAS信号をヘッドホンで再生する時、実際より大きくしても過大音の無い自然な音で聞こえるので補聴器用として理想的です。更に3DVRの音響回路としても最適です。リアルな映像とリアルな音の組み合わせだからです(音と映像は密接な関係にあり、二つの組み合わせは重要です)。
過大信号が皆無のL.PAS信号(本モジュールの出力信号)は、音響技術で多用されるAGCの悪影響を殆ど受けません。そのためライブ音楽等、音量が激しく変動する音を生々しく収録/再生出来ます(L.PASとAGCの併用では理想的な自動音量調整が可能)。また、据え置きスピーカー再生では音像の定位にやや難があるものの、小さなパワーで大きな音が出せる利点があります。
このシステムのマイクロホンはバイノーラル用と同等であり、マルチマイクやミキシング作業が不要なので収録が楽です。しかし、本モジュールはノイズリダクションを持ってないので、廉価マイクロホンとの組合わせではノイズが気になることがあります。
しかしノイズ対策のために、再生音と実際の音が同時に聞こえる補聴器やライブ歌手のモニター等では、デジタルノイズリダクションの採用はお薦め出来ません、ディレーを伴う再生音と実際の音が同時に聞こえて音質が大きく損なわれるからです。
けれども、ビデオやICレコーダーと組み合わせて使用する場合は、あまり問題は起こりません。ビデオやICレコーダーには大抵ノイズリダクションが内蔵されているし、実際の音と再生音が同時に聞こえる使われ方はあまりされないからです。
出力信号の最大値は、(4)(5)(6)番端子の外部回路で設定できます。右図はその内部回路であり、トランジスタのコレクタには音声信号が加わります。
(9)番端子出力の最大値はこの回路のVceによって決まります。
Vceの最大値≒(最大Vce÷23)×18×2です。
Vceが最大の時、Vbeは0.6VですからVceの最大値は「(0.6/R1)×(R1+R2)」Vp-pなので、R1とR2の定数で決めることが出来ます。
つまり、(9)番端子の最大出力約(Vce÷23)×18×2です。また、最大Vceが0.6Vでよい場合は(5)(6)番端子をショートするだけで事足ります。
【会社概要】
会社名 : ラージ有限会社
代表者 : 大島 賢一
所在地 : 〒141-0031 東京都品川区西五反田6-25-2-303
設立 : 平成13年4月
事業内容: 音によるコミュニケーション機器の研究
資本金 : 300万円
URL : http://large.rgr.jp
取引銀行: 三井住友銀行、ジャパンネット銀行
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