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Fractaと東邦ガスは、 ガス管での劣化予測AIの共同実証に着手

<世界初>1,000超の環境変数を用いた配管劣化予測AIのガス管への適用

Fractaと東邦ガス株式会社(以下「東邦ガス」)は、2019年8月から東邦ガス管内(愛知、岐阜、三重の3県)におけるガス管劣化予測のアルゴリズムに係る実証実験を行います。1,000以上の環境変数を用いた配管劣化予測AIアルゴリズムをガス管へ適用するもので、「世界初」の取り組みとなります。



Fractaは、米国カリフォルニア州シリコンバレーで生まれたベンチャー企業であり、AI(人工知能)/機械学習を用いて、水道管の配管素材・使用年数、過去の劣化情報などのデータと、土壌・気候・人口などの環境データを組み合わせて解析することで、水道管の最適な交換時期を導き出し、水道管の更新投資を最適化するソフトウェアサービスを、全米50州のうち20州にまたがって40を超える水道事業者に提供しています。


東邦ガスは、エネルギー事業者としての使命である安定供給と安全・安心を確保するため、ガスの経年管を計画的に入れ替える保安対策を着実に推進してきました。

この度、ガスの経年管入替における投資対効果をより高くすることを目的に、東邦ガスが蓄積してきたガス管路や検査結果のデータと、Fractaが有するAI/機械学習の最先端技術や環境データベースを活用することで、ガス管の劣化度合を予測するアルゴリズムを、2019年度末を目途に構築します。


アルゴリズムの十分な精度が検証された暁には、ガス管劣化予測の新技術としてソフトウェアの実用化および国内への展開も目指します。




【参考】水道管向けFractaソフトウェアのイメージ



【Fracta概要】

会社名  : Fracta(フラクタ)

設立   : 2015年6月

所在地  : 米国カリフォルニア州(シリコンバレー)

従業員数 : 35人(2019年2月末現在)

CEO   : 加藤 崇

事業内容 : AI(人工知能)/機械学習に基づくインフラ劣化予測のソフトウェア開発

WEBサイト: https://www.fracta-jp.com/ (日本語)

       https://fracta.ai/ (英語)


【東邦ガス概要】

会社名  : 東邦ガス株式会社

設立   : 1922年6月

所在地  : 愛知県名古屋市熱田区桜田町19-18

従業員数 : 2,759人(2019年3月末現在)

社長   : 冨成 義郎

事業内容 : 愛知県、岐阜県、三重県における都市ガス事業など

WEBサイト: https://www.tohogas.co.jp/

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