自然を眺めるだけでなく、身をその中へ・・「奈良偲の里　玉翠」2019年7月リニューアルオープン

2019.08.14 09:30

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大正2年より伊豆にて旅館を運営する有限会社玉翠館(所在地：静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本971-1、代表取締役社長：太田智康)は、休館日期間を設けた後、2019年7月に奈良偲の里　玉翠をリニューアルオープンいたしました。今回のリニューアルのポイントは、(1) より尖ったコンセプトのための設備投資、(2) 食事処のリニューアル、(3) 顧客ニーズに沿った旅館備品導入、(4) 顧客ニーズに合った商品プラン設計でございます。

それに伴い、新たなプランである、「新・美味少量会席」プランを期間限定の割引価格でリリースいたします。

「奈良偲の里　玉翠」詳細URL： https://www.gyokusui.jp/

(1) より尖ったコンセプトのための設備投資

これまでは、庭園等の自然を鑑賞することによって、お客様によりゆったりとした時間をお過ごしいただくことをコンセプトとしておりました。しかし、当館には、海といったお客様が伊豆に期待する自然がございません。自然を鑑賞するという点だけでは、差別化ができない現状が続いておりました。そのような中、身を自然の中に置き、それを最前線で体験できる宿泊施設が少ないことがわかりました。そのため、『自然を眺めるだけでなく、身をその中へ・・』をコンセプトとして、設備投資をいたしました。

竹林の径と七福神めぐり

具体的には、竹林の貸切風呂近隣の土地を購入し、竹の原生林の中に約200メートルの径を設計いたしました。その道に七福神の石像を設置し、竹林を散策しながら七福神めぐりをお楽しみいただけるようにいたしました。また、散策をより長い時間お楽しみいただけるよう、竹林の径の中に『休憩所』を設計いたしました。

竹林の径と休憩所

また、自然との距離をより近くするため、ラウンジのレイアウトも変更いたしました。具体的には、ソファーなどの家具をリニューアルし、その向きを庭園に向けました。

ラウンジ全景

(2) 食事処のリニューアル

当館の従来の食事処は、掘りごたつ形式のものでございました。お客様の年齢層の高さも相まって、足腰への負担が大きいという意見が、アンケート集計の結果多々ございました。そのため、食事処を足腰への負担がよりかからない椅子・テーブル形式のものにリニューアルいたしました。また、このリニューアルには、スタッフの食事提供業務の円滑性も向上し、サービス面でも顧客満足度の向上に繋がると考えられます。

リニューアル後食事処

(3) 顧客ニーズに沿った旅館備品導入

アンケート集計を踏まえて、お客様からのリクエストの多かった客室備品をリニューアルいたしました。具体的には、客室でコーヒーを楽しめる『コーヒーメーカー(ネスプレッソ)とミネラルウォーター』、湯上り後の時間をより快適にする『バスローブ』、館内の移動をより快適にする『作務衣』を新たな客室備品として、導入致しました。

(4) 顧客ニーズに合った商品プラン設計

旅行会社や旅行サイトなどの年間のアンケートを通じて、「量は少なくても、質がよりいいものを・・」、「2泊、3泊といった長い間の滞在がメリットになるといい・・」という意見を多く頂きました。

それらのお客様のニーズをくみ取り、二つの商品をリリースいたしました。

「新・美味少量会席」プラン

より厳選した旬の食材を“少しずつ”お召し上がり頂ける、女性、シニアのお客様のための全10品『新・美味少量会席』。

具体的には、煮物は金目の煮付け(切り身)へグレードアップ、メインは柔らかな国産牛のフィレステーキまたは、鮑の踊り焼きの2つからお選び頂くことができます。

メイン料理をそれぞれお選びいただき、2つの味をシェアしてお愉しみ頂けるhalf&halfをおすすめしております。